1945年8月1日23:00(マリアナ時間8月2日00:00)
【野戦命令第13号 発:第20航空軍司令部 宛:第509混成群団】 #芙蓉録 #8月6日
1. b. (2) (a) ここに挙げた以外の味方機は、攻撃時刻の4時間前から6時間後までの間は、この攻撃のために選ばれたどの目標に対しても、50マイル以内に入ってはならない。
2. 第20航空軍は、8月6日に、日本の目標を攻撃する。 #芙蓉録 #8月6日
(1) 第1目標:広島市街地工業地域
(a) 照準点:063096(照準点参照:XXI爆撃機集団石版集成図広島地域 No.90.30-市街地) #芙蓉録 #8月6日
(b) 攻撃始点:北緯34°24′-東経133°05′30″〔広島県三原〕
(c) 離脱点:少なくとも150度の右旋回をして、北緯34°00′-東経133°34′〔愛媛県川之江-伊予三島〕 #芙蓉録 #8月6日
(2) 第2目標:小倉造兵廠および小倉市
(a)照準点:104082(照準点参照:XXI爆撃機集団石版集成図小倉造兵廠 No.90.34-168) #芙蓉録 #8月6日
(3) 第3目標:長崎市街地域
(a)照準点:114061(照準点参照:XXI爆撃機集団石版集成図長崎地区三菱製鋼及び兵器工場 No.90.36ー546) #芙蓉録 #8月6日
(4) 必要兵力:
(a) 攻撃兵力:3機
(b) 予備機:1機、失敗の場合に備えて硫黄島に進出させておく。この機はガソリンは満載するが、爆弾は積まずにおく #芙蓉録 #8月6日
(c) 気象観測機:3機がそれぞれの目標に1機を派遣され、攻撃時刻の目標の気象予報を060845Kから060915Kの間に放送で中継できるように先発する。これで攻撃機は第1目標に雲がかかっていることがわかった場合にも、第2又は第3の目標を選択できる #芙蓉録 #8月6日
(5) 第509群団の指揮官は、失敗が生じた場合に予備機に爆弾が積み換えられるように、硫黄島に必要な人員と特別な機材を派遣することを保証するようになっている #芙蓉録 #8月6日
(10) 搭載爆弾量と特殊装備: 第509群団指揮官により指定された通りとする
(11) 目視爆撃だけを行うこと。攻撃機は、第2目標へ向う前に、第1目標の目視爆撃が不可能なことを確認するために、第1目標に充分接近通過すること #芙蓉録 #8月6日
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