ぽんちゃんの買ってし魔王な日々

ことあるごとに「買ってし魔王」が降臨する、ぽんちゃん(観音旭光の両刀使い)の物欲の日々を、周囲にばれない程度に語ります。

悪事千里を走る

2010-02-14 23:25:35 | 日記
暴走鉄道ファン、線路内で撮影し列車止める
「撮り鉄」線路に侵入 快速電車、30分間立ち往生
鉄道ファンが列車止める JR関西本線

ちょっと前の、209系最終日にあった出来事が、「【衝撃事件の核心】「鉄ヲタ専用車両でーす」暴走する一部鉄道ファンの行き着く果ては…」と言う新聞記事になっていた矢先に、こんな事件があった訳で、一人の撮り鉄としても腹が立つやら悲しいやら・・・。

鉄道の敷地の内外は明確に分けられているのですが、列車を止めるほどと言うことだとすると、鉄道敷地内の、少なくとも運転手が危ないと思う場所にいたと言うことかと。そこへ持ってきて、敷地の所有者である鉄道会社(JR西日本)係員の指示に従わないとなると、その時点で不法侵入罪まで適応でき、実際に警察まで出動する騒ぎになっています。

係員の指示に従わなかった人は、公共交通機関を止めることに責任を感じるより、団体臨時列車を撮る方が優先度が高かったと言うことでしょうか? そう言う自己中心的な方には、その結果について、キチンと責任を取って欲しいところ。記事を読む分には、警察は出動したものの、注意だけで不法侵入罪や往来危険罪で逮捕されず、列車を止めたことについての損害賠償も求められなかったようですが、一罰百戒のためにもやって良かったのではないかと思います。

なお、私はここ数年葬式鉄じみた活動が多くなっていますが、私の把握している常識としては、鉄道はまず旅客の輸送という業務を果たすために運行されているもので、鉄道ファンのために動いている訳ではないと言うこと。その通常業務のおこぼれとして、鉄道ファンの活動が認められているだけに過ぎません。だからこそ、鉄道会社の人に迷惑をかけないのは当然として、一般の方々へ迷惑をかけず、ともかくあらゆる人様へ迷惑をかけずに慎重に行動すべきと私は考えており、その様に行動しているつもりです。(その上で、イベントをする鉄道事業者や運行地域へお金を落とすこと。)

その点は、一般常識のある鉄道ファンには理解いただけるとは思うのですが、一番心配なのは「にわか」の人々。困ったことに、この「にわか」ファンが色々事件を起こしてしまうのは事実です。実際、山口線の白井集落の道路をふさぐ形での路駐している車の大半は、その「にわか」の方々の車で、毎度警察がスピーカーをがなり立てる事態に。ちょっと離れれば、非常駐車帯的な広い駐車スペースがあり、歩いてもそれほどの距離ではないので、そこに止めればよいのに、「直ぐに動かすから」「自分ぐらいは」と思うのか、そう言う人に限って道路の走行車線で路駐すると。駐車禁止になっていないので警察は取り締まっていませんが、交通の阻害要因ですので取り締まっても良いと思います。

再度言いますが、鉄道会社は鉄道ファンのために運行している訳ではありません。だからこそ、鉄道ファンは自己中心的なことは考えずに、あらゆる人へ迷惑をかけずに慎重に行動すべきと考えます。年齢の如何を問わず、その事を理解出来ない人は、鉄道ファンを止めるか、社会的・金銭的な相応の対価を支払って欲しい所です。

追伸
「【衝撃事件の核心】「鉄ヲタ専用車両でーす」暴走する一部鉄道ファンの行き着く果ては…」の3ページ目に書かれている茅ヶ崎での事故ですが、以前も書いたとおり、亡くなられた方は私の面識のある人です。詳細を書いてしまうと問題があるため書きませんが、この事件は鉄道の撮影に慣れていなかったために引き起こされた事件と私と職場の相棒のF君は見ています。しかし、「ふじぶさ」廃止で一番の事件だったとは言え、未だに新聞記事に載るのは大変悲しいです。

2/17追記
「撮り鉄」の運行妨害でJR西日本が異例の被害届提出へ
JR西日本は一応被害届を出すようです。個人を特定しないので、逮捕や送検と言うことになるとは思えませんが・・・。
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今度は南十字星

2010-02-14 22:05:42 | 鉄道写真
先週に引き続き、愛車のバッテリーを上げないための長距離走行と、写真を撮る行為を楽しむために、今度は何時もの肥薩線の桜並木(現在葉無)の下へ撮りに行ってきました(目的自体は割と本気)。

○2/13 肥薩線 渡-西人吉間 復活急行南十字星号

Canon EOS 7D+EF300mm F2.8L IS USM、Tv優先、1/500sec.、F2.8、露出補正無し、ISO100、AI ServoAI FOCUS、領域拡大AF、ピクチャースタイル:スタンダード、三脚・レリーズ使用。

○同地 1225D(いざぶろう・しんぺいの送り込み普通列車)

Canon EOS 7D+EF300mm F2.8L IS USM、Tv優先、1/500sec.、F3.5、露出補正無し、ISO100、AI ServoAI FOCUS、領域拡大AF、ピクチャースタイル:スタンダード、三脚・レリーズ使用。

今回は追っかけをするつもりは全くなかったので(前回の急行あさぎり号も追っかけするには大廻りの割に余裕過ぎたけど)、この場所での一発勝負。場所的に、300mmが丁度良いと言うのは経験から判っていたのと、曇りがちの天気予報から、K-7+DA☆300mm F4ED[IF]SDM投入との比較で悩んだ上で、EOS 7Dに、サンヨンではなく我が家最強の白い大砲(苦笑)を投入しますた。(ちなみに、DA☆300mm F4ED[IF]SDMは、各社見比べても一番最新の設計になるサンヨンレンズなので、この描写も中々目を見張るものがあります。)

で、現地到着後に最初に来たのは、肥薩線の山線(人吉-吉松間)の観光列車である「いざぶろう・しんぺい」の八代からの送り込み列車1225D。置きピンにして撮った所、これで、まあまあな写真が撮れたので、その後、AFの測距点のポイントを試行錯誤したのが失敗の元。置きピンでも、ボディが入ったら動体予測モードに入るかと思っていたら、撮れば撮るほど失敗に。今回の失敗で判ったことは、動体予測AFは、予め動体にピントを合わせていないと、高速連射中では効かないと言うこと。あと、流石は白くてでかい大砲レンズだけあって、被写界深度の狭いこと・・・。まあ、本番で何とかピンの取れた写真が撮れたので、最低限の目的は達成した訳ですが、動体に測距点が来るよう、三脚ではなく手持ちで撮った方が良かったのではないかと反省しきり。

それにしても、車で追っかけしている人はやっぱりいますねぇ。人吉より南の撮影ポイントは把握していないので、私には関係有りませんが、他の人に迷惑をかけていなければ良いけど。

追伸
機材を片付けをしている最中に、自転車で来た小学生数人が私の愛車を見て「後ろが違うから『エボ』じゃないよ」と言って通り過ぎていきました。あの~、後ろが違っても、一応『エボ』の一種なんですが・・・。

2/15追記
ZoomBrowser EXでEXIF情報を調べてみたら、AI ServoではなくAI FOCUSとなっていたので修正します。
コメント (2)
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