ぽんちゃんの買ってし魔王な日々

ことあるごとに「買ってし魔王」が降臨する、ぽんちゃん(観音旭光の両刀使い)の物欲の日々を、周囲にばれない程度に語ります。

2006年秋の陣の大本命登場

2006-09-15 01:44:54 | 一眼レフデジカメ
いや~、長かったです。

PIEから苦節6ヶ月、ひたすら待ちに待ち続けた旭光の中堅機K10Dがようやく登場しました。もう、グツグツ煮込みすぎて具が無くなってしまったスープ状態にまでなっていたので、impressのデジカメwatchの記事を確認したとたんに、即yodobashi.comで予約を入れてしまいました。

実のところ、スペックだけでは東通工α100と日光D80との良い所取りをした程度でしかありませんが、自動露光(AE)モードに私が「今期の大本命」という理由が隠されています。

と言うのもこのボディ、ISO感度優先AEとシャッター速度&絞り優先AEと言う自動露光モードが搭載されており、前者は実はただのプログラムモードですが、メインダイヤルでISO感度を変更できるようにしたのがウリです。後者も実はただのマニュアルモードですが、適正露出になるよう機械が勝手にISO感度を変更する機能も搭載しています。

銀塩の時代ではフィルムによって一義的に感度が決まってしまうので、感度を変更するという考え方は基本的にはありません。その銀塩時代からの流れで、デジカメでもプログラムAE、シャッター速度優先AE、絞り優先AE、マニュアルは用意されてもISO感度はメニューに隠されており、簡単には直せないパラメーターでした。

今回のK10Dの上2つの自動露光モードは、その「神聖にして犯すべからず」のISO感度を積極的に弄りましょうと言う概念のモードです。確かに言われてみれば、デジカメ化によってISO感度は簡単に変更できるようになり、実際に暗いときは自動的にISO感度がアップする機能を備えている訳ですから、消極的に機械任せでISO感度を変化させるだけでなく、シャッター速度、絞りと同様な「第3のパラメーター」として積極的にISO感度を変化させるのは「あり」だと思います。

この自動露光モード、今後どのように評価されるか判りませんが、それを1番手で考え出した旭光さん「あんたは偉い!」。実際、私が一番優れた操作系を持つと未だに考えている、ハイパープログラム、ハイパーマニュアル搭載の旭光Z-1(p)の発表以来の気概を感じましたよ。2ダイヤル操作系でハイパープログラム、ハイパーマニュアルがあるからと以前から買うつもりではありましたが、こんなエポックメイキングなボディ、一アマチュアカメラマンとして旭光さんにお布施を払わないと申し訳が立たないっす。
コメント
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