戦後・・・ではなく、災後(さいご)という言葉が使われるほど、インパクトがあったあの日から半年。
授業参観の道徳で、「がまん」をテーマに以下の流れで考えた。
1.「道徳と言えばテレビだよね・・・」とテレビをつける。
お母さんも子供も、きょとーん。え?親がきてるのにテレビ??
そして、すかさず「テレビをみたいけど、がまん。今日はがまんについて考えます。」
2.震災の写真と海外メディアの日本人への絶賛を簡単に紹介。
写真は、子供がたくましく遊んでいるものも混ぜた。
「gaman」という言葉が翻訳できず、そのまま使われた話もした。
3.自分の問題として考える。
まず、今この場で同じような状況になったら「がまん」できるか考える。
正直に、「わからない」「がまんできない」という子も。
ただ、想像するのは難しい。今回の授業のポイントは以下の動画。
「マシュマロ テスト」
4歳児にマシュマロを1つ渡し、戻ってくるまで食べなかったら、もう1つあげるという実験。
enfants marshmallow test
この実験の凄いところは、追跡調査をしていること。
大人になったとき、我慢できた子は、健康でお金持ちになる確率が高い。
4.どんなことを我慢するか、考える。
ただ我慢するのでなく、目的・めあてが必要であることを伝える。
先日書いた、2学期のめあてを達成するための我慢を考える。
5.お家の人に宣言・対話、感想の発表。
以上、なんとなくの授業の流れでした。
その後の懇談会でも、夏休みの「我慢」について、話しが弾みました。
昨日、一昨日と、妻子は身内の不幸で実家に帰っている。
今日はこれから合流できるので、我慢からの解放~
懇談会ではコメントしましたが、「生産的な我慢」ができると良いですね。