菜園日誌

自給自足の野菜作り

一種で二度、いや三度おいしいブロッコリー

2007年10月16日 | 家庭菜園

八月初めに種を蒔き八月末に定植したブロッコリー、30株、
背丈が80cmにもなり、トンネルのアーチの支えは埋没し、
防虫ネットは押し上げられてしまっている。




シメタとばかりに、モンシロチョウがネットの中で卵を産み付けている。

ブロッコリーは11月~12月にかけて、
スーパーで普通にみかける大きな頂花蕾を収穫する、
しかしそれ以後、スーパーの野菜売り場には並ばないが、
脇枝からこぶし大からピンポン玉ぐらいのものまで、
たくさんの側枝花蕾が3月末まで収穫できる、
家庭菜園にはもってこいの息の長い野菜だ。





だけどそれだけではない、さらにそれを5月まで畑においておくと、
たくさんの種を取ることができる、それをスプラウトで食べるのだ。
写真は今年採った種、、わずか2~3株残しておくだけで、
年間のスプラウトをまかなえるほど、何千という種を取ることができる。

スプラウトとはカイワレ大根のように
種から発芽したばかりの新芽野菜のことだ、
なぜブロッコリースプラウトなのか言うと、
がん予防成分が大量にふくまれているらしいのだ。
ためしてガッテン!に詳しい





暖かい間は直接畑や写真のようなポットに種をまいてもいいし、
家の中で栽培するなら、スプラウト専用の栽培容器も売っているが、
水を含ませた脱脂綿かスポンジみたいなものを器に入れてまいてもいい。

冬野菜の横綱が大根と白菜なら、
家庭菜園にとって三度おいしいブロッコリーは、
横綱を負かすほどの大関候補だ。