ヒナステラ「バレエ組曲“エスタンシア”から終曲の踊り」他


 今朝のNHKハイビジョンでグスターボ・ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラの昨年12月の来日公演の模様が放映されました。

 以前見逃していたもので朝、再放送していることに気付きテレビを付けました。メインのチャイコフスキーの交響曲第5番の第一楽章途中から楽しみました。この曲はポピュラーなもので余程下手なオケでなければ非常に盛り上がります。ドゥダメルも情感たっぷりにオケを鳴らして満足できました。

 ドゥダメルは注目の指揮者でベートーヴェンの第5・7番のディスクとマーラーの第5番のディスクを購入して聴いています。とてもよい演奏ですが、なんというか目をつぶって聴くと誰が演奏しているかはまだ分かりにくいノーブルな演奏、録音で個性を聴かせるのはまだまだ先かなあという印象でした。

 このチャイコフスキーもそれに近い印象、とてもよいです。それでも、これからかなあと思っていたところ・・・アンコールにタマゲました。バーンスタインの「ウエスト・サイド・ストーリー」からマンボとヒナステラのバレエ組曲「エスタンシア」から終曲の踊りです。
 楽しくて楽しくて、涙が出ました。録画していなかったのを悔やみましたが、「YOU TUBE」に投稿されていました。いろいろありますが、例えば「シモンボリバル・ユース・オーケストラ ノリノリのアンコール!」で検索して是非一度ご覧ください。クラシックもやるじゃないか、音楽ってやっぱりいいなあと思えます。正規録音モノはこれからかもしれませんが、グスターボ・ドゥダメル最高です!


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