プロストワインハンデル公式ブログ「クライナー・プラッツ Kleiner・Platz」

ドイツのリューデスハイムに所在するドイツワイン専門店です。在住者ならではの新鮮な情報と個性的なワインをご紹介します。

ライン河の増水

2018年01月31日 10時24分00秒 | 日常のこと

こんにちは!えだほみです

 

今年のドイツは暖冬です。寒い日もたまにはありますが、例年に比べると暖かいです。

生活をする上では、暖かい方が良いですが、

きっと今年はアイスワインの収穫はないのかなぁ・・・と少しさみしい気も致します。

暖冬の影響はここだけではなく、ライン河にも。

ご覧ください!

 

これだけではわかりにくいですね。

道路にほぼ平行するかのように水位があがっています!

いつもなら、水位が低いので船もこんなに高く大きくみえることはないですし、

船に乗る桟橋も上り坂のようになったりはしていません。

 

今年の夏と現在を比べると…

撮影している場所は違うのですが、以前は中州があったのに、今はもう影も形もありません。

 

一番ひどいときには、道路に水があふれ通行止めになったり、

ライン河クルーズが運航中止になったり致しました。

いまは、水位も落ち着きクルーズも運行できるようにはなりましたが

また雨が続くとどうなることやら…

 

日本も大雪だったりと、今年はなんだか変な天候ですね。

でも!今年も良いブドウが育ち、美味しいワインをお届けできれば…と願っております!

 

えだほみ


ドイツの温泉文化

2018年01月22日 13時01分03秒 | ドイツ旅行で使える単語

この寒い時期、日本の銭湯が恋しくなりますがドイツにも古くからの保養地として各地にTerme(テルメ)と呼ばれる温泉、サウナの施設があります。

今回はそんな日本の銭湯文化とは一味違ったドイツの温泉を紹介します!

ヘッセン州の州都であり、まさに当店のあるリューデスハイムから電車で30分の距離に位置するヴィースバーデンも古くからテルメのある保養地として愛された土地で、今でも町の中心にあるフリードリッヒカイザーテルメについて案内します。

中央駅から中心街までは徒歩で真っすぐ15分そこからテルメまではすぐです。

到着したのは夕方でしたが冬はやはりドイツ人も同様、温泉は人気のスポットなのか平日にも関わらず老若男女多くの人で賑わいを見せています。

 

こちらのテルメは100年以上の歴史のある古代ローマ式の温泉施設で内装も歴史を感じさせる造りになっています。

浴槽内の写真はもちろん撮る事は出来ませんでしたが、エントランスも趣深いものになっています。

そしてロッカーの鍵を受け取り、中に入って驚きなのが施設内男女混浴で、さらに水着不可であるということです。

こうした混浴文化はここに限ったことではなくドイツにおいては一般的であることにカルチャーショックを受けますね…

 

浴槽のバリエーションとしては中央に大きなプールがあり、

サウナが4~6種、日本の温泉から比べ温めの浴槽が3種ほどあり、さらにリラクゼーションルームや追加サービスでのマッサージなどが受けられます。

料金も日本と比べ少し高めですが、銭湯好きの方、少し違った古代ローマ的な温泉を体験してみたい方は一見の価値ありです!

また、混浴が心配な女性の方、毎週火曜日はレディースデーになっておりますのでご安心ください。

テルメで温まった後はぜひ、リューデスハイムまでワインを飲みにお越し下さい!

Etukoでした

 


ハンブルク、リューベックのクリスマス

2018年01月05日 12時26分24秒 | クリスマスマーケット

明けましておめでとうございます!

ドイツでは相変わらず町中でロケット花火や爆竹の音が鳴り響く、煙くさい年越しでした 笑
どうにも騒がしくて好きになれません
花火なら綺麗な色の手持ち花火と、線香花火がいいなぁ…

さて、クリスマス、年越しが終わり、こちらリューデスハイムはオフシーズン。
閑散としています
特にこれといったイベントもないので、今回のブログもクリスマスマーケット報告でお送りします

ハンブルクとリューベックに行ってきました!

択捉島より緯度が高いんですが、凍えるほど、ということもありません。
暖流の影響ってすごい

ハンブルクはベルリンに次ぐ都会なので、お買い物なども楽しめますし、
オペラやミュージカル、バレエなどの舞台も充実、
それからレーパーバーンなんて有名な歓楽街もあります。
そんなハンブルクの私のお気に入りは倉庫街

運河にかかる橋の数はヴェネチアよりも多いそう。

ここのマーケットはWeihnachtsmärkte(複数形)と、町のあちこちにマーケットが点在してます。
一つ一つは小さ目ですが、町の散策がてら立ち寄りしていけるのは観光としてもいいかも


それからリューベック。
ハンザの女王と呼ばれる綺麗な町です

ここにはRotsponという面白いワインがあります
こんな寒い土地にワイン?と思うかもしれませんが、実はフランスワイン。
リューベックでは昔から塩が取れ、ヨーロッパ各地へ輸出していました。
フランスへ塩を運び、リューベックへ戻る際に、塩を入れていた樽にワインを詰めて持ち帰ったのが始まり。
フランスで生まれ、リューベックで熟成されたワインはナポレオンも称賛したんだそうな。

 北に行くと街並みなど、リューデスハイムとは雰囲気も全然違って、
遠くまで来たぞ!と旅行気分が盛り上がります

とおやでした