「その間にあるもの」 1/2
自分の想念をよく観察していると、
私達の肉体は感情によって
行動している事がわかります。
あなたが感情的に反応するところが、
あなたの
ニュートラルでないところです。
咄嗟に態度を変えている
自分に気付くと、
自分を感情に自動反応する
ロボットとして感じ始め、
自分の反応が
おかしく感じ始めます。
そんなあなたは、
もうあなたの感情体の外から
自分を見ているわけです。
起きてくる出来事に
過剰に反応する場合、
その原因を探ると、
自分の中に反応しているエネルギーを
見つけることが出来るようになります。
自分がエネルギー使い
であった事を思いだして下さい。
そんな自分にとって
役に立たなくなったエネルギーは
すぐに抜き取って下さい。
もう次からは、
その同じ現象に反応しなくなっている
自分を発見するはずです。
今、というこの時は、
浄化の時です。
幸せになろうと意識する代わりに、
浄化に
フォーカスしていて下さい。
豊かになろうと努力するかわりに、
自分の浄化に
努力を傾けてみて下さい。
いつの間にか豊かで、
幸せになっている自分を
発見することでしょう。
今は
何かをするときではありません。
未消化の感情を手放す時です。
自分がしまい込んでしまった事を
忘れさった価値観を
思い出す時です。
21世紀の新人類と、
我々旧人類の最大の違いが
「死」に対する価値観の違いです。
「死」はもっとも忌まわしいもの
という考え方から、
「死」は最も素晴らしいもの、
とその価値観が
反転していくことでしょう。
ここで少しの時間
「死は最高の人生の祝福」
という言葉に
意識を止めてみて下さい。
そしてあなたの中で
生起してくる感情と想念を
しばらく感じてみて下さい。
果たしてどんな感情が
起きてきたでしょうか。
それはあなたにとって
心地よいものでしょうか、
それとも恐れの感情も
入っていたでしょうか。
死とは魂の飛躍の瞬間であり、
急激な魂の成長が、
もはやこの肉体に
留まり続ける事が不可能
となって起きてくる
現象であると知った時、
あなたの中の価値体系が
全て崩壊してしまうかもしれません。
どんな死に方であれ、
例外なしに死とは
魂の急激な成長の時であるなら、
葬式は
結婚式以上の晴れやかな
儀式となるはずです。
もし葬式を
するならばの話ですが。
「死が魂の最高の祝福である」
と聞かされたとき、
そんな考えが広まったら
自殺者が増えてしまうとか、
死を軽んじてしまう、
と不安を感じる人も多いと思います。
死を軽んじてしまう
オカルト的宗教が
非難されたように
「死は素晴らしいことだ」
という考え方は
危険思想と判断されて当然です。
ですが時代は
今その方向へと進んでいます。
誰も死を恐れなくなる方向へ。
「死」を嫌う価値観が、
死にたいする恐怖を生み、
強烈な死に対する恐れが
「死」そのものを
引き寄せ続けました。
こうして大量の人の「死」
という末期症状へと
人類は暴走を始めています。
人類の一人ひとりのささやかな
「たりない」という想念が、
集合意識の「たりない」
という想念を形成し、
地球が今急激な資源枯渇化へと
突き進んでいるように・・・。
私達は自分達の強力な想念の力を
そろそろ
思い出さなければなりません。
地球が
自己崩壊を起こしてしまう前に。
我々の目に映る映像の全てが
我々自身の想念の反映です。
地球の自然破壊は
我々自身の自己破壊の現れです。
「死は素晴らしいことだ」
と聞かされたとき、
それは危険思想だと
感じている部分が
自分の中にあるならば、
それこそが
自分の中の「死」を
恐れる根っこであることに
気付いて下さい。
あなた自身が
「死」に対する価値観を
どう持っていくのか。
「死は悪しきもの」
という価値観が
悪いというわけではありません。
生の何たるかを味わうためには
絶対に欠かせない考え方です。
ですが恐れから
完全に解放されるためには
手放しておく必要があります。
普段の生活の中で
『怖い』という想念の
上がってくるところを
チェックして下さい。
どこからその想念が
上がってくるのかを・・・。
自分の中にある
未消化のマイナスエネルギーの
掃除をして下さい。