1945年4月5日18:45
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 18:45
【発:第二艦隊長官 宛:花月、大和、第四一駆逐隊】
花月ハ魚雷日本宛至急第四一駆逐隊各艦ニ供給スベシ。大和ハ大發二隻使用(了) #坊ノ岬沖海戦 #残花録
1945年4月5日19:10
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:10
【発:磯風 宛:雪風】
槇ノ雪風ニ對スル給油ハ今夜月出後ニ実施ノ事トス(了) #坊ノ岬沖海戦 #残花録
宮中の重臣会議は戦争を「飽く迄戦う以外に途なし」を基本原則とし、次期首相は軍人宰相であることを前提に議論が進められた #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:24
東條英機「小磯の辞職の理由に、国務も統帥もともに機構の改正を必要とするとあるが、どういう意味か」
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:26
木戸幸一「小磯首相は、とくに説明を加えていない」
#残花録
東條「戦時中にたびたび政府を変えるのは望ましいことではない。次の内閣は、最後のものでなくてはならない。今、日本には二つの考え方がある。国の将来の保全のため最後まで戦おうという人々と、無条件降伏でもいいから速やかに和平を結ぼうという連中だ」 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:28
岡田啓介「次の内閣は広い可能性を考慮できるものでなければならない。日本の運命は時期総理の双肩にかかっている。国の総力を結集できる内閣でもなければならない。和平か戦争かといった問題は、ここで決めるわけにはまいらない」 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:31
鈴木貫太郎「肉体的な苦労も非常に大きいことと思う。だから、我々の中で一番若い近衛公爵に出てもらってはどうだろうか。そして重臣が一致して応援する。重臣の4人の方々が奮発されてはいかがなものか」 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:32
平沼騏一郎「まず軍人であること、さらに近衛公は〝これまで行きがかりのない人〟と言われたが、これも誠にごもっともな意見である。とすれば、この際は、国民の信頼をつなぐ意味からも、鈴木大将にお引き受け願いたく希望するものである」 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:34
近衛文麿「同感である」
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:36
若槻禮次郎「そうなれば申し分なし。これ以上に結構な案はない」
#残花録
鈴木「とんでもないお話である。かねて岡田閣下にも申し上げたことがあるが、軍人が政治に干与するのは国を亡ぼす基いなり、と私は考えている。ローマの滅亡が然り、カイザーの末路、ロマノフ王朝の滅亡また然りである」
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:38
#残花録
鈴木「それ故に、自分は政治に出ることは自分の主義上からもできないと信じている。それに耳も遠い。きっとお断り申し上げたい」 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:40
平沼「そのお考えは原前議長よりも聞かされたことで、我々はよく承知している。しかし、今の場合はそんなことを言っているときではないのです。行きがかりのない人が何よりも大事です」 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:42
平沼「鈴木氏は海軍軍人ではあるが、長く文官として仕えられ、陛下のご信任の最も厚い人ではないですか。国民もみな、鈴木氏が行きがかりのない精忠無比の人であると、信じているのでありますぞ」 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:44
東條「敵は野心に燃えている。思い切った戦略をとってくるだろう。本土のどこかに上陸を狙ってくるに違いない。本土防衛は最大問題になるだろう。政府と統帥部は一体化されなければならない。次期総理は畑俊六元帥の方が良いと思う」 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:46
広田弘毅「陸海軍をまとめ、指導することができる人物を、陸軍か海軍から出してもらわなければならんと思います」
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:48
岡田「鈴木大将以外ほかに誰も適任者がいない。だから、これ以上は何も言うことはない」
#残花録
木戸「今日は国内が戦場になろうとしているときである故に、一層政治の強化が必要であり、国民の信頼のあるようなどっしりとした内閣を作らなくてはならない。自分はこの際、鈴木閣下のご奮起をお願いしたいと考える」 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:50
東條「ご注意なさるがいい。さもないと、陸軍がそっぽを向くことを私は憂慮する。そうなると、新内閣の存立も危ないものだ」
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:52
木戸「なに、陸軍がそっぽを向く?それは重大問題だ。それは、あなたご自身が、そう感じておられるのか」
#残花録
東條「私がそう感じていないと言えば嘘になりますな」
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:54
木戸「この会議の雰囲気を見ても、日本は非常に反軍的だ。陸軍がそっぽを向くより、国民が陸軍にそっぽを向くようになるんじゃありませんか」
#残花録
岡田「国家の危急の時機に、かつて首相になって統帥部を押さえることを引き受けた人が、陸軍がそっぽを向くかもしれないと、よく言えたものだ」
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:57
東條「すみません。発言を取り消します。陸軍は人選に不賛成だろうということを言おうとしたまでです」
#残花録
木戸「ご意見はよくわかった。皆さんの意のあるところと、私自身の見解を陛下に奏上し、ご裁可を仰ぐことにしたいと思います」 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 19:58
1945年4月5日20:00 宮中表謁の間で開かれていた重臣会議が閉会する #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 20:00
木戸「鈴木さん、時局ははるかに切迫しています。我々は、陛下が暗黙裏の信頼を置けるような人物を推薦しなければならないのです」
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 20:02
鈴木「もし陛下が組閣を命ぜられれば、お引き受けしましょう」
#残花録
1945年4月5日20:00 第二水雷戦隊旗艦「矢矧」で第二水雷戦隊所属艦各隊司令及び艦長らによる作戦打ち合わせが行われる #坊ノ岬沖海戦 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 20:04
1945年4月5日20:06 連合艦隊司令が、米艦隊への総攻撃の開始は4月6日に決定したことを発信する
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 20:06
【GF電令作第610号 発:GF長官 宛:天一号作戦部隊】
GF電令作第六〇一號ノX日ヲ六日トス(了) #坊ノ岬沖海戦
#残花録
1945年4月5日20:48 木戸内大臣が御文庫で天皇に拝謁。内大臣は重臣会議で検討の結果、鈴木貫太郎枢密院議長に組閣を命じられたき旨を奉答する #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 20:48
1945年4月5日21:00 戦艦「大和」での酒宴が終わる #坊ノ岬沖海戦 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 21:00
1945年4月5日21:10
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 21:10
【発:第二艦隊長官 宛:第一遊撃部隊各艦】
大和、第二水雷戦隊各艦ヨリ不足彈薬ヲ補填シ置カレ度(了) #坊ノ岬沖海戦 #残花録
1945年4月5日21:26
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 21:25
【発:第一遊撃部隊指揮官 宛:第一遊撃部隊各艦】
第一遊撃部隊、明六日〇六〇〇徳山沖回航ノ予定(了) #坊ノ岬沖海戦 #残花録
1945年4月5日21:58 鈴木貫太郎枢密院議長が御学問所で天皇に拝謁する
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 21:58
天皇「卿に内閣の組織を命じる」
鈴木「なにとぞ、この一事だけは拝辞のお許しを願い奉ります」
#残花録
鈴木「私は単に陛下のいたらない海軍将校であり、政治には経験もございません。政治についての主張も持ってはおりません。私の信念は、軍人たるものは政治に干与すべからずという明治天皇の御言葉に従うことであります」 #残花録
— 残花録 (@Fuyo1945) 2017年4月5日 - 22:00
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