菜園日誌

自給自足の野菜作り

春ジャガイモの芽出し

2008年02月14日 | 家庭菜園

春植えのジャガイモは、近年フランスで品種改良されたシンシア(左)と、
アンデス(右)の2種類である、一般的に作られている男爵とメークィーンとくらべても、収穫量は、変わらないかむしろ多いぐらい、だが味覚のほうはこちらのほうが断然おいしい。
なによりシンシアの最大の特徴は、収穫後の休眠期間が非常に長く、長期保存が可能なことである、写真(左)は去年の春植えのものであるが、収穫後8ヶ月以上経っているが、多少しわがあってもいまだにおいしく食べられる、また、それを翌年の種イモにも使えるという素晴らしいジャガイモだ。
アンデスは秋ジャガを植える時にも紹介したが、シンシアとは全く正反対、休眠期間が非常に短く、収穫後3か月もしないうちに芽が出てくる、それで春、秋の2期作が可能な品種である。






直接畑に植えてもいいのだが、トンネルで芽出ししてから植えると、
成長が早くその分収量もふえる。
また、普通は大きないもであれば、2~4等分に切って植えるのだが、卵大ぐらいかそれ以下の小さなイモを、毎年収穫した中から種イモ用に保存しておいて、それを切らずに丸ごと植える、そうすると切り口から細菌が入って腐って発芽に失敗するようなことも防げる。












軽く覆土したあと、わらをかけ、ビニールをベタ掛けし、さらにその上にトンネルをして二重に保温する、シンシア100個 アンデス100個。