ぽんちゃんの買ってし魔王な日々

ことあるごとに「買ってし魔王」が降臨する、ぽんちゃん(観音旭光の両刀使い)の物欲の日々を、周囲にばれない程度に語ります。

カメラテスト(総括編)

2011-05-03 23:05:32 | 一眼レフデジカメ

今回のブログエントリは大作で、先行準備として、各パラメーターでの撮影結果を先に載せていたので、いきなり見ていると何事と思われたかも。

事の発端は、4月28日夜の師匠からのSkypeチャット攻撃。師匠から「どっかのライター兼カメラマンのように、ズラッとカメラを並べて、発色傾向を撮影してみたいなと」との要望が来たと。師匠はSONYαとOLYMPUS、私はCanonとPENTAXを持っているので、所有者のいないNikonさん以外は同一条件で撮影可能という次第。

個人的にも興味があったので、うちにあるデジタル一眼レフカメラを総動員して、師匠と相談の上、場所は双方等距離で駐車場が確保できて風景も良い城南島海浜公園。レンズは常用標準ズームで統一(と言っても、私の持っている常用標準ズームはF2.8の大口径高性能レンズなんですが・・・)。さらに、師匠が三脚を4本、私が三脚1本、私はケーブルレリーズとセコニックの露出計を持参することに。翌日4月29日の午後に城南島海浜公園へ先に着いたら、風が強いため、横風対応のB滑走路(twitterでC滑走路と言ったのは勘違い)が着陸滑走路に指定されていて、羽田空港着陸機がドアップで下りてくる様子を見て、70-200mmの望遠レンズを持ってくるのだったと地団駄踏んで悔しがったものの、After the Festival。自分の運の無さにガッカリしつつ、師匠と合流して、港湾信号所よりちょっと北側で店を広げて、バシャバシャ撮っていました。

基本的には、ダイナミックレンジ拡張機能は全てOFFにして素の状態にして、三脚を使うから手振れ補正系も全てOFF。ISOも200に統一し、露出もマニュアルにして、α700とセコニックの露出計の出た目で、1/500sec.・F8で統一しています。変更パラメーターは、画像仕上げ設定(各社によってクリエイティブスタイル、ピクチャースタイル、仕上がりモード、etc.)をデフォルトのスタンダード系と風景系(派手系)の2パターン、ホワイトバランスをAUTO(AWB)と太陽光(晴天)の2パターン、掛け合わせで都合4パターンを撮ることに。但し、PENTAXについてはK10Dが「鮮やか」(デフォルト)、「ナチュラル」の2パターンしかないため、PENTAXについてはデフォルトの「鮮やか」より色味が薄い「ナチュラル」をスタンダード系の設定にして撮影しています。

また、三脚やレンズが足らないので、師匠の持つα700、E-510、E-P2、私の持つEOS 7D、K-5 Limited Silverでまずは同時撮影をして、その後、EOS 40D→K-7→K10Dの順序で撮影しています。その際、K-7撮影時に雲が陰って、大体-2/3EVほど暗くなっていますが、パラメーター統一を優先して露出を変えていないため、暗めに写っています。

結果は次の通り。

師匠の解析結果はまだなのですが、これを見る限り、

  • SONYは全体的に明るめに撮れる。
  • OLYMPUSのAWBはマゼンダ被りが結構強い。
  • OLYMPUSは濃い(暗い)青の感度が高い。
  • Canon EOS 7Dの色味が薄い。
  • Canon EOS 40DはEOS 7Dよりは色味が有る。他社機との比較は同程度か?
  • PENTAXはヒストグラム中間の黄色と濃い緑の感度が高い。
  • PENTAX K-7は特に色が濃い。

と言うのが、私個人の感想です。

ちなみに、師匠からの情報では、ブツ撮りをメインとするコマーシャルフォト系のカメラマンの間で、理由を教えてはくれないもののCanon EOS 40Dが神機扱いされていると言う情報が入っており、EOS 40Dの結果を楽しみにしていたのですが、ヒストグラム中間~暗部の感度が高い様な気がする以外は、特に違いが感じられないような。もっとも、その辺りが色味に効いてくるから、案外そこなのかも知れませんが。

 

追伸

私と師匠が店を開いていた先の、公園の南岸で飛行機撮影をしていた方がいらっしゃるような気がするのですが、気のせい?(苦笑)


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