愛犬ハルと家族のほのぼの日記(夕焼けこみち)

いつも優しい空気の中にいれたらいいな。

目の前で 0823

2014-08-26 10:21:16 | 猫のこと
小さな虹を見つけて、嬉しい気持ちで1日を終えるはずでした。
でも夜になって、とても悲しい事がありました。

バーベキューに出かけていた旦那くんから、
これから打ち上げをするので、夕飯はいらないよと電話があり、
それなら何も作らず、冷凍餃子でも焼いて食べようと
スーパーに買い物へ出ました。ちょうど19時でした。

家からスーパーへは、歩いて1分くらい。
スーパーの前の道路に出た所で、ギャオンというような悲鳴とともに
3回くらい飛び跳ねながら何かがこちらへ向かってきて、
すぐ目の前の草むらに倒れました。
突然の出来事で、すごくビックリしたけど、
声の感じで、猫がひかれたんだとすぐにわかりました。

大変だ、どうしよう。
草むらでギャーギャー苦しそうに鳴いて暴れているけど、真っ暗で何も見えない。
カメラを持っていたので、怖かったけどフラッシュをたいて1枚撮ってみました。
あ~、黒猫ちゃんだ。

怪我の状況はわからないけど、生きているならすぐ病院へ運んであげなくちゃ。
さっきまで一緒だったTさんに電話しました。
出かける直前だったにも関わらず、すぐに車で迎えに来てくれる事に。

車が来るまでの間、スーパーで大きい段ボールをもらい、
猫のいる所に箱を置いて、すぐに家に全速力で戻り、
懐中電灯、ペットシーツ、新聞紙、軍手、ゴミ袋、ウエットティッシュを持って戻りました。
そして、すぐにハルのかかりつけの動物病院へ電話をしました。
全速力で走ったのと、涙がこぼれて声が震えてしまいながらも先生に状況を伝えました。
いいですよ、すぐ連れてきて下さいと先生は言ってくれました。

Tさんは5分くらいで来てくれて、さぁ連れて行こうと懐中電灯を照らしたら、
猫は動かなくなっていました。
口を開けて、おしっこもしているようで
もう死んでしまったのかもしれないけど、とにかくすぐに病院へ運びました。

先生がすぐに診てくれましたが、やはりもう心臓は止まってしまっていて
もし蘇生処置をしたとしても、助からないでしょうとの事でした。
全く血は出ていなかったけど、内臓が損傷したんだと思いますとの事でした。

見つけてから病院へ連れて行くまで、15分くらいの出来事でした。
この日は病院で預かって頂き、翌日に引き取りにきますと言って帰ってきました。
Tさん、出かける前に辛い思いをさせてごめんね。
でも、すぐに来てくれて本当にありがとう。

耳をカットしていない大きめの尻尾の長い黒猫は、私が把握している中で2匹います。
13日に同じ道路を渡って行くのを見つけ、心配で後を追いかけた猫。
さっきまで捕獲トライしていた猫。

目の前でひかれて、すぐに病院へ運んであげる事ができたのに
助けてあげる事ができませんでした。
できる事はしてあげたので、この子の運命だったと思うしかありません。
でも、大切な命が一瞬で消えてしまい悲しくて仕方ありません。

翌日、朝の散歩の時に草むらを覗いてみましたが、
1滴も血はついていませんでした。
お昼前に病院へ行き、先生に猫ちゃんを見せてもらい
口から血を流していたので、内臓が破裂した可能性が高いと言われました。
日曜日だった事もあり、引き取りは月曜日の朝電話をしてからになるので、
先生から、病院で亡くなった子として焼いてくれる所もありますが、どうしますか?と言われ
お願いして、お別れをして帰ってきました。

夕方になって、おじいちゃんに黒猫がご飯を食べに来たかを聞いてみました。
朝から見かけないんだよと言われ、
亡くなったのは捕獲できなかった黒猫だったとわかりました。

おじいちゃんから毎日餌をもらっていたけど、
この猫だけは逃げて触れないし、捕獲は無理だよと言われながら捕獲トライしていました。
でも、あともう少しで捕獲できそうだった、
もう少し粘って捕獲してあげて、運命を変えてあげたかったな。
黒猫ちゃん、どうか安らかに眠って下さい。

可愛い姿、忘れないからね。


秋になると又、猫は恋の季節を迎えます。
早い子はもうサカリが始まっています。
餌をあげて可愛がってくれている方、メス猫を追いかけてひかれないよう
どうか去勢手術をしてあげて下さい。
宜しくお願いします。


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