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すべては自分の中にある

2章 ビッグバンとリラ星-2/3:地球人のルーツ(Project Vega)

2016-01-14 | 宇宙種族

Project Vegaさんより

序文より: この文章は様々な専門家が、インターネット、テレビ、本などで断片的に論じている出来事を集め、年代別に並べたSFである。可能な限り確実性の高い物的証拠やデータを優先的に集めているが、偽情報やノイズの判断が難しいこともある。特にチャネラーのチャネリングに頼った文章に関しては、本当かどうかは判断が難しい部分なので、この内容を鵜呑みにするのではなく、最終的には自分の頭で考え、確認して、正しいかどうか判断する必要がある。

Project Vega【拡張プラウト主義 / 地球人のルーツ / PROUT Village】

魂の転生の順序----------------------------------------------------------------------------------------------

 自分たち「魂」は、ただ最初から人間という姿に宿ったのではない。魂は可能な限りの経験を重ね、物理的な世界が提供してくれるすべての意識状態を実体験する必要がある。まず魂が最初に宿って体験する意識レベルは、鉱物の状態である。自分たちから見ると、鉱物には意識があるようには見えないが、体験できることが限られているような鉱物の状態で生きることは、自身の物理的な存在を理解する必要のある魂にとっては必要なものなのである。初めは自分たちのほとんどは、自らに必要な体験に応じて長い長い期間を鉱物の状態で過ごす。むろんあなたが本当に鉱物や岩そのものであったことは決してないが、あなたの魂は上昇を始めるにあたり、そのような形に宿っていたのである。

 鉱物の状態における意識レベルを体験した後は、魂は植物の状態を体験する。植物としての魂は日光や風や雨を感じることができ、高次の生命形態の存在たちのための食糧として奉仕する。地球だけでなく他の多くの惑星において、苔(こけ)や草花、野菜や樹木として多くの生死を経験することで、魂は次の段階へ進む準備ができる。それは動物の意識状態で生きることである。それぞれの魂は自らの性質や個性に合った動物の形に宿る。動物の生命力も魂だが、動物は常に独自の個性を保ち続けている。魂は動物の意識状態において、ある種から別の種のものへと発展しながら多くの時間を過ごす。それは昆虫から爬虫類、鳥類、そして哺乳類へと、地球上だけでなく他の多くの異なった惑星での生涯を送る

 そして物理的な世界において魂が到達し得る物質的発展の最終段階は、もっとも高次に進化した存在である人類である。それは物理的な宇宙における進化の頂点であり、この世界において、魂が最後の経験をするために用いられる形態としての肉体なのである。肉体を持つ人間として、魂は可能な限り、あらゆる体験をする必要がある。1回の人生は進化の時間の中においては、ほんのわずかの小さな斑点のようなものにしか過ぎず、物質的世界で必要なすべての学びと成長のためにはあまりにも短い一瞬でしかない。しかも地球で生きる人間は寿命が短いために、転生のサイクルである144年を生き切ることさえできない。そのために魂は、人間として必要なすべての体験を得るために、何百万年もかけて輪廻転生という生まれ変わりを限りなく繰り返している。

 つまり歴史というものは、自分たちの祖先の物語ではなく、実は自分たち自身の人生そのものなのである。つまり自分たちが自らの祖先なのであり、誰もが多くの惑星において、あらゆる種類の性格を持った男性や女性、そして多くの異なった人種としての生涯を送ったことがあり、しかもほとんど数え切れないほどのあらゆる状況や境遇を体験してきている。そしてその都度新しい肉体と心、性格をまとい、地上に戻って来る。そして一方で、下層世界に生命が存在し続けるために、新しい魂も絶えず創造されている。「至高なる神」である「存在のすべて」は、自らの創造物を通して存在し、常に一定の生命が宿る階層世界を維持しているのである。

宇宙の構造---------------------------------------------------------------------------------------------------

 「存在のすべて」は永遠に輝き続ける存在であるために、時間空間に支配されない存在である。「存在のすべて」は、物質宇宙と非物質宇宙を作った。宇宙創造神である「存在のすべて」により創造された物質宇宙と非物質宇宙は、物質と非物質(霊)、実と虚、正と反などの相関関係によって成り立ち、また、物質と非物質の各々の世界において、多層の次元を構成している。
 宇宙は多層構造からなり、超弦理論(ちょうげんりろん)では宇宙には10次元時空が存在するとし、仏教では本能と欲だけで生きている光のない低級霊界から、高度な精神性を持った菩薩界や如来界が存在する。それらは言い方の違いに過ぎない。霊界は、地球を取り巻くようにして存在している。地球で姿を現す幽霊などは、物質世界に執着し、本能と欲だけで生きて来た霊で、自ら霊としての自覚がないため、生前と同じように地上に生きている。反対に、高級な霊格を持った神々に近い神聖な存在もいる。
 3次元の物理的世界以上にある異次元、あるいは階層世界ではそれぞれに異なった振動率や周波数を持っており、それが理由で、それらの世界はそれぞれ異なっている。3次元の物理的世界の一つ上にある領域はとても周波数が高く、そこに住む人々はその世界の山々や建物や壁を、さらに人々さえも容易に通り抜けることができる。3次元を超越した世界は、物理的な世界と非常に似ている部分があるが、すべてにおいて3次元よりは遥かに美しく、ある意味天国のような様相をしている。そこにもあらゆる種類の人間や都市や村落、動物、植物、山、海、砂漠、そして日没などもある。しかもこれらの世界は3次元世界のどんなに進化した惑星よりも途方もなく優美で、想像を絶している。このように物理的世界のすぐ上にある世界はあまりにも素晴らしいので、「死んだ」後にここに住む人たちは、そこが究極の天国だと誤って信じ込んでしまう。

アストラル界-------------------------------------------------------------------------------------------------

 人間は今自分のいる空間だけが存在するように思っているかもしれないが、実際にはこの空間以外のいくつもの空間、次元が重なり合って存在している。つまり自分の波動に合ったものだけを感じて、見ているのである。人間は常に、3次元のとなりに隣接するアストラル界(低層4次元)から影響を受けている。
 肉体を持たないアストラルの存在たちは、絶えず人間の耳元でささやき、人間に影響を及ぼそうとしている。しかもアストラルたちからのアドバイスは、必ずしも正しいとはかぎらない。ときには、彼らからアドバイスを受けるくらいなら、街に出て行って見ず知らずの人に尋ねるほうがよっぽどいいと思えることさえある。

 すべてのアストラルたちを信用するなと言っているわけではなく、中には進歩したアストラルたちも数多く存在している。ただし進歩しているアストラルたちは、彼らがアストラルであるからではない。人間は、肉体を去ってアストラルになる前の彼らがどんな人間であったかを知らなければならない。人間は見えないという壁を感じるがゆえに、肉体を持たない存在に対して彼らが自分たちよりも優れた存在であるはず、という思い込みを持ちやすい。
 つまり、今肉体を去ってアストラル界に行った魂が、それだけで進歩した考えを持つわけではないということであり、考え方において肉体にいたときと何ら違いはないのである。もしあのガンジーが今アストラルにいるとしたら、人間はおそらく、彼となら話してみたいと思うだろうが、かの銀行強盗デリンジャーとして生きたばかりのアストラル存在であれば、あまり関わりたくないと思うだろう。この世界の人々はなぜか、人間は死とともに知恵者になり、自動的に偉大な存在になり、崇拝の対象になるものと錯覚しているのである。

 アストラルたちの中にはもちろん、人間にも宇宙からの存在たちにも支援し続けている存在たちが数多くおり、彼らは「使者」として働いており、さまざまな場所で立派に仕事を行なっている。彼らの仕事の場は、戦場であることもあれば、路上や家庭、オフィス内などで教師やガイドとして素晴らしい奉仕活動を続けている。そして人間のすべてが数限りない転生を繰り返す中で、アストラルとして何度も存在してきた体験を持つのである。よってアストラルたちによる影響のすべてが、ネガティブ(否定的)というわけではない。
 しかし、自分以外の誰かを「悪者」だと言ってあなたの耳元でささやき、糾弾するアストラルたちには注意しなければならない。なぜなら彼ら自身が「悪者」である可能性が高いからである。「闇の勢力が光の天使としてやってくるだろう」という預言があるが、それはまさに今、この時期に言及したものである。また人々の物質的な堕落を、悪い霊の影響を受けたものだといって糾弾する者たちにも気をつけることだ。真理にしたがって生きている人間には、ほかの誰かを糾弾したり攻撃する必要はまったくないのである。

次元上昇が人間と全生命体の生きる目的---------------------------------------------------------------

 地球人は輪廻転生を通して、次元上昇(アセンション)を目指しているが、次元上昇の段階は、12のレベルに分かれている。場合によっては26や103といったもっと緻密な表現をすることもあるが、12のレベルの説明のほうが地球人にはわかりやすい。
 現在地球人は、この12段階の3あたりにおり、それがいわゆる3次元ということである。1次元、2次元は、もっと基礎的な段階で、もっと高度なことを理解する前のレベルである。4次元は、人間が体の死を迎え、肉体を離れた後、まず最初に行くところで、魂がそれぞれのやり残したカルマや契約を清算するところである。4次元はアストラル界とも、幽界とも、低層4次元とも呼ばれている。一般的に、肉体を離れた魂は、地球時間において4日から7日の間ここへ滞在した後、次の次元へと進んで行く。
 人間の肉体から離脱したばかりの魂の中には、今終えたばかりの人生への執着が強く、名残惜しくて、そこから離れられずにいる者もいる。また事故などで、その死があまりにも突然のことなので、自分が死んだことに気づかない者もいる。そのような者たちはどこに行ったらいいのかわからず、そのまま4次元の幽界に留まってしまうこともある。
 また人間として生きていた間に悪い行為をして、大きなカルマを作ってしまった場合も、4次元で普通以上の時間をそこで費やすことになる。ここには悪行の罪を清めるための浄罪界のような役割もあるので、それらの清算をしてから次のレベルに進むことになる。
 このように4次元には、浄罪のために留まらねばならない者や、自分の選択によって長く留まることになる者がいる。この長い時間とは、3次元的な表現である。なぜならこの光の世界には、時間というものが存在しないからである。つまり4次元以上の世界には時間というものは存在しないので、地球にあるような直線的に進む時間の感覚はなくなるのである。そのために魂が肉体を離れた時点で、時間に対する感覚が変わるので、地球時間で長いと感じても、魂にとってはそれほどでもないということである。

 さらにそれ以上の段階である5次元から10次元だが、肉体を離れて光の魂になった存在が4次元を通過して行く場所である。どのレベルに行くかは、それぞれの魂の成長の度合いによって別れる。そして各段階を上昇してきた魂が、最後に到達するところが11次元である。11次元は、光の魂が上昇できる最高の段階である。よって地球人含め全生命体が目指すゴールも、ここ11次元ということである。さらに12次元は、究極の根源創造主であり、宇宙の源であるエネルギーの次元である。

 このように11次元までそれぞれの段階があり、次元上昇の梯子(はしご)のようになっている。しかしその順序が、スムーズに一段一段進んでいくわけではない。今3次元にいるからといって、次に生まれ変わったときに4次元に、さらに5次元にというわけではないのである。梯子を登って行くためには、叡智と智慧、進化と向上が必要である。そのためには、あらゆる人生において遭遇する出来事や、人々との関わりにおいて生じたカルマの解消が含まれる。

 カルマとは、愛に反した行為のことである。そのカルマを解消するために、同じ次元を何度も繰り返すことがある。ときにはその梯子を踏み外して落ちてしまうこともある。アセンション(上昇)だけでなく、ディセンション(下降)もある。3次元から10次元までは、スライドのように上がったり、下がったりする。しかし、いったん11次元まで上りつめると、もうそこから下がることはない。転生が終わって到達した次元が11次元になったところで、アセンション(次元上昇)のプロセスは完了したことになるのである。

 自分の魂が次元上昇できるように、人間として自分達が意識的にできることは、魂とともにアセンションのプロセスを進めるように、魂からの「内なる声」にしっかり耳を傾けることである。そして物質的な側面だけに囚われないように注意し、集合意識をしっかり持ち、地球がよりよい場所になるように協力していく必要がある。
 ライトボディというのは、人間にとって「魂の光」を意味する。「魂の光」とは、別の表現で「ゴッドスパーク」「神のきらめき」「神の火花」と言える。「魂の光」は、肉体の中にあって光を発している。その光は、外側にも広がっていて、これはその人物が誰であるかを外側に示す光でもある。肉体が動くと、ライトボディ(魂の光)も動き、肉体の中に魂が動いていることを表している。人間は「神の火花」の延長であり、「神の光」を魂に宿しているのである。自分の肉体の中に、この内なる存在が常にいることを意識して、「内なる声」に耳を傾ける姿勢でいることが重要である。

光子------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 「存在のすべて(一なるもの)」は、光をもってすべての宇宙とそこに存在する物を作り始めた。光、すなわち光子(こうし)が真空場に投入され、宇宙が創造された。すべてのものは、光子の周波数が変わって現れたものである。つまり光子(光子体)は宇宙であり、多次元、平行宇宙、銀河系、太陽系、地球、人間、動物、植物、鉱物、物質、意識、霊体、魂、意識、オーラ、記憶であるということである。人間の本当の姿は、光でできているということである。光が地球人類すべての祖である。

 この宇宙は光子で満ちている光子とは質量がゼロであり、電荷もゼロであり、崩壊寿命がないとても安定した素粒子である。人間の目が光を感じるのは、無数の光子(フォトン)というエネルギーの塊りが目に入って来て、それが目の奥にある感光細胞を刺激するからである。人間が目の感覚細胞を刺激して光を感じることができる光子の振動数は、0.38~0.83PHzのものに限られる。光子は、振動数(frequency)によって波長も振幅も波の広がりも決まるもので、光子の種類は振動数の違いによって決定される。この光子の振動数を変えることで、「存在のすべて」は宇宙に存在するものすべてを作り出してきた。また光子はそれぞれがエネルギーを伴っており、このエネルギーが日なたに置いてあるものを暖めたり、光合成をしたりする。太陽や電球などの光源からは、いろんな振動数の光子が混ざって飛び出してくる。そして、物体の表面に当たって反射したり透過したりしてから目に入ってくる。光子は物体の表面で一部が吸収されるが、振動数によって吸収されやすいものと吸収されにくいものとがあり、この傾向は、物体の表面の原子の状態(おもに分子の種類や並び方)によって違っていて、振動数の小さい光子の方が吸収されやすい表面や、逆に振動数の大きい光子の方が吸収されやすい表面がある。目は、目の奥に届く無数の光子の中に含まれている様々な種類の光子の混ざり具合の違いを、色の違いとして感じる

 電子は光子を放出したり、吸収したりすることができる。電子とは、宇宙を構成する素粒子グループのレプトンの一つである。常に電子は光子を放出したり、吸収したりを繰り返していることから、電子の周りには常に光子が存在し、光子の雲が電子を取り囲んでいる。電子の周囲では光子が生成され、遠くに飛んでいくものもあるが、飛び込んでくるものもあり、生成してすぐに戻ってくるものも沢山あり、 電子の周囲にはエネルギーの異なる光子が群がっている。電子の周りでは光子が放出され吸収される。光子の集まりが光となる。
 自然界のすべての粒子は整数、または半整数のスピンという自転角運動量を持つ。電荷を持った粒子が磁界内で運動すると力が発生し、電子が回転しているように見えることからスピンと名付けられた。実際は粒子の回転運動ではないが、スピンには上向きと下向きの2種類がある。

上の写真は電子と光子、下の写真はスピンを表した図

オーラについて----------------------------------------------------------------------------------------------

 光子は、情報を保持することが出来る。 光子は記録を抱えているということである。光子は波動であり、意識でもある。そのような光子で構成されているものに、人間のオーラがある。基本的にはオーラそのものが、自分に関係する記録を残す巨大な情報バンクとなっている。一見何もないように見えるオーラという空間は、全てのものに繋がっている。人間の肉体も含めた全ての次元に存在するものは、意識(光子)という波動で構成されているからである。全てのものは波動的に繋がっていて、意識として全てが繋がっているということである。人間以外にも、動物や植物などにも同じようにオーラがある。意識であり波動であり、光子でもあるオーラには、人間や動物、植物といった個体が抱えている情報が含まれている。それと同じように生命が住む惑星(地球)にも同じようにオーラがある。これを更に拡大させると、地球が含まれている太陽系にもオーラがあり、太陽系が含まれている銀河系にもオーラがある。それぞれには断層的な階層があり、その階層によって記録されている情報の質が変わってくる。
 この光子が人間のオーラや霊体を構成している。人間のオーラには階層があり、振動数の粗い順に、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コザール体があり、さらにその上も存在する。

 エーテル体(幽体)は、人間の霊体を形成する粒子の中で一番レベルの低いもので、肉体と不可分に密着し、肉体が生存・活動していく際にその機能のバランスを保ったり宇宙エネルギー(気・プラーナ)を体内へ取り込むチャンネルとなったりするなどの役割を果たしている。霊眼では多色の発光体としても見ることができ、一般に言われるオーラはこのエーテル体のことを指している。
 人間が死を迎えるとエーテル体も自動的に消滅するが、通常60日前後は残存し続け、その間、人は物質界と幽界の狭間で崩壊していくエーテル体をまとった中間的な霊体(幽霊)として存在する。その間は、生前に自分がいた物質界に半分身を置くため、ときにはそこへ関与して物理現象を引き起こすことも可能である。幽霊の目撃やラップ音など、心霊現象が起きるのは多くの場合、こうした期間にいるエーテル体霊の仕業である。仏教ではエーテル体の崩壊期間を「四十九日」と定めており、死去から49日目に法要を開いて成仏(幽界・霊界へ完全移行)したと見なしている。

 次にアストラル体とは幽界および低~高位の霊界を構成している霊的粒子のエネルギーのことである。エーテル体の上からすっぽりと肉体を取り巻く形で存在しており、主に感情と欲望を司る。人間が物質界の生を離れて幽界や霊界へと移行したとき、その肉体の外皮はこのアストラル体によって形成されることになる。霊能者が霊視を行う際に問題となるのは、人間の霊的質料のうち、どのレベルのものを見ているのかということで、エーテル体のオーラしか見えない霊能者では、その人の感情や健康状態などは辛うじて分かるが、深い部分での気持ちまでは具体的に読み取ることはできない。人の気持ちや欲望・意欲を正確に読み取るにはアストラル体のレベルまで霊視することが必要となる。アストラル体が見えるということは、すなわち幽界や霊界の状況自体を読み取れるということでもあり、霊能者としての能力もそれだけ高いということである。亡くなった人が幽界や霊界でどんな生活を送っているか、人の隠された気持ちとその具体的内容、前世や過去世の状況などを見ることができるのは、アストラル視力を有した霊能者に限られる。

アカシックレコードについて-----------------------------------------------------------------------------

 霊的なリーディングでは、普通の人の目では視えない情報を受けとることが出来るが、 例えばその人の肉体的な状態や症状、精神や、感情的な問題、過去に経験したトラウマ的な出来事を読み取ることが出来る。 さらに、まだ起きていない未来のイベントや、その人の過去生に関する情報、家族や先祖に関することなども可能である。読み手の能力によって、宇宙文明や意識体の情報など様々な事柄にアクセスすることが出来る。
 多くの場合、こういった情報はオーラの中から得ている。こういった様々な記録は、アカシックレコードに記録されている。アカシックレコードと呼ばれる宇宙図書館は魂の閲覧所で、個人情報が収納されているところである。ここではモニターパネルに手をかざすまでもなく、自分の名前を言うだけで、すぐさま目的の本があらわれる。名前だけでだめな場合は、生年月日も付け加える。個人の本のページをめくると、過去から未来にわたる膨大な転生の個人情報が細部にいたるまでこと細かく記されている。
 個人の本は新聞紙くらいの大きさで、人によってページ数はさまざまである。通常、一ページに一つの生涯が記されているが、手をかざすと必要なページが開かれる。その中には写真もあるので、どのような風貌であったかも見ることができる。また他人の個人情報に関しては、本人の了解がなければアクセスしてはいけないことになっている。また個人的な本を閲覧するときは、自分の感情を制御して、心を「ゼロポイント」に置く必要がある。つまり心をゼロ(無)の状態に保たなければデータは正確に読めないので、波立つ感情をゼロにできないうちは、他人の本を読んではいけないとガイドは繰り返し忠告している。
 つまり、個人の本は生き物のように変化し続けているので、読み手の感情までが書き込まれてしまうのである。特に注意すべきは、未来を読むときにネガティブな感情を少しでも抱くなら、未来をネガティブに変えてしまうことにもなる。また、現在の人生に影響を与えている過去世の情報を引き出すこともできる。
 例えば現在ある人物が、なぜ数字や幾何学模様に興味を持っているかという理由を、過去の記録から探すことも可能である。「数字」や「幾何学模様」と言う項目で検索すると、中世の錬金術師の記憶や、ルネッサンス時代の石工職人の人生が明るみに出る。
 転生の本を読むということは、これらの記憶を用いて、今という瞬間に何をするべきかという真価が問われることなのである。過去世を思い出したならば、いかに現在という時を力強く生きるかが大切なのである。過去の栄光にすがったり、いつまでも被害者意識に留まって感傷に浸るのではなく、これまでの記憶を自らのうちに1本に束ね、今という瞬間をより良く生きることが、宇宙図書館にアクセスする本来の目的なのである。
 それだけでなく、過去が変わることもある。もちろん過去の物理的な出来事が変更されることはめったにないが、その時の出来事に対して自分が持った感情部分というものは、後からでも修正することが可能なのである。それは記憶が好きなように再構築されるというよりは、過去に越えられなかった自分の感情パターンを、現在においてクリアすると、過去にあった同じパターンのものが、いっせいに裏返るのである。つまり現在を変えれば、過去も変わるのである。つまりいうなれば、過去も未来も、すべてが同時進行しているのである。
 そして転生の記録の本を読む限り、大切なのは一つひとつの出来事ではなく、その現象に対して自らに生じた「感情」が重要なのである。個人の過去世の本に記録されているものとは、つまり、自分の感情の記録なのである。

 また、それぞれの惑星はそれが創造されて以来、惑星の周りに光速の7倍で回転するある霊的なバイブレーションの繭(まゆ)”サイコスフィア”が取り囲んでいる。この繭のような層は、その惑星上で起きたすべての出来事を完全に吸収して刻印するように働いている。しかし現在の地球人類には、その層へアクセスして中身を読む能力はない。それを”読む”ためには、問題は波動よりもむしろ繭の振動に合わせられるかどうかにある。しかし人間もまた、宇宙においては不可欠な部分をなす存在としてアストラル体を持っており、もし適切な訓練が行なわれれば、それを通して、自らが求める知識をこのサイコスフィアの層から引き出すことができる。  

パラレルワールド・次元・夢-----------------------------------------------------------------------------

 人間は同時並行で、別の人生を歩んでいる。地球は、別の次元から見れば幾つもの地球の複合体なので、パラレルに、同心円状に無限に並んでいる。さらに平行次元には高次元から低次元まで多次元が存在し、それは光子の周波数によって異なる。高次元であるほどポジティブな心地好い世界となり、低次元はネガティブで悪質な世界となる。人間の現実世界の次元、死んだ後に行く次元、異星人が存在する次元、神様と言われるような精神性の高い存在がいる次元など、光子の周波数によって次元数は変わる。SFでよくでてくるタイムトラベルは、この平行宇宙と多次元間の行き来を指し、それは科学技術で可能となっている。また並行宇宙への行き来も可能である。さらに過去、現在、未来は、同時に同じ位置で進んでいる。 
 ロスチャイルド家など、イルミナティ・メンバーは、すでに異次元の世界やパラレル世界にまで自由自在に行き来している。ロスチャイルドの娘のエレン・グリーン・ヒックスは、並行宇宙からこの世界にやってきて、それを告白している。


 また人間は寝ているときには、脳波がデルタ波になり、幽体離脱して別次元の並行宇宙の自分を体験しにいっている。それが夢である。
 この光子体には一つの法則があり、本人の宇宙の認識度や悟りに応じて、この光子体の量が変わる。そして神界、菩薩界、如来界となってくると、光子体のエネルギー量が増えてくる。そして悟りが少なければ、光子量が減っていく。宇宙に地獄は存在しないが、ネガティブな感情で生きている人間は、自ら地獄のような世界を創造し、そこに住んでいる。
 こういった光子の振動数向上の鍵は、精神性の向上にある。精神性は愛情の度数である。向上のためにできることは様々あり、自分の好奇心に沿って生きる事や、無償で奉仕すること、自分の外の世界を静かにさせて、内面の世界が見えてくるようにすることなどがある。

高次元の世界には時間が存在しない---------------------------------------------------------------------

 3次元の制約された現実で経験する時間は、完全に人間の作った時間枠である。つまり地球人の時間の見方は、漠然とした過去に対するあいまいな時間構造や、形がなく定義できない現在と、人生に不安を抱かせる未来の予測に基づいて成り立っている。
 そして、高次元の世界には時間が存在しない。地球人の問題のほとんどは、時間に関する勘違いによって生じている。地球人は、「いま、この瞬間」を意識することや、「いま、この瞬間」を生きることを試みたりしているが、実際には、「いま、この瞬間」以外何もないことを把握するにはほど遠いレベルにいる。「時間が存在しない」という概念は高次元の世界の概念だが、それでも夢を見ている状態や、肉体を離れたとき、わずかに触れることはある。しかしそれは地球人の現在の能力である五感の範囲を超えているので、理解できないのは無理もない。よって地球人の霊性を進化させるためには、夢や瞑想、アストラル界を、自分に経験させることは非常に重要なことである。なぜならその中で、制約されている世界から自分を解放し、時間も肉体も存在しない、魂としての甘美で自由な空間を漂うことができるからである。
 高次元では、地球人が過去、現在、未来として認識するものはもちろんある。しかしそれらは「共存」しており、かつ「同時に」存在している。地球人の歴史において、人類の意識は、時間を直線的と捉える考え方を元に進化を続けてきたので、その3次元的世界観からは、この「共存」という概念を理解することはできない。しかし、時間の存在しない多次元の現実を、少なくとも概念として認識することができれば、過去の悪夢や幸せだったときの記憶、また起きるかもしれない予言的な恐怖などの、未来に対する怖れや想像から開放される。
 「実は、自分は光でできている」、ということを再発見し始めるとき、魂としての意識が身体中に生成され、再生され始める。地球人の現実は、恐ろしかったことや素晴らしかったこと、自分に影響を与えたと信じていること、あるいはいつまでも実現しない出来事などで満たされており、時間はいつも漠然としている。過去、現在、未来の幻想はあまりに信じやすく、余りに確固としているので、時間が他の形態で存在することなど理解することができないでいる。地球人の人生は3次元で組織されているので、時間が一本の直線上に存在するという、擬似的な構造が必要であった。この時間軸は地球の人種を進化の道程において過去と未来に自分を投影することで、前進と後退の両方向へと導いてきた。明日の日の出や朝のコーヒー、職場での仕事、その他数え切れないことが単なる幻想だということが真実なのである。
 つまり、「いま、この瞬間」がすべてなのであり、そしてそれが、現実であり、経験である。無限の心のマトリックスに永遠に刷り込まれている、「瞬間の中の瞬間」である。

 そして、変化しているのは、時間ではなく、地球人の存在の形態であるということである。未来の人生よりも、地球人にとって概念的に捉えやすい前世は、直線的な思考によって、今でも認識することができる。こうしたダイナミックなエネルギーの拡張はすべて同時に起こっていて、宇宙の海を駆け巡っているということである。地球の海は安定していて、無限である。そのすべての波は全体の反射であり、一瞬の間、鮮烈な勢いとなって海岸で砕け、また形を変えて大いなる海に戻る。それでも波はそこに存在し続けている。地球人も、それぞれの時間枠の中で築かれた身体を通して、地球人が創造する、カルマの展開する同時進行の人生を通して、無数に存在する他の側面を身に付けながら、魂の振動として存在しながら、宇宙の海に戻るのである。

死について----------------------------------------------------------------------------------------------------

 死とは肉体の死と、霊体の住む次元が変わることである。つまり消滅することでない。現実世界の人間には、死は悲しむべきものという認識だが、霊体の観点からすれば解放であり、本来いた自由な世界へ帰る喜ばしいことである。
 まず肉体が死んだ後は、すぐに人生で持っていた自分の強い固定観念が出てくる。想念がすぐ形になる世界にいるので、考えることがすぐ自分の周りに現実としてでてくる。そこには、時間のズレがまったくなく、思えばすぐに物が現れる。よって、物理的な世界に生きていた時に非常に強い固定観念を持っていた人は、死んだ後すぐそれを体験する。そして、自分の考え方を変えるまでは、その世界が終わることはない。しかし、考え方を変えるとその世界がすぐに変わる
 また自分と現在交流のある人が、死んだ後にも現れる。そういった人々は、死者があの世に行ってから自己変革が起こるのを助けている。 そして死者の変革を助けるために、その人達は必要な形をとって現れてくる。そして充分に自己変革を終えると、その人達は死者が認めることのできる形で現れる。そうすると死者は「自分が考えているより自分はもっと自由な存在」ということに気づく。なんにでも出会うことができる世界、そこで自分はどれほど創造的かということに、初めて気がつく
 

後悔の念について-------------------------------------------------------------------------------------------

 この世から次の世界に「後悔の念」を持ち越すと、どのような悪影響があるかを知っておくことは誰にとっても非常に大切なことである。霊の世界はこの現世よりも精神性の高い世界なので、すべての想念や感情は増幅され、次の世界に持ち込まれた感情的堆積物(たいせきぶつ)はすべて肥大化してしまう。現世で選択した自分の内面は、霊界では誇張され、ありのままがさらけ出されることになる。つまり霊的世界では自分の想念や感情など何も隠すことができない。自分の性格や人格的特質はすべてが顕わになり、誰の目にも明らかに見えるものとなる。それは精神的、感情的にまる裸になるのと同じである。この事実からわかることは、次の世界に行っても、現世で自分が向き合うことを避けたり、逃げてきた問題はそのまま持ち越されることになり、解決されることはない。よって最善のアドバイスは、今すぐにでも、自分が逃げている、背を向けている問題に対処し解決することである。
「生きている間にこうなると知っていれば、もっと違った行動をとっていただろう」というのが霊たちの声であり、現世で抱えた後悔の念が次の世界ではより増幅され、それが苦しみをより大きくするのである。 

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