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河野行革相:「総会で意見言うため」東電株を所有(151121)

2015-11-21 | 覚書

河野行革相:「総会で意見言うため」東電株を所有

 10月の内閣改造を受けて公開された新任閣僚らの資産で、初入閣の河野太郎・行政改革担当相の「東京電力株100株」が目を引く。河野氏は毎日新聞の取材に、7年ほど前に買ったとし、「東電の株主総会に出て意見するつもりだった」と語った。自民党内では異色の「脱原発派」らしいエピソードだが、今は再稼働を急ぐ安倍政権内で持論を封印。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いは影を潜めている。

 河野氏によると、東電株を買ったきっかけは、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で10年ほど前に使用済み燃料からプルトニウムを取り出すアクティブ試験(試運転)を巡って議論が盛り上がったことだ。

 河野氏は「実際に株主総会に出て発言しようと思った。でも、かなり乱暴というか、過激な人が発言していたので、一緒にやるのもアレだなあと思って、発言せずに帰ってきた」と経緯を説明した。「それ以降は株主総会に行っていませんよ」

 ブログに「核のゴミには目をつぶり、再稼働しようというのは無責任」と記すなど再稼働路線に異を唱えてきた。だが、入閣時にブログを一時閉鎖。これについて、「持論は封印していない。ただし、連帯責任だから外に向かって自分勝手なことは言えない」。原発政策については「経済産業大臣に聞いてください」と明言を避けた。

 とはいえ、自ら旗を振って原子力関連予算を行政事業レビューの俎上(そじょう)に載せ、高速増殖原型炉「もんじゅ」の運営主体を厳しく追及し、使用済み核燃料運搬船の見直しを提起した。河野氏の妻も東電株を500株保有する。理由を問うと「分かりません」と返ってきた。【樋岡徹也】


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