「此の如きは申すも畏れ多きことながら帝国を属国化することに外ならないのでございまして、断じて受諾し難きこと勿論であります」 #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 08:26
「尚、覚書第二項の全陸海軍の武装解除及び第四項の国民の自由意志に従う政体の樹立、第五項の日本国内に於ける連合国軍の駐屯等孰れも絶対に受諾し難きことは嚮に参謀総長から申上げたる通りでございます(参謀総長及び軍令部総長連立上奏)」 #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 08:28
1945年8月12日08:40 天皇は両総長に対し「先方ノ真意ハヨク確メネバ。一方的情報ニテ独断スルハ如何カ」と述べる #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 08:40
1945年8月12日09:00 近衛歩兵第二連隊第一大隊が完全武装で皇居に入る #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 09:00
1945年8月12日09:15 天皇は木戸内大臣に、敗戦に伴う朝鮮処分問題に話題が及んだ場合、李王垠ら李王家の処遇につきどのような回答をするべきかと下問する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 09:15
1945年8月12日10:00 竹下正彦中佐が陸軍省軍務局の一部課員らと共に義兄の阿南陸相を訪問し、ポツダム宣言受諾阻止と万が一の場合における近衛師団と東部軍を使用した兵力使用を要請。阿南陸相は近衛師団と東部軍に兵力使用の準備を指示する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 10:00
1945年8月12日10:30 首相官邸の鈴木首相を東郷外相が訪問。両者はバーンズ回答の受諾で一致する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 10:30
1945年8月12日11:15 東郷外相と木戸内大臣がバーンズ回答の受諾で一致する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 11:15
1945年8月12日11:05 東郷外相が天皇に拝謁し、バーンズ回答について「皇室の安泰は確保される」と上奏。天皇は「議論するとなれば際限はない。それが気に入らないからといって戦争を継続することはもうできないではないか」とバーンズ回答の受諾を支持する事を表明する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 11:05
1945年8月12日11:30 阿南陸相が鈴木首相にバーンズ回答に基づいたポツダム宣言受諾に反対である事を伝える #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 11:30
1945年8月12日11:47 木戸内大臣が天皇に拝謁する #芙蓉
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 11:45
1945年8月12日12:00 陸軍省内の継戦派が、阿南陸相、梅津参謀総長、吉積軍務局長らの花押と認印を捏造し偽の大本営発表を作成。大本営報道部員の親泊朝省大佐が発表する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 12:05
陸相の花押が見るからに怪しく、「全面的作戦を開始」という語句に不審を持った記者達から疑問の声が多く上がるが、親泊大佐は「統帥権干犯」を持ち出し、この報道を行うよう命令する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 12:25
1945年8月12日12:30 東郷外相が鈴木首相に、天皇への上奏内容を伝え、バーンズ回答の受諾を主張する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 12:30
1945年8月12日12:50 平沼枢相が鈴木首相を訪問し、バーンズ回答の受諾に対して反対意見を述べる #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 12:50
1945年8月12日12:55 支那派遣軍総司令官の岡村寧次大将が、ポツダム宣言の受諾に反対意見を表明する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 12:55
1945年8月12日13:40 平沼枢相が木戸内大臣を訪問。バーンズ回答の受諾に対して反対意見を強く主張し、内大臣と議論になる #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 13:40
1945年8月12日14:15 鈴木首相が天皇に拝謁。平沼枢相と阿南陸相が、バーンズ回答中の第一項(天皇が連合国最高司令官に従属)と第四項(国民の自由意思に従う政体の樹立)に反発していることを内奏する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 14:15
1945年8月12日14:37 木戸内大臣が天皇に拝謁 #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 14:35
木戸内大臣は平沼枢相との議論の中で触れられた「自由に表明された国民の意思」への不安を述べるが、天皇は「それで少しも差支えないではないか。仮令、連合国が天皇統治を認めて来ても人民が離反したのではしようがない。人民に自由意志によって決めて貰って少しも差支えないと思ふ」と話す #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 14:40
1945年8月12日14:55 迫水書記官長のもとに、「挙軍一心敵連合軍に対し全面的作戦を開始せり」という文言を含む「大本営発表」が朝日新聞の柴田敏夫記者によって届けられる #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 14:55
迫水書記官長「大本営がいまごろこんな発表をするはずはないじゃないか」
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 14:57
柴田記者「おかしいですね。すでに新聞社や放送局に配られ、ラジオでは午後四時に放送することになっています」
#芙蓉録
迫水書記官長「大臣、あなたはこの大本営発表をご存じですか?」
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 14:59
阿南陸相「いや、全然知らない。大本営からの発表は参謀本部所管だから念のため聞いてみたらどうだろう」
#芙蓉録
迫水書記官長は内閣総合計画局長官の池田純久中将に「大本営発表」の紙片を見せて事の次第を説明。池田長官が参謀本部で確認を取ったところ、梅津参謀総長もこの発表について知らないことが判明した。迫水書記官長と池田長官の要請に従い、梅津参謀総長は偽の大本営発表の取り消しを命じる #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 15:01
1945年8月12日15:00 閣僚懇談会が始まる。閣僚からはバーンズ回答に対し再照会をすべしとの意見が噴出する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 15:03
1945年8月12日15:20 御文庫附属室で皇族会議が始まる。天皇に梨本宮守正王が、在京皇族5家13人を代表して終戦の決断を支持すると表明する。一方で朝香宮鳩彦王は「国体を護持できなければ戦争を継続するつもりか」と質問し、天皇は「もちろんである」と返答する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 15:20
1945年8月12日17:30 大本営報道部長の上田昌雄少将が偽の大本営発表を削除。戦況発表は予定通り報道される #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 17:30
1945年8月12日17:30 閣僚懇談会での結論は「バーンズ回答の再照会」へと傾く。東郷外相は「正式回答文の未接到につき、論議を翌日に持ち越す」ことを提案し懇談会は散会する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 17:36
鈴木首相「武装解除を強制せらるるが如きは、帝国軍人として到底不可能なるに依り、戦争継続を決意すべし」
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 17:38
東郷外相「総理や内閣の意見が戦争継続に傾くなら、私は単独上奏をいたします」
#芙蓉録
1945年8月12日18:00 東郷外相が松本次官に辞任を示唆。松本次官は思いとどまるように説得する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2018年8月12日 - 18:00
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