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小学教師の雑感・多感

通じるものがあれば幸いです。

ぜひ情報交換いたしましょう。

ツイッター はいったー

2011年07月22日 | Weblog
先ほど、遅ればせながら、ツイッターというものに手をのばしてみました。

原発関連の情報収集と、できれば脱原発の流れに参加したいという思いからです。


「絶対」という言葉は嫌いで、物心ついてから、使ったことはないかと思います。

しかし、こと原発については、「絶対・反対」です。

人間、とりわけ子供のいのちに影響を及ぼすようなエネルギーシステムは、“ただちに”なくすべきです。


もう、悲観ばかりしているのも疲れました。

かといって、不確かな「楽観主義」にも陥りたくはありません。


以下は、時の人・小出裕章先生も参加する集会です。

恐らく、まだ席はあるかと思いますので、良かったらご一緒しましょう。

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第2回 核・原子力のない未来をめざす市民集会@台東

3.11原発震災以降を私たちはどう生きるか

日時 2011年8月27日(土)12:00~16:30(開場11:30~)

場所 東京都立産業貿易センター 台東館5F
   http://www.tokyo-trade-center.or.jp/TTC/contact/map/index.html
  *東京メトロ銀座線、東武伊勢崎線浅草駅から徒歩5分
  *都営浅草線浅草駅から徒歩8分

■プログラム

■SESSION� 12:00~

福島第一原発で、何が起きているか

田中三彦さん/ サイエンスライター・元原子炉設計技術者

20ミリシーベルト基準を棚上げして除染始まる―避難・疎開のとき

中手聖一さん/ 子どもを放射能から守る福島ネットワーク代表
■SESSION� 14:30~

核=原子力の本質―原子力発電で、私たちが知っ ておきたいこと

小出裕章さん/原子力安全問題研究者・京都大学原子炉実験所助教

■主 催:核・原子力のない未来をめざす市民集会実行委員会

■協 賛:原子力資料情報室/東京・生活者ネットワーク

■資料代:1000円

■座席数:700席

予約が必要です。先着お申し込み順とさせて いただきます。
当面は(~7月17日まで) koho●seikatsusha.net(●を@に変えて送信してください)で予約をお受けします。

<お名前><ご住所(区市町村まで)><お電話番号(あれば、FAX番号もお書きください)><Eメールアドレス>などをお書きください。お一人1枚とさせていただきます。

なお、7月18日(月)以降は、ブログ(核・原子力のない未来をめざす市民集会)を公開しますので、ブログの「お申し込みフォーム」から、ご予約ください。

■連絡先:TEL03・3200・9115/ FAX03・3200・9274(市民活動共同事務所 担当:上坂・加藤)または、koho●seikatsusha.net(●を@に変えて送信してください)

市民集会開催にあたり、賛同団体を募っています(一口1000円、何口でも/入場チケット1枚)。メール・電話・FAXでお申し出ください。当日のプログラムに団体名を掲載させていただきます。賛同余剰金は、“子どもを放射能から守る福島ネットワーク”への活動カンパとさせていただきます。会場でもカンパを募ります。

ご不明な点は、お問い合わせください。

■講師プロフィール

田中三彦(たなか・みつひこ)
サイエンスライター。元原子炉製造技術者。
1943年栃木県生まれ。68年東京工業大学工学部生産機械工学科卒業。68年バブコック日立入社。福島第一原発4号機などの原子炉圧力容器の設計に関わる。77年退社。サイエンスライターとして、主に科学および科学思想に関わる翻訳・著述活動を行う。「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」呼びかけ人。中央大学非 常勤講師。訳書に、A.ダマシオ「デカルトの誤り」(筑摩書房)、同「無意識の脳、自己意識の脳」(講談社)、L.ムロディナウ「たまたま」(ダイヤモンド社)ほか多数。著書に、「科学という考え方」(晶文社)、「原発はなぜ危険か」(岩波書店)など。

中手聖一(なかて・せいいち)
子どもたち を放射能から守る福島ネットワーク
代表。原発震災後に数人の仲間たちと「原発震災復興・福島会議」を立ち上げ、福島老朽原発を考える会の協力のもとに、学校の放射線量を測定。調査からはすべての対象校が高濃度に汚染されているだけでなく、側溝や芝 生などでカウント値が高いホットスポットがあることが分かった。この結果にもとづいて、福島県に対して新学期の延期、詳細調査などを要請。その後、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」を結成。政府や福島県に20ミリシーベルト基準撤回、被曝線量低下のための具体策の実行、放射線リスクアドバイザーの交代などを要求している。

小出裕章(こいで・ひろあき)
京都大学原子炉実験所助教。1949年東京生まれ。東北大学原子核工学科卒業、同大学院修了。原子力の「平和」利用に深く夢を抱き勉学にいそしむが、大学闘争に出会い、女川原発建設に対する反対運動に接する機会を得た中で核と原子力が一体であること、原子力が差別の上にしか成り立たないことを知る。以降、原子力を廃絶させることを自らの課題とする。研究テーマは核・原子力施設による環境汚染の解明、原子力施設事故の解析など。伊方原発訴訟住民側 証人。著書に、「放射能汚染の現実を超えて」(北斗出版)ほか多数。近著に、「隠される原子力・核の真実 原子力の専門家が原発に反対するわけ」(創史社)、「原発のウソ」(扶桑社)など。1987年から年度版百科事典「イミダス」の原子力 の章を執筆。

東京・生活者ネットワーク
加藤千鶴子/上坂胡桃
東京都新宿区歌舞伎町2-19-13ASKビル5階
TEL03-3200-9234
FAX03-3200-9274
koho●seikatsusha.net(●を@に変えて送信してください)

気持ちをつくる

2011年07月17日 | Weblog
NHKTVの報道。

避難勧奨地域の家庭で、お母さんや家族が食事などで集まるたびに放射能の話をしている。

それを聞いていた小学低学年の女の子が「どうせ私に未来はないんでしょう?」と言ったという話が紹介されていたらしい。


震災・原発事故から、約4カ月。予断を許さない状況が続いているが、陰鬱な気持ちに大人も子供も疲れつつあるように思える。

疲れることは、仕方ない。でも、疲れていても現状は好転しない。


私も、いろいろな情報に触れては心を痛めてきたが、最も私がショックを受けた一つが「キエフ病院の今」。

目に触れた方も多くいるかもしれませんが、チェルノブイリから25年たった今のキエフの病院を、イタリア国営放送が伝えたもの。

キエフ病院の子供たち 2011 - 原発事故のもたらしたもの


これを見ると、今の子ども達が親になる頃~未来~が、心配でたまらなくなる。

まさに未来はない・・・というか、暗い・・・と思わざるを得ない。


しかしながら、「ただちに影響はない」という“ただち書き”は、ある種の事実であるよう。

ならば、たとえ影響が出る(可能性があった)としても、時間はある。それまでに、何ができるかが問題。


岡野守也氏の最新刊『「日本再生」の指針――聖徳太子『十七条憲法』と「緑の福祉国家」』(ザ・ブック刊、太陽出版発売)が発売された。

 (※現時点で、アマゾンは売り切れ状態でした。)

以下は、その紹介動画。

日本再生の指針


右でも左でもなく、その政党・・・でなく、正当・妥当なとことろ、いかにして総合できるか。


このブログも、それほど更新できていませんが、有りがたいことに、毎日300件ほどのアクセスがあります。

友人・知人が見てくれているのと、教職関係の方々が見てくれているのだと思います。

学校はこれから長い夏休み。いろいろと仕事や行事はあると思いますが、ぜひ読んでみてください。



私は今年度の公務分掌は、児童指導担当。出張や研修が多くある。

先日の研修で、心理の先生の話しは、とても興味深かった。

ポイントは、思ってみること。気持ちをつくること。

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1.そんな思いが在ったていいだろう…と、一次意識はとにかく、認める。

2.これから、○○になるために、○○をやっていこう・・・と、気持ちをつくる。

3.○○をやっていれば、きっとできる…と、自己成就的な予言をする。

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言われてみたら、当たり前。でも、児童指導という観点からは、とても新鮮。


いま私たちは、あえて思ってみる。気持ちをつくることが重要。

嘆いていても、はじまらない。 “問題はあるが、未来も希望もある!”

ウェークアップコール

2011年07月05日 | Weblog
1学期最後の懇談会。


「1学期、残念ながら、ある子の机に“しね”という落書きがありました。

 3.11以降、日々あのような悲しいニュースが流れる中、本当に残念でなりません・・・

 ・・・・・

 
 3.11以降、全てが変わったように思えます。

 ウェークアップ コール。我々は、起きたい・起きたくないにかかわらず、起こされてしまいました。

 学校の役割も、変わってくるし、変わるべきだと思います。

 
   『 絆  つながり  心を一つに 』といった世間で言われるようになった言葉。


 子どもや地域の人が集まる、学校でこそ実現していきたいものです。」


 震災・原発・政治のことなど、見たり聞いたり考えたりすると、気持ちが沈みがちです。

 しかし、子供たちのために、何としても前進させなくてはなりません。

 
 懇談会を終えたことは、自分にとってのウェークアップコール。あゆみの時期到来。

 授業・テスト・あゆみ・事務処理と目が回る日々ですが、夏休みに向け前進あるのみ。

日記指導・・・

2011年06月19日 | Weblog
昨年度、教員になって初めて毎日の日記指導に挑戦した。

提出されたノートを、その日のうちに必死にコメントして返す。

いわゆる“荒れた”環境だったので、子供の本音に耳を傾けたかった。

そして、その声(ふだんは出ない正論・正義)を広げようとした。


今年度の日記は、プリントで提出。

できるだけ早く返そうとしても、気づくとすぐにたまってしまう・・・

今日、はかってみると、たまったプリントの厚さ9センチ・・・何枚くらいあろうか。


気候もいいので、公園の机でコメントをひたすら。

夜は蛍が見られる公園へ移動するつもり。

あの独特のあわい光に出会えるかな。

子ども達の持続可能な未来に向けて

2011年06月12日 | Weblog
子ども達の未来を考えた時に、原発に頼らないエネルギー政策が必要。

ただ願うのではなく、どうすれば、それが可能か。

持続可能な社会づくりでなく、持続可能な国づくりが必要。

岡野守也氏が東日本大震災から3カ月の6月11日、その思いを語ります。


なぜ、持続可能な国づくりなのか。1/2


なぜ、持続可能な国づくりなのか。2/2 改訂版


動画を最後まで御覧になってくださった方、有り難うございます。
編集の不手際で、最後の部分が切れていましたので、「改訂版」に差し替えました。
 
                  (2011年6月15日)

終わりなき事故の後始末

2011年06月09日 | Weblog
サングラハや、持続可能な国づくりの会の会員でもあり、何度も顔を合わせ話もお伺いしたことのある、高世仁さん(ジャーナリスト)が、現在のチェルノブイリを取材し番組を制作されました。
フジTVの「MRサンデー拡大特番」(4月17日OA)で一部、紹介されましたが、この度、5本のVTRをユーチューブに公開されました。

チェルノブイリ「フクシマ」への教訓〈1〉"終わりなき事故の後始末"


特に、子供への影響として、「がんと生きる被ばく者の涙」は、このブログにも、関係が深いと思われます。

ご覧になり、よろしければお広めください。製作者の高世仁さんのご希望です。

イザベル

2011年05月20日 | Weblog

我が家の薔薇、イザベルが満開。

人を寄せ付けない高貴さと、人を魅了してやまない高貴さの両面を併せ持つ。

バラって、やっぱり特別。


本日の一句。

“いばらの道を乗り越えて、バラ色世の中 好機(高貴)さと” (ピンチはチャンス!)

高エネルギー

2011年04月29日 | Weblog

妻の姉と10ヶ月の甥は、福島の郡山にいる。

原発からは、5,60キロということで、まだ「安全」な地域。

しかし、自主的な「屋内待機」状態は続き、精神的にまいっていた。

そこで、我が家にいったん避難。結局、半月ほどで福島に戻った。



原発は怖い。特に、子どもへの影響が。

親になった今、心からそのように思う。


持続可能な国づくりの会の運営委員会でも、原発について議論したことがあった。

その結果、脱原発という方向性は、はっきりと共通認識を持てた。

しかし、原発という「高エネルギー」の問題に本格的に足を踏み入れる前に、やるべきことがあると考えた。

その最たるものが、持続可能な国づくりの会の『理念とビジョン』の広報・深化・内在化。


しかし、福島であのような事故が起こった今、脱原発の声をあげていく必要があると考える。

2月に運営委員長となった、岡野守也氏が、会のブログで原発について述べている。

 ●いまさらながら「地震列島に54基の原発」の恐怖

 ●風力発電という希望


国内に54基ある原発の恐怖。しかし、環境省の発表によれば風力で40基分はまかなえるとのこと。

残りの14基をどうするか。現実味を帯びた議論になる。

そして、その議論をすると同時に、廃炉とする手を打っていく必要があると考える。

しかし、「原発」をそれだけの問題として見るのでなく、トータルな社会問題として見ていく必要もある。

その視点は、持続可能な国づくりの会の推進者の一人、小澤徳太郎氏のブログに詳しい。

特に「原発をなくすだけなら、スウェーデンの“脱原発”は簡単」という内容には、うなずくところが大きい。


今となっては、

「なんで、こんなものをつくってしまったんだろう。」と思うのは当たり前。

「未来の子どものために、クリーンで安全なエネルギーを。」と願うのも当たり前。

そんな当たり前の思いや願いを結集させ、実現していくことがこれからの課題であることは間違いない。


0歳児2人の親に・・・

2011年04月20日 | Weblog
年度初めの懇談会。まずは、学年合同で実施する。

その時は、明るく「8ヶ月の子がいまして・・・」と子育て体験を交えての自己紹介。


その後、クラスごとの懇談会の時は、暗いトーンで入る。

「私事にて恐縮ですが、妻の姉(私にとっては義理の姉)と10ヶ月の子(甥)が、福島より我が家に避難して来ました。先ほど話した通り、私には8ヶ月の娘がおり、0歳児同士が刺激しあって大変な日々です・・・。
 
 皆さん、これまでの子育てには、それぞれの事情で、それぞれのご苦労が、あったことと思います。しかし、そんな苦労があったからこそ、子どもを大事に扱いたいと強く思うのではないでしょうか。
 
 大事な子ども達を陰ながらサポートする、そんな仕事があります。
 PTAの役員です(笑)。ぜひ、立候補をお願いします!」

保護者からは、笑いとともに、「先生、うますぎる!」の声。

そんな和やかな空気の中、スムーズに役員も決まりました。


福島から避難してきた義理の姉と甥も、いったん帰郷した。

半月あまりの共同生活は、本当に楽し疲れた。

福島原発の安定化を切に切に願います。

真っ白な手紙・・・

2011年04月07日 | Weblog
今年度は2年生の担任に。

まだ2日しか顔を合わせていないが、とにかく可愛い。


学級通信の一部を載せます~~真っ白なお手紙~~

出会った次の日のことです。ある子から、折ってある折り紙をもらいました。表には「○○○○先生へ」と書いてあります。私は、手紙をもらったのかと思って、「後で見るね、ありがとう」と受け取りました。放課後、開けてみて、びっくり。中は白紙でした。そして気が付きました。その子は、私に「手紙」をくれたのではなく、折り紙という「作品」をプレゼントしてくれたのだと。子どもの気持ちを理解することができずに申し訳ない気持ちがしました。それと同時に、「まだ始まったばかりなので、今はこの“手紙”といっしょで“白紙”の状態。この白紙の紙が、思い出でいっぱいに広がるような1年にしていきたいな。」と思いました。
 そんな思いを込めて、学級通信を「ミルキーウェイ」としました。私が小学校3年生だった時の学級通信と同じ名です。その時、担任の先生がどんな話しをしていたかは覚えていませんが、「天の川は、牛乳のような色に見えるんだよ。だから、ミルキーウェイと言うんだよ。」と言っていたのは鮮明に覚えています。
 一見、乳白色で塗ったかのような淡い一本の先(白紙)。しかし、じっくり見ると、そこには無数の星や銀河が存在する。子ども達の思いをしっかり受け止め、“かがやき”をじっくり見ていけるようにしていきたい。そんな思いで、今日もらった「手紙」を自分の部屋に飾っておきました。