ステップ結果。

本日、かみさんは、お仕事。オイラと子供は休日。
と、言うことは、好き勝手にバイクに乗れないということ。くぅ～っ。このいい天気の休日になんということなのだ。

駄菓子菓子っ！このステップの調整だけは何とか本日完了したい。インプレも書き留めておきたい。

うん。テストライドを兼ねて、スパイラルを買いに行こう。所要時間は４５分だ。子供らに、「ゴミを出しに行ったら（今日は休日なので回収はない、この時点で大ボラ）トモダチが公園に集まってた」とガセ情報を流し、「ちょっとだけ出かけてくるから、いないかも知れないので鍵を持って行け」と指示する。
バイクで出かけることを気取られてはならない。ロケⅢは現在単座だし、２人（兄弟）は乗せられないので、出かけること自体が取りやめになる公算が大きい。彼らの意識は既に公園だ。
すまない、だが、父にはやらねばならぬコトがあるのだ。

彼らが公園に出かけ、騙されたと気付いて、帰ってくるまで、想定所要時間８分。彼らを見送ってから、あわてて着替え、車を移動し、ロケⅢに火を入れる。
かくして、脱出は成功した。あとは、コンビニスイーツを買って帰宅するのを忘れないようにするだけだ。

さて、本題（前説長いな）。
まず、低速からの扱いが激変した（と、言うかフツーのバイクになっただけなのだが）。
我が家の前の復員６Ｍの道路の場合、ほぼ、いっぱいを使ってＵターンしていたのだが、外足に荷重するのがやりやすくなり、２Ｍ近く余らせて回ることができるようになった。やはり、ステップ荷重は、エンジン動力使用取り回しの基本だ。

私の足の長さだと、足の曲がりはキツめだ。脚（胴体-太もも）曲がり、膝曲がり、足首曲がりの全てが９０度+少しといった印象で、少し窮屈な国産スポーツネイキッド風味な印象だ。
ニーグリップが可能になった。ただ、タンク左のメッキカバーが膝に当たって少し、ジャマだ。くるぶしグリップは不可。リンケージが土踏まず上部に当たり、プレートがあったとしてもシメられない。

曲がり角などの振り回しも、格段の向上を見る。！！！っと！！外足に荷重して左曲がり角を曲がろうとしたら、足がステップから外側に滑って踏み外してしまった。愛用のｅｌｆのライディングシューズに起因するものではなく、このステップの上面のデザインのセイだ。外周のリブが滑りガイドの役割をしてしまうようだ。
非常にキケンなので、コレにはサンダーでリブを切ることにした。

シロウト手作業で、ハンディしか機材がないので、リブはできるだけ少なくしたい（下手だから）。取り敢えず、２本から。不具合を見て手を入れようと思う。

また、左右のバランスがおかしいことにも気付いた。右側はエキパイの逃げと、ブレーキのリターンスプリングの収まりがあり、少し、外に出ているのだ。コレは余ったなぞのスペーサー（大）をかました。これで、余ったボルトも用途がハッキリした。このスペーサーは、もう１個余っている。跨っただけでは（サイドスタンドのみなので）解りにくいので、再度テストが必要だと思う。

リンケージも微調整。

不具合と言うほどではないが、ブレーキペダルを踏もうとしたら、ペダルの踏面だけではなく、ペダルそのものに足が乗ってしまう。慣れれば、何のことはなさそうだが。

総評として、約３万円のコスト、延べ（サボりながら）１２時間のシロウト作業で得られた商品の満足度としては、ＡＡＡだと思う。

スパイラルを購入し、「どこへ何しにいっていたか」と詰問するセガレ共に、セブンで買ってきたシュークリームを与え、韜晦する。
彼らも、不信感はあるようだが、その場は収まった。

天気予報では、明日（休日！）も日中は晴れるようなので、再度、テストライド！

コワれ。

へへへへへっ。うへへへ。ハイを通り越して、ちょっと、コワれが入っています。
お、終わったぜぇ。。。左右とも、コレで決定！


結局、フルードタンクの置き場は、かっちゃんさんの言う通りになっちゃいました。当初の計画は、ステーの曲げ加工がうまくいかなかった（複雑すぎた）ので、手っ取り早く納めた、って感じです。


左はこんな納まりです。ラインを車両の進行方向まっすぐに出すのは、ちと、パズル的。
リンケージ自体の動作はガレージではわからないので、ブレーキともども、乗ってみて、最終の調整をする必要がありそうです。


俯瞰するとこんな具合。

跨ってみての感想は「扱いやすそう、でも、足元が、ちっと、さぶしいかしら」ってな印象。停車のために両足を出すと、ステップに当たります。また、ノーマル形状より迫力もないし、靴底に感じるステップ面積も小さく、ゴムもないので、さぶしい感じ。

作業してみての感想は、「パズルかね、コレ」です。近くにネジ、ボルト類の販売店も必要。
ステップ本体と共回りしていたペダル類はスプリングワッシャー締め込みで解決。
靴の内側に引っかかるリンケージのネジ頭はトラスネジで、（たぶん設定されている収まりと違う）ピロボールを内側にすることで解決。
チェンジペダルにカスっていた、スタンドの引き出しは無理やり曲げて解決。
結局、使用しなかったスペーサー風のものが（大）２個、（小）１個。納まらなかったボルトが３本。なぞのワッシャー風のもの１枚。不足は、なかった。ただ、ホースはステンメッシュむき出しタイプなのでスパイラルが必要。

さて、寝るぞ！

さて、火曜日、テストライド！

やるぜ。

結局、昨日、左側、仕上げた。いいわ、コレ。
まぁ、２時過ぎには寝れた。気力充実、とまではイカないが、昨日ほどの眠気はない。まぁ、いつものペースといえば、そうかも知れない。

社用で、いつもより１時間早く出社したが、定時より１時間早く退社できた。
帰宅して、小一時間、寝た。メシも食った。

ロケⅢよ、カワイイ工具たちよ！　
待たせたな！おーっし！右側やるぜ！

　スキモノめ。
　何とでも、言え。
　タイガイにせんと、倒れるゾ。
　ちょっと、ハイかな？

好きな人。

このタイトル、かっちゃんさんに教えてもらった某ブログからのパクリだ。

一昨日。
注文していたステップが届いた。
開梱して、写真撮っていたら、何となく、付属のパーツだけで形にしてみたくなった。竣工写真もカタログ用しかないし、取説もないので、「あーでもない、こーでもない」って、気づいたら３:３０。「やば！」って、翌日（既にとっくに当日だ）も６:３０起床でシゴトじゃん。あわてて風呂に入って寝た。４:００をまわっていた。

ここんとこ、シゴトが忙しい。来週にはヒマヒマになるはずなのだが、忙しい。パソで書類作りながら、誰かと打ち合わせするような、電話しながら別の人と筆談するような感じだ。

昨日。
居間に放置していた件のパーツが妙に移動している。多分、セガレの仕業だ。当家の法規に照らすと「置いているヤツが悪い」ので、特に責任の追及には及ばない。
まぁ、実害はないので、ガレージに片付けることにした。
いつものように、取り敢えず、パーツを机の上において、実車と比較しながら、何をするわけでもなく、くゆらすタバコの煙ををつまみに、缶コーヒーをなめる。
これ飲んだら、風呂入って寝よ。昨日は３時間くらいしか寝ていない。眠い。

でも、これって、左側は、スグ、付くんじゃねーの？
純正外すのも他愛のない感じだ。不幸なことにココはガレージで、工具達もオレに触ってもらえるのを待ち続けている。

ガレージの冷たいコンクリートの床に、いそいそと整備用のサブロク版カーペットを敷く。お気に入りのメットリンチのケースと灰皿とタバコを傍らに置き、ボルトを仮置きするためのタッパーを据える。トイレに行き作業の中断を抑制する。
準備はこれで、いい。

純正を外すのは、カンタンだった。リンケージを裸にするのが少し、手間取っただけだ。件のパーツを仮組みしていく。調整はともかく、コレもスグ、形になった。

我が家の前、原付の走る音がする。「え？」時計に、ふと、目をやる。もう、４時じゃん！
あわてて入浴し、タカイビキの配偶者の脇に滑り込む。１０分もしないうちに目覚ましがなったような感覚だ。朝だ。眠い。でも、会社、行かなきゃ。思考言語は極めて、短文だ。

忙しい。会社のトイレで排便中にも関わらず、鳴り出した携帯を見たら、待っていた取引先からの電話だ。外に人の気配がするが、そんなの知るか。尻を出したまま、悪臭の中で打ち合わせをする。
書類をまとめ、出かけようとしたら、「申し訳ないが当の書類に追加のデータがいる」と言う。１時間アポをずらして車に乗り込んだら、ガソリンがない。忙しいが、信号待ちをしていると砂地に滲み込むような睡魔が意識を遠くに連れ出そうとする。眠い。

早めに帰宅したいが、データに必要な情報が、来ない。作業上、本来片道の手間で済むはずが、往復びんたの手間が発生する。今夜のところは進めるしかない。眠い。

やはり、いつもの帰宅時間だ。メシを食い、風呂に入る前にこうしてブログを書いている。今日は、もう、寝るぞ。明日は日曜だが、６時起床でシゴトだ。眠い。

眠いのだが、昨夜（今朝だっ！）仮組みのまま置いているマシンが気になる。ちょっとだけ、片付けに行ってこようかしら。

オレってば、好きな人、かも。

　略してスキモノと呼称されます。

また、買った。

もー、バイクにはカネかけないゾ！
と思っていたが、ふらーり立ち寄ったＮ海部品で、ついつい、残り３枚のコイツを購入してしまいました。

１枚￥2,500。ふざけんなよ、フツーのディスク＠￥300もボッタクリと思うが、何で、こんなに高いのよ、コレ。多分、人件費含めても原価は＠￥100くらいだと思う。
だから、アメリカ人の「売れる値段で売る」っつー考え方って納得いかないのさ。
良心や誠意のカケラもないよ。この売り方。

どうか、日本企業の皆様、コンナコト、真似しないで下さい。

　そんなにムカつくんだったら、買わなきゃイーじゃん。
　だって、ロケⅢ、爆音君にしたいんだも～ん。
　んじゃ、文句ゆーなよ。
　だって、マトモな商売じゃねーよ、こんなプライス。シミ付きパンティ商売だよ。これ。
　だから！んだったら買うなよ！それが、オマエにできる唯一の抗議だろっ！
　。。。

ステップ到着っ！

Jack Lilley Online Storeさんから、注文していたバックステップが、今日、到着しました。
ほぼ、１週間。はやっ！
あ、費用は、￡140.65（送料込み）でした。￥29,457だそうです。

かっちゃんさんのお話では、箱がズタボロになるまで蹴倒されて送られてきたようですが、今回は、まぁ、普通の状態でした。

早速、開梱！
印象としては、ま、値段なりのつくりのフンイキです。ペダルやステップそのものはちゃんと塗装されていますが、ただのドブ漬けかな？
ペダルとステップを基台につけてみると、ステップとペダルが共締りしちゃってステップと一緒に動いちゃう！
コレは、小加工が必要な感じです。取説や、完成図が全くないのである程度現物合わせしながらの作業になりそうです。
あ、フルード買って来なきゃ！

作業予定は２１日（祝日）です。ちょー楽しみっ！

工業製品。

オーナーの方にはまことに悪いと思うが（冠にこう付けるヤツは絶対、悪いとは思っていないけど）、オレはハーレーが大っキライだ。
正確には、ハーレーダビッドソンというバイクはいいバイクだが、ハーレーダビッドソンという会社が、嫌いだ。
最近は、ホンダも、おかしい。ヘンだ。

ハーレーのモデルラインアップには、あまり詳しくないのだが、一番安いのはスポーツスター８８３かな？コレが￥927,000。
たとえば、カワサキで、プライスの近いのがゼファー１１００で￥912,450。
アメリカからの送料が￥200,000かかったと仮定しても、近いのはゼファー７５０で￥728,700、もしくはＷ６５０の￥720,300だ。
ただ、コレも定価の販売は稀だろうから、実際は、もっと安い。

ココからは議論の分かれるトコと思うが、不愉快が予想されるお方は、是非、ホカのページへご移動を。

客観的に、もしくはハーレー寄りに見ても、ハーレーのプライスに納得がいかないのだ。
比較したことはないし、根拠もないのだが、部品点数ひとつとってみても８８３が多いとは思えないし、レバー１本の品質ひとつ見ても、ゼファーより高品質な商品に思えないのだ。
つまり、高い。

なぜ高いのか。
「この値段でも売れるから」だと思う。前述の通り、ハーレーはいいバイクだ。５５ＭＰＨで、コレだけ楽しいマシン作りは国内メーカーがいくら取り組んでも、現在までその商品企画は成功していない、と思う。
だから、彼らが「売れる値段の上限」と考える値段で、売る。私たち消費者は、コレが欲しいから、買う。

コレで、いいのか？？？

いいわけないだろっ！と言いたい。

工業製品として、生を受ける以上、【積み上げ原価＋企業維持のための粗利（経費）＋適正利益】で、プライスが決められてしかるべきと思う。
「市場原理」とかいうクソバカな、全く誠意のない動機によって、「売れる限り高い値段で売る」というアメリカ経済の論理は、断固として否定したい。
ココには、消費者に敬意を払う理由は「カネを払ってくれるから」と言う、手前勝手な、脆弱な根拠しかない。
モノを創って、売ると言うコトは、こんな卑下た行為では、断じて、ない。
そして、そんな企業にカネを払うのは絶対、イヤだ。

日本でも、金融機関を始めとして「財務体質」が公で問われるようになって久しい。利益が出て、無借金で、経営がうまくイっている企業が「イイ企業」だと言う。
こんなのは、まやかしだ。
バブル崩壊後、そのダメージを回復するために富を蓄積するための方便なら、まだ理解できる。もしくは「株主にとってのみイイ企業」と言う限定的な表現なら、これもいい。

儲けるのがいい企業では、決して、ない。
その商品が、社員の努力によって消費者に喜ばれ、社会・文化の中で、大きな役割を担い、結果として利益が上がり、投資家たちにも還元される。これが、「イイ企業」だと思う。
本来、本業以外の財務テクニックをもって、収益向上を図るのは、日本企業にとって暗部のはずで、「社員一丸になって頑張った結果、事業収支がこれだけ上がりました」と記者会見の席上で述べるのが、経営者の一番嬉しい瞬間ではなかったのか。

いつの間に、企業買収や、本業以外の投資が、大手を振って歩ける経済社会になったのか。
こんなことが許されるから「高く売れるだけ、高く売る」工業製品が成り立ったりするのだと思う。

昔、ＴＶで見た話だ。
人間国宝が、言う。「いや、たかが木綿でできているものですから、そんなに高くはダメ（値段がつけられない）ですよ」。

例えばホンダ。
ＧＬ１５００ＳＥからＧＬ１８００になって、プライスは１００万円以上上がった。おかしい。ヘンだ。
本当に１００万円も価格上げるほど原価上がってんのか、このバイク？？？
「ホカにないマシンだから、コレくらい吹っかけても売れるはずだ」そういう商品企画、していませんか？

バカなアメリカ流の経営感覚は捨て去るべきだ。資源と基礎科学開発、最先端技術に乏しい我が国にあって、良心的な誠意に基づく商品化技術の注ぎ込まれた適正価格の工業製品をつくり続けるしか、国際経済ステージでは、他に生きていく道はない。
「期毎の利益が上がればイイ」、なんて思っていたら、今はイイかも知れないが、早暁、商品化技術で中国に抜かれる。中国の場合、層の厚みはアメリカ以上なのだ。

アメリカ企業は日本との経済関係ではまさに連敗中だ。日本ではカルフールは撤退し、ウォルマートやＧＭ、フォードは未だに苦戦し、銀行の支店も撤退中だ。ひとつ転べば、おいしいトコだけしか保障しない外資系の保険だってわからない（変額保険は既にコロんだけど）。
日本は経済的に、アジアのアメリカになりつつあると思う。

　あんただって、そんな日本企業の一社員じゃん。
　だからさ、このブログのサブタイに「戯言」って書いてあるでしょ。市井のオジサンのボヤキですよ。
　いつも思うけど、あんた、ゆーことエラソーだよ。
　はいはい。今後、気をつけますよ。

この花って？

かみさんは、「桜だ」と言い張る。
良く考えてみたら、桜ってば、もちっと先だよね？
梅？？？

ちょっと前には、バカボンパパの職業が何かで、モメた。
大工？？？植木屋？？？
コレはヒキワケ。

「ニルスの不思議な旅」の隊長って
アッカ隊長？？？カッカ隊長？？？
コレは、オレの勝ち。

今回の勝負の行方は？？

はっきりしてるのは、梅と桜の見分けも付かない私たちって、ダメオトナ。

　オレにもわからん。。。

海外通販、その後②

今日は家族サービスが日程に入ってきて、バイクのお取り扱いは、なし。
庭の桜が開花を始めた。少しうれしい。

こないだの雨中走行後、ディーラーに修理預けしたのだけど、丁寧に洗車しておいてくれていました。感謝。
キレイになってはいるのだけど、やっぱ、もう一度、徹底清掃しておきたいなぁ。
塩化カルシウムの混じった水、たくさん浴びてるし。。。ムキミのアルミ部分、割と変色発生してるし。。。

本題。
Busters、放置プレイがあまりに多いので、キャンセル。結局、入力済んでから、１０日間かかって、合計金額もわからないらしい。何なんでしょうか？それとも、私の気が短いのでしょうか？？？キャンセル受けの連絡メールも来ました。
ま、後はかっちゃんさんの警告の分、気をつけておくだけですな。

さて、懲りずに再チャレンジ！今度は、Jack Lilleyさん。
入力完了っと。自動メールも来たキタ。さて、今後の展開に乞う、ご期待！

　何注文したんだっけ？
　バックステップですよん！これが成功すれば、高速の苦闘ともオサラバさっ！
　でもさ、コレってリアブレーキのホース交換、自分でやんなきゃなんねーんだろ？ダイジョウブ？？？
　何とかなると思うのよ。手順もちゃんと調べてあるし。工具もあるし。不安なのは、手順よりも、フルードタンクの置き場と方法なのよ。コレも、頭の中では対策済みなんだけど、ブツがないことには、思案の範囲内だよね。詳しいことは、現物来てからまたＵＰしたいと思います。
今度はちゃんと写真撮るゾーっ！
　ま、ちんこ腹巻にならないように、ガンバッテくれよ。
　だから、それ、ゆーなってのっ！

転倒。

バカみたいにアタリマエのことだが、バイクは、通常、スタンドなしでは自立しない乗り物で、ライダーが操作しないと転倒する。
つまり、ライダーしだいで転倒する。

オレの初転倒（事故った？）は高校生の時、初めてのバイクＲＺ５０で、だ。
これは、今も鮮明に覚えている。１５０Ｒ・1/3くらいの緩やかな右カーブ。左は高さ２０センチほどの縁石で、その先は、草が刈り込まれた江戸川の土手で３０度くらいの勾配が付いていた。

フルアクセルで、８５Ｋくらいで、たぶん、そのまま真っ直ぐ、縁石に突っ込んだ、と思う。
気が付いたら、夕方で、オレは土手に仰向けに寝ていて、ジェッペルのシールドはなくなっていて（探したけど見つからなかった）、車体は、電柱２本を継ぎ足した位手前、縁石の脇に擱座していた。
シフトペダルが、サンダーで切り落とされたように途中でなくなっていて、前ホイールとエンジンにコンクリートの打痕があった。買ったばかりのＭＡ-１の背中には草の緑色の擦過痕が鮮やかについていた。
バイトに行く途中で、昼飯を食う前だったので、午前の出来事だったはずだ。

当時、一番心配したのは、バイクの修理代のコトだったと思う。

って、今思うとゾッとする。
幸運だらけだったのだ。土手の下側は、今は６０センチ位の土留めになっていて、８５Ｋくらいで車両との間に挟まれれば、良くて開放性複雑骨折、悪きゃ、切断だ。
今は土手も遊歩道として整備され、カーブの先は土手を登るコンクリート階段が作られている。
ジェッペルでは、マトモな顔が残らなかったかも知れないし、投げ出された勢いでコンクリートの階段に叩き付けられていたとも思う。それも３０Ｍ近く飛ばされて、だ。
受身が取れていて、タイムトラベル（多分軽い脳震盪）だけだったのも幸運。コレも打ち所が悪ければ頚椎くらい折っていただろう。
しかも、マシンはシフトペダルを交換しただけで、キズ以外は現状復帰で乗ることができたのだ。

あの時、こんな幸運を使用してしまっているので、休日に雨が降って「ツイてない」なんて、言ってはいけないのかも知れない。

かれこれ、社会人になってから立ちゴケの経験は、ない。転倒したのは数回ある。が、この数回も、オフ車で、ダートラ遊びや、ターマックごっこや、アクセルターンの練習をしていての出来事なので、転倒も「遊びの一部」だった。もちろん車両・身体の損害は、ない。メインのオンロードバイクは倒したことさえ、ない。

自爆や転倒に限っていえば、自らの不注意で、安易に、機体と生命をキケンにさらすことに他ならない。正確な状況把握と適切な判断に基づく操作ができれば、１００％防止できる。

物理的に１００％の確信が持てるまでマージンを拡大するとすれば、ライディングは全く味気のないものになってしまうだろう。
しかし、我々には、経験値ＵＰを原資に、スキルを向上させ、洞察力を高める能力がある。コレによって大きく１００％の防止力に近づけることができ、併せて、物理的なマージンを削減することができる、はずだ。

社会通念上、交通ルールと称されるものは、物理的に１００％の確信が持てるまでマージンを拡大する拘束（予防的措置を含め）を押し付けるものだ。オレは明確かつ断固とした意志を持って反駁したい。

あ、もちろん、押し付けられているものではあるが、この社会通念を超過している部分については、ステイクホルダーの分も含めて完全自己負担なのは、よぉ～く解っておりますとも、はい。
もちろん、民主主義を否定しません。私は。

今後も、絶対に転倒しない。オレは。機体と人命を尊重しているからだ。誰よりも。

へぇ～エラソーなこと、ゆーとるやんか。「オマエみたいなやつが事故起こして人をコロすんやっ！」とか言われるで。
せやけど、それは、そんなコト、ワシに言う奴も条件は一緒やん。今までも、フツーに生きてきてるで、ワシ。
自分以外の交通社会の構成員に対して敬意とケンキョさがない、ちゅーコトゆーとんや。
他人様に対して勝手なコメントつけて電波に乗せたり、紙面にして売ったり、それを見たり、金出して買って読んだりする奴らより、よっぽどワシの方がケンキョやと思うで。
議論のスリカエやんっ！それ！
でも、なんで関西弁チックなの？？？
ツッコミ入れてるから、かな？
（スリカエ成功！）