小学教師の雑感・多感

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ぜひ情報交換いたしましょう。

気持ちをつくる

2011年07月17日 | Weblog
NHKTVの報道。

避難勧奨地域の家庭で、お母さんや家族が食事などで集まるたびに放射能の話をしている。

それを聞いていた小学低学年の女の子が「どうせ私に未来はないんでしょう?」と言ったという話が紹介されていたらしい。


震災・原発事故から、約4カ月。予断を許さない状況が続いているが、陰鬱な気持ちに大人も子供も疲れつつあるように思える。

疲れることは、仕方ない。でも、疲れていても現状は好転しない。


私も、いろいろな情報に触れては心を痛めてきたが、最も私がショックを受けた一つが「キエフ病院の今」。

目に触れた方も多くいるかもしれませんが、チェルノブイリから25年たった今のキエフの病院を、イタリア国営放送が伝えたもの。

キエフ病院の子供たち 2011 - 原発事故のもたらしたもの


これを見ると、今の子ども達が親になる頃~未来~が、心配でたまらなくなる。

まさに未来はない・・・というか、暗い・・・と思わざるを得ない。


しかしながら、「ただちに影響はない」という“ただち書き”は、ある種の事実であるよう。

ならば、たとえ影響が出る(可能性があった)としても、時間はある。それまでに、何ができるかが問題。


岡野守也氏の最新刊『「日本再生」の指針――聖徳太子『十七条憲法』と「緑の福祉国家」』(ザ・ブック刊、太陽出版発売)が発売された。

 (※現時点で、アマゾンは売り切れ状態でした。)

以下は、その紹介動画。

日本再生の指針


右でも左でもなく、その政党・・・でなく、正当・妥当なとことろ、いかにして総合できるか。


このブログも、それほど更新できていませんが、有りがたいことに、毎日300件ほどのアクセスがあります。

友人・知人が見てくれているのと、教職関係の方々が見てくれているのだと思います。

学校はこれから長い夏休み。いろいろと仕事や行事はあると思いますが、ぜひ読んでみてください。



私は今年度の公務分掌は、児童指導担当。出張や研修が多くある。

先日の研修で、心理の先生の話しは、とても興味深かった。

ポイントは、思ってみること。気持ちをつくること。

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1.そんな思いが在ったていいだろう…と、一次意識はとにかく、認める。

2.これから、○○になるために、○○をやっていこう・・・と、気持ちをつくる。

3.○○をやっていれば、きっとできる…と、自己成就的な予言をする。

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言われてみたら、当たり前。でも、児童指導という観点からは、とても新鮮。


いま私たちは、あえて思ってみる。気持ちをつくることが重要。

嘆いていても、はじまらない。 “問題はあるが、未来も希望もある!”

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