プロストワインハンデル公式ブログ「クライナー・プラッツ Kleiner・Platz」

ドイツのリューデスハイムに所在するドイツワイン専門店です。在住者ならではの新鮮な情報と個性的なワインをご紹介します。

大人が楽しめるクリスマスマーケット☆

2017年12月23日 08時24分40秒 | クリスマスマーケット

こんにちは、岡ピーマンです

約1ヶ月程続いたドイツのクリスマスマーケットも終わろうとしています

前回に引き続き、クリスマスマーケットのレポートをお届けします

 

★エスリンゲン★

ここはシュトゥットガルトの町から電車で15分程の小さな

可愛らしい町です

 

まずは上からエスリンゲンの町を一望!今は収穫が終わってしまいましたが、

ぶどう畑が広がるワインが有名な地域でもあります

クリスマスマーケットは3か所で行われていますが規模が小さめなの

でまわりやすく、木組みのお家もたくさんあるドイツらしい町並みでした

中世風なクリスマスマーケットと通常とは少し違った雰囲気が楽しめ、

屋台小屋のお店の方々の服装や中世ならでわのゲーム小屋など、見ているだけで

違う時代にタイムスリップしたような気持ちになれます

そしてここのもう1つおすすめはおいしい屋台飯がたくさんありました

実際にほとんどのお店に窯焼きが設置されており焼き立てのパンを使った

料理やバンビのお肉などちょっと珍しいものもありました。

 

 

★アウグスブルク★

私が一番行きたいと思っていたクリスマスマーケット

ここはミュンヘンから電車で50分程の場所にある町で、エンゲルシュピールと呼ばれる

天使による演奏が行われることで有名なマーケット

実際にみた感想は...とっても良かったです

市庁舎の窓に天使たちが現れる姿は幻想的で美しかったです

 

これは週末にかけてのみ行われるイベントとなっております。

夜のライトアップがなんとも言えない煌びやかさがあり、期待通りでした

町は可愛らしいパステルカラーの建物が多いので昼間の明るい内に町の

雰囲気を楽しみ、夜は存分にマーケットを楽しめました

最後の写真は市庁舎の中から撮った1枚です本当に素敵でした

是非、足を運んでみてください


☆★☆ ドイツ各地のクリスマスマーケットに行ってきました~ ☆★☆

2017年12月19日 09時05分13秒 | クリスマスマーケット
どうも。久々に登場しましたバッハです

 

最近のプロストブログにて、リューデスハイム近辺のクリスマスマーケットをお送りしましたが、

今回は少しだけ遠くの街のクリスマスマーケットをご紹介したいと思います。

 

★ケルン★ 

ケルンではテーマに分かれ、なんと7つのクリスマスマーケットが開催されていました。

そのうちのいくつかをご紹介します。

エンジェルがテーマ
白基調で木には星が散りばめられていて、可愛らしい印象のマーケット。
天使の飾りもマーケット内でたくさん見かけました。

 

聖ニコラウスがテーマ
こちらも至る所に聖ニコラウスの文字が。
グリューワイングラスにもちょっとリアルな顔の絵が印刷されていました。ちょっとお顔が恐い・・・
写真がなくてスミマセン

 

 

テーマが謎なクリスマスアベニュー
ライトアップの色が斬新というか、とりあえず派手なマーケット。
音楽も大音量で流れていて、クラブのような雰囲気でした(笑)


トイレもキラキラ!!




エルフがテーマ
昔絵本で、靴屋の親父さんを助けてくれる小人?エルフ?の話を読んだことがありますが、
そんな身近にいるエルフ達がモチーフにされてるみたいです。


この会場はエルフの絵柄のグリューワイングラスでしたが・・・

まさかの11種類・・・ 迷ってしまうわ!!(笑)

 

大聖堂
ここはケルン大聖堂前にどっしり構えたクリスマスマーケット。
大聖堂があるので、ここは特にテーマと言うよりはスタンダードに素敵なマーケットでした。
ステージもデカい!!オシャレ!!



★エアフルト★

リューデスハイムから3時間半くらいのところにある町。

ここも大聖堂や途中のマルクト広場でマーケットをやっていますが、

高い建物が少なくひらけているので、マーケットが一望出来て素敵なんです!

雰囲気もとってもいいですよ!バッハのおすすめです!!

 

観覧車からの眺め。上から見るとまた違った印象ですねー



次の日は雪も降ってホワイトクリスマスに。
ここは、川の上に架けた𣘺の上に住居が建っているというエアフルトの観光名所。
私も実はここが見たかった!!笑

 

★ストラスブール★

ドイツのクリスマスマーケットに比べると割とこじんまりした印象。

でも、店先の屋根や看板には可愛らしい装飾が施されていました。

 

 

街によって様々なモチーフのクリスマスマーケットが繰り広げられていているので、

飽きずにまだまだ他の場所にも挑戦する予定です!!

 

皆さんも素敵なクリスマスをお過ごしください

 

バッハ


この時期の味覚。

2017年12月17日 14時57分15秒 | レストラン

お疲れ様です。

ささです

最近めっきり寒くなり、外に出るのも億劫です。

休みの日は一日中部屋にこもりたくなりますが、どうしても外に出ないと食べられない旬の食材があります。

「Gänse ゲンゼ」です。

この時期は、イノシシやシカ、カモなど «ジビエ» と呼ばれる食材がレストランのメニューを彩ります。

その中でも特におすすめなのがこの「Gänse ゲンゼ」なのです。

英語でGoose、日本ではガチョウと呼ばれるこの鳥。日本ではあまりお目にかかれないかと思います。

ミニトマトが乗っかっているのがガチョウのもも肉です。

オーブンで皮をパリッと仕上げ肉はほっくり柔らか。ソースは肉汁をベースにブイヨンを加えた濃厚タイプ。

ガチョウ特有のしっとりとした肉質と、ジューシーな脂身が口の中で一体となり大変美味です。

付け合わせの黄色い球体は、Knödelクヌーデルです。

ジャガイモの団子でもちもちの食感が魅力です。すいすい食べられますが素材がイモなので結構おなかも満たされます。

紫色の小鉢は紫キャベツの酢漬けをベースにしたクランベリーソースです。

お肉に果実の甘みが爽やかに口のなかを和ませ、また次にお肉が食べたくなるという素晴らしい循環を生み出します。

合わせるワインはもちろんドイツの赤。

しっとりとした食感のもも肉と、さらっとしたガチョウの脂は少し酸味が効き、渋くないドイツの赤と相性ピッタリ。

弊社で取り扱いのあるワインとしてはこれが一番近いかな。

http://prostweinhandel.shop-pro.jp/?pid=122587131

さっぱりと飲め、重くないタイプなのであらびきのソーセージや、鶏肉のハーブ焼きなどとも相性がいいですよ。

 

この時期にドイツに来る方には是非お試しいただきたいそんな冬の味覚。

大変おいしゅうございました。

ささ

 

 

 

 

 

 

 


リューデスハイムのクリスマスマーケット。続編

2017年12月12日 15時49分33秒 | クリスマスマーケット

みなさまこんにちは!

頻繁に登場します、えだほみです

 

さて今日は我らがリューデスハイムのクリスマスマーケットの続編!

前回のブログで、リューデスハイムのテーマは「インターナショナル」ですとお伝えしました。

またまた小刻みにご紹介します!

 

ライトアップやデコレーションがかわいらしいです♪

 

こちらは、北欧のブース。

 

看板もかわいいですね~

 

ムーミングッズ(と言ってもわずかでしたが)やあたたかそうなセーターや手袋など

売っていました。

こちらでは、トナカイのソーセージもあるそうですが、私は最後の最後に挑戦しようと

思っております!

 

次はフランス!マカロンが売ってます!

 

そしてこちらは、Ungarisch(ハンガリー)です!

ピザみたいですが、ドーナッツに近いような甘い生地で、ふわふわもちもち、カリっとしていて、

上はラームゾーセと言ってクリームチーズみたいなものがのっています。

なかなかの美味でした!このソース以外にもたくさん種類はあります。

 

この食べ物(名前をわすれました)のすぐ後ろにひっそりとおいてあるのが、今年のリューデスハイムのカップです!

プロスト・ドイツ本店でも販売しています♪

手前の絵はちょうど私たちのお店のすぐ近くです!

反対側の絵は、リューデスハイムの名物(?!)ザイルバーンというリフトがあり、

ブドウ畑の上をすいすい上っていくのですが、そのザイルバーンにサンタが乗っている

というちょっとかわいらしいかんじです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

少しでもクリスマスマーケットの気分を楽しんで頂ければなぁと思っております!

今日の絞めは、どのクリスマスマーケットにもキリスト生誕の様子を人形で表した

「Krippe(クリッペ」と呼ばれる写真です。

各地によって、少しずつ違いますのでこれも楽しみの1つとしてご覧になるのも

良いかと思います!

 

あ~・・・写真がわかりづらくてごめんなさい・・・

 

 

えだほみ


ボーヌ 栄光の三日間

2017年12月04日 15時51分37秒 | 
クリスマスマーケットが始まり、このブログもマーケットの話題が多くなるかと思いますが、
今回はちょっと違う話題を。と言ってもやっぱりお祭りの話題なのですが…
実は11月、フランス、ブルゴーニュへ行って参りました!
目的はワインのお祭りとしてはとても有名なボーヌの「Les Trois Glorieuses(栄光の三日間)」
 
お祭りの目玉はここで開かれるワインオークション。
世界中から集まるワイン好きのために、オークション以外にもこのお祭り期間は
町のワイナリーやワインショップ、レストランでも普段は出せないちょっといいワインの試飲ができたりします
 
 
オークション会場の建物
 
 
オークション会場は、かつて中世に建てられた貧しい人々のための慈善病院。
(今は病院としての役割はすでになくなっており、建物は博物館となっています)
貴族より寄進されたブドウ畑からのワインを競売にかけ、その収益を病院の運営費にあてたのが始まりです。
ブドウで成り立っているところが地域ならではですよね。
本当に中世の昔からワイン造りが盛んだったことが窺えます。
 
街の様子
 
 
お祭りなので屋台も出てます。
 

写真はチーズ屋さんですが、エスカルゴやカキなど、ちょっと屋台飯のイメージじゃないものも出てました。
 
 
コルクの早開け選手権?
 
さて、今回の目的はワインの試飲と購入!
オークションはボトル売りじゃなくて樽単位なので買えません 笑
ちなみに300ボトルほどに相当します
試飲は蔵の見学もかねて地下で行われております。
結構広くて樽やボトルがたくさーん並んでました!
試飲は有料で、入り口で支払うとチケットとグラスを渡してもらえます。
 
蔵の中
 
 
順路に添って中を進むとところどころにカウンターがあり、試飲ができます。
 
 
 
 
プルミエクリュ(1級畑)、グランクリュ(特級畑)や年代物のワイン等、いろいろありました
こんな良いワイン、なかなか飲めないので本当に貴重な体験です。
 
実はこのブルゴーニュのMeursault(ムルソー)と言う町はここリューデスハイムの姉妹都市なんです。
ムルソーにグランクリュ指定の畑はありませんが、その分優良なプルミエクリュがあることで有名。
毎年8月に開催されるリューデスハイムのワイン祭りにもムルソーからゲスト出店してるので、
機会があったら是非試してみてくださいね
 
全部で20種類ほど試飲してきましたが、全体的に繊細でエレガントなワインが多かった印象です。
ドイツワインが身近にある私にとって興味深かったのはこの地域の赤ワイン。
ドイツの赤ワイン品種として1番広く栽培されているPinot Noir、そしてこのボーヌ地域の赤ワインもPinot Noirなんです。
ドイツと同じく単一品種からのワインという共通点もあり、Pinot Noir種の地域差をシンプルに見ることができました。
果実味豊かでチャーミングなこの黒ブドウの素晴らしさを再確認
 
とおやでした

ドイツイチ小さいクリスマスマーケット?!

2017年12月01日 11時31分41秒 | クリスマスマーケット

みなさまこんにちは!

連続してえだほみです

 

11月30日、リューデスハイムの山の方では初雪が降りました。

うっすらと積もったくらいですが、一面が雪で覆われ、幻想的でした。

それにしても・・・

さ  む  い ・・・

芯から冷える寒さです。

 

そんな帰り道、なんだか光っているところをみつけ、

光に誘われてほいほい足を延ばしてみました。

そこは、リューデスハイムの隣の隣の村「Lorch(ロルヒ)」というところです。

一見、プライベートでなにかされてるのかな~と思い、とりあえず横目でチラ見しながら通り過ぎ・・・

が、ここ以外はシーーーーン・・・と静まり返っておりました。。

でも“Weihnahatsmarkt"クリスマスマーケットの文字があったので、

とりあえずもう一度ここへ戻り、聞いてみると、「誰でもグリューワイン飲めるよ!」とのことだったので

頂くことに。

お店はこの1軒のみ。

売っているのはグリューワインとホットオレンジジュース、パン1種のみ!

なんともクリスマスマーケット、とは呼びにくいですが

平日にもかかわらず地元の方が多く訪れており、とてもほんわかした

アットホームな、地元感溢れるものでした。

グリューワインのカップは、とてもスタンダードでシンプル!ながらも、私は大変気に入りました!

地名もなにも入ってませんが、逆になかなか手に入らないのでは?!と思い

ついつい、お持ち帰りしました

 

イルミネーションが綺麗で、たくさんお店があるところも魅力的ですが

こんなにも小さく、それでも地元の人々が集うマーケットも

素敵だな~と感じました。

さいごに。

ロルヒの夜景です。

 

えだほみ