憧憬、大艦巨砲主義w

盆栽RF900R 営農機セロー250 奥様号レブル250

祈り。

2006-02-27 22:37:38 | 俺だよ、オレ。
バイクがないので、なかなかバイクの話になってきませんで。。。

自分の全人格が否定されるような、屈辱的な、もしくは恥ずかしい体験をしたことあるだろうか?
思い出したら恥ずかしくって居ても立ってもいられないような「思い出」は割とたくさんあるが、その場から逃げ出したくなるようなコトは、まだ、経験したことがない。
ひょっとしたら、オレはそういうことには鈍感で、フツウの人なら逃げ出した場面もあったかも知れないが、オレ自身が、そう思ったことは、まだ、ない。

数年前、「彼」がそういうシュチュエーションに向き合った場に、図らずも立ち会った。
10年来の付き合いにあって、とても笑える話ではなかった。彼は憔悴し、疲弊し、打ちひしがれ、辱められていた。
彼に集まる同情さえ、きっと、彼自身をどん底まで突き落とす方向に作用するような出来事だった。
もし、自分が彼とスリ替わったなら、どんな行動をとっただろうか。あまり、自信のある回答はできそうにない。

彼は逃げなかった。おおバカな男だが、この時ばかりは男惚れした。
彼の家族も、たぶん、自らすすんで同じ状況を共有して彼を支えたのだと思う。
滅多にこんな風には思わないオレだが、心から敬意をもって、彼と彼の家族を讃えたいと思った。
100人のうち、何人がこのような家族をもっているのだろうか。
果たして、自分はこのような家庭を作っていけるのだろうか。

その場から立ち去る車内で、ハンドルを握りながら、大きな感情のうねりを感じたコトを今もハッキリ覚えている。

今は、半年に1回位しか会えないのだが、今日、彼から携帯にメールが入った。今月に入って再スタートを切った、と言う内容だった。

あの時の彼を思い出しながら、祈るような気持ちで返信を入れた。

偽善者。
殺すぞ。
ご、ごめんなさい。
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なんだこりゃ?

2006-02-27 01:14:31 | 俺だよ、オレ。
子供の小学校のHP、さっき初めて見た。
あほくさ。意味あんのか、これ。それとも、人をばかにしてんのか?

最終更新日は本年1/13。1月の予定がトップページだ。

本日の報道でも、父親になりすまして児童を呼び出す事件がおきたりしたので校内の情報を万人に公開するのは問題もあるかもしれない。
児童の安全上、その他何らかの理由で更新やめたのなら、その旨表示すべき。
これでは、「途中で挫けまして、放置してます」じゃない?
閉鎖した方がマシかも。だって、「先生がた」が作ってんでしょ、コレ?コドモに見せらんないよ。こんなの。

学校にいる人々は、用務に就いている人を含め、その全員を括って「職員(公務員)」であって、「先生」ではないと断言する。
「先生」は自分で見つけるものであり、先生になりたいと真摯に取り組んでいる人でさえ、人(子供)の本当の先生なれるのは、僅かな幸運な(生徒との)出会いを得た人に限られると思うからだ。
誰もが多くの教員に接してきたと思うが、思い返せば、自分の「この人がオレの先生だ」と感じる教員は、そう多くないはずだ。「そんな経験ねーよ」と言う人もいるかも知れない。

親の立場になってみると、さらに、彼らを「先生」と思える機会は少ない。
私のように斜に構えるクセの付いている人種は、2学期制の導入だって「公費削減による時短のあおりで成績査定の回数を少なくするだけじゃん」などど思ったりしている。

おカネや手間掛けなくったて、もちっとマシなこと、出来んじゃねぇの?
少なくとも、オレよりお勉強できる人が大勢いるんでしょ?

それとも、小学校も民営化もしくは、学区制全廃で任意選択化して、競争原理導入するかしないと、本気にならないのかね?
やっぱ、彼ら、公務員だし。

そんなこと言ってっと、学校でコドモいじめられるゾ。
すみません、言い過ぎました。そうだよね。人質取られてるの忘れてた。
だから、そーゆー考え方に問題あるって言ってんのっ!
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マフラー出来たぁっ!

2006-02-26 14:34:19 | ロケットスリー
製作中でした、スーパートラップインターナル4インチ3本出しスリップオン(長いな)完成いたしました!

今日は雨。普段なら絶対乗らない日。でもでもでもでも!代車予約でミズモレ修理に出す予定もあるので、何が何でも取りに行かねば。
と、いうことで、初雨も経験してまいりました。。。

写真。
後ろのお方はフリーダムクラフトフルセキの社長様。今回の製作をお受けいただきました。納期はこちらで無理なお願いもせずでしたが、なんと、9日間!すげー!
コストは「今回は儲けなしになっちゃったから公表しないで」とのこと。了解。

右2本の取り回しは見た目でも苦労の跡が感じられます。全幅を抑制するために、「筒の排気側は出来るだけ内側に追い込んで欲しい」と要望しましたので、筒のエンジン側はやや開く格好になってしまいますが、右下側はバンク角との折り合いから進行方向そのままを向いています。従って、右側2本は排気方向がやや左右に振れているのが特徴です。
写真ではイマイチ揃ってない格好に見えますが、実物は「コレはコレでなかなかいい感じ」だと思います。

排気管容積が増えたせいか、音質はドスの効いたフンイキになりました。(筒の標準)ディスク9枚では、トラップらしいケタタマシさはなく、ノーマルより、ココロモチ大きい程度です。今日は雨天走行でしたのでほとんど回すことは出来なかったのですが、バックファイアもパスパス音もなかったので、この状態(9枚)ではエンジン側の調整は要らないかも知れません。
ん~~、でも、このサウンドなら、15枚位ORオープンエンドでいきたいなぁ。

それにしても、雨天走行は怖いな、このバイク。まだ、慣れも少ないせいか、パワーも車重もあるので、加速・ブレーキ共にデリケートな扱いになっちゃいます。

ミズモレのほうは来週には仕上がる予定。今は、置いとくだけでポタ落ちしちゃってるし、オイルと混ざったりしたら、それこそ、命にかかわる事態もありえるしネ!

お次の課題はステップだな。
え!?まだ、おカネ使うの???
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機体と人命を尊重する (2)多数決

2006-02-25 15:02:59 | 機体と人命を尊重する
極めてまれに、遭遇する。
4車線道路の左側をのんびり流している日曜日。
右後方からエキゾーストの咆哮。「来たっ!」と思った瞬間、強烈な空気の塊が右前方に掠めていく。衝撃波によって進行方向をやや左によじられながらそのテールランプから車種を確認しようとするが、既に、その機影は遥か前方に消え去りそうなほど離れてしまっている。

交通社会において、彼は非常に迷惑で、キケンな存在とされる。
多分、誰もが、彼の負っているリスクのホンの一部でも負担させられようものなら、彼を許さないだろう。

しかし、彼を非難し、認めないことが、独善的な考え方ではないといえるだろうか。
答えは、否。
ドライバーがシガーライターを使用してタバコに火をつけたり、運転中にカーナビの画面に目をやるよりマシな行為だ。
また、渋滞中の合流において自車の鼻先を他車の目前に割り込ませるよりも悪意のない行為でもある。
他車から見える・見えないとか、多数・少数の違いであって、リスクの見込みと悪意について、私(一般ドライバーで、ライダーの経験として)は、彼の行為はいわゆる一般ドライバーのそれと同等以下であると断言する。

ステイクホルダーとしての一般ドライバーの見地から、交通ルール無視の暴走行為として嫌悪されているだけだ。通常、自己の安全リスクについて、ライダーはドライバーよりも数十倍以上の負担をしていると思う。
「ちょっとコスった」時。数万円の負担のドライバーに対して、ライダーは転倒して死ぬ可能性があるのだから。

冒頭の彼は、一般ドライバーをはるかに超える安全注意を払った上で、オウンリスクを負担していると言える。

あまりに実感できないことだが、多数決の社会ルールにおいて、少数派の意見は尊重されなければならないことは、少数派に属した経験のある人はだれもが、それを肯定すると思う。
一般ドライバー諸君。独善的な批判を社会通念とスリカエないで頂きたい。冒頭の彼に対する批判は、ただの多数派意見に過ぎない。

ライダー諸君。反社会行為も結構。ただし、自由な行為にはそれに対応する責任の負担が要求される。
反則金払ったり、逮捕されたり、死んだり、他車・他人に損害を与えて賠償責任を負う事も。

機体と人命を尊重して日々のライドに臨みたい。

自己弁護。
はい。よぉーく解っていて、言っているです。。。
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ラーメン。

2006-02-23 21:14:46 | 俺だよ、オレ。
いきなりですが、ラーメンが好き。
4~5日食べないと、なんだか歯を磨かない日が続いているような不足感がクビをもたげてくる。
結局、毎日のお弁当作りをサボって朝から「昼食はラーメン」と決めていたりする。

以下の見解は、「ラーメン関係の本は読んだことはないし、特に専門の方の話を聞いたことがない、勝手なシロウトの戯言」として述べるので、この分野に特に造詣深く一家言ある方は、別のページにご移動を。

ラーメンと言う食物には一定の様式が存在する。大まかには、麺、スープ、具であり、ムーヴメントとして温・冷・量・器・店・食べ方・販売形式があると思う。
そして、ワタシの僅かな居住経験・旅行の経験において、これらは地方によって特色と一言で括るにはあまりある特定の様式がスタンダードとして存在するように思う。

んで、ワタシのご当地「千葉」のラーメン。
千葉で「おいしい」といわれるラーメン店で「家系」とか「○○(千葉以外の地名)ラーメン」と呼称(自称)されるもの以外には「千葉ラーメン」の様式があるように思えてならない。


「マルタイの棒ラーメン」のごとく断面が四角形で、チヂレ等のないストレートな中太麺。黄みがかった無漂白小麦+カンスイの原色を思わせる色合い。僅かに粉感を残す舌触りで、食していく中盤にスープのしみこみ+麺の食感の相乗効果を狙ったのでは、とさえ思われる変化を見せる。
ぷりぷり、つるつると言うより「食べる力感」を強調している店が多いように思う。
調理法としては一食づつ個別に小なべで加熱していくパターンが多いように思う。水の場合もスープの場合もある。

スープ
箸を沈めると1センチほどで、その先端は見えなくなるような濁りのない黒褐色で、据え置き醤油のような「濃い味」。単に醤油を多くしたものではなく、チャーシュー煮込みを繰り返し黒褐色化したもので、塩分は低くはないだろうが、見た目ほどキツくはない。獣肉の出汁に上質の醤油のうまみと風味を実にうまく融合させた技術だ。
油分はお店によっては後足し感は割と多い。もともとスープ自体に油分はあまり多くない印象だ。
スープの底には、通常、チャーシューの磨耗された部分が粉粒状になって僅かに残る。


チャーシュー。これも醤油中心のゆでを徹底した、箸で崩せるほどやわらかくなるまで煮込まれている。ワタシは、チャーシューの脂部分は、わりと残したりしてしまうのだが、この様式では、とことん醤油がしみこんでいたり、赤身肉が中心だったりして、全ておいしく頂ける。スープベースと兼用で煮込まれている場合が多く、醤油のインパクトはきつめだが、豚肉と醤油の相性が極めて優秀であることを再認識させられる。もともと良く煮込まれているので、薄切りは技術的に不可能なのか、厚目が多い。
メンマ。店によっては細く繊維に沿って切るシゴトがしてある。味付けなしの薄切りのものが多い。入れない店もある。
海苔。大概1枚は入っている。食熱を下げず、しょうゆ味にも麺にもマッチする具財で、ワタシは千葉ラーメンの海苔トッピングが超スキだ。
タマネギのみじん切り。コレが千葉ラーメンの最大の特徴と言い切っても良い。千葉様式のラーメンには通常、長ネギは入っていない。スープにタマネギのみじん切りがプカプカ浮いているのだ。スープの食熱で微妙に火が入っているが、スパイス類やニンニクの主張が控えめなこのラーメンに最大の特徴といっていいパンチと風味を与えている。千葉の地名を冠しているラーメンには普通、入っていると思う。
その他の具材は、最近良く見る煮卵や辛味をつけた白髪ねぎなどもあるが、これらはバリエーションモデルと思う。

総評として、毎日は食えない(割と重い)が、思い出したら居ても立ってもいられなくなるほど食いたくなる時がある味。コレは自分が「お醤油の国の人」だからだと思う。

個人的な推奨店(詳細はネットなどでお調べを。全て千葉県内)
☆☆☆ぐう
☆☆☆富士屋
☆☆☆どん
☆☆グルメ
☆梅野家
有名だけの店もあるんじゃねーの?上の店だって同じ名前の店、複数あるぜ。
確かにあるよね。ま、ココの情報ってば、「戯言」だからさ。いいじゃん。
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ZL1000(エリミネーター1000)

2006-02-23 00:08:01 | その他のバイク
実は、だいぶ前に同系列モデルのエリミネーター750を所有していたことがある。普通にライディングを楽しむなら750でも必要充分。車体も180Kくらいでリア周りからフワつき感が少々感じられるくらいで、V-Maxより安心感があった。このモデルの1000CC版なら、ぜひとも乗ってみたいと思わせるモデルだった。

そんなこともあって、この子はヤフオクで即決購入した。実車を確認せずに購入を決めたのだが、出品者のコメントと実車の程度が大きく乖離していた。20年以上前のモデルなので仕方がない部分もあるし、オークションの世界は自己責任なので、売主を批判するつもりはない。が、商品を思い込みの美辞麗句で飾るのはいかがなものかと思う。ただ、前のオーナーが愛情と手間をたっぷり注いで維持されていたことは充分感じられた。
ま、いづれにせよ、この子のせいではない。

このマシンも特徴はエンジンにあると思う。GPZ1000RXディチューン版とのコトだが、中速域からのダッシュ力はなかなかのもので、6速に入っていても70Kくらいでワイドオープンすると弾けるように加速する。多分、コレはギアリングの設定が「この方向」で造りこまれているのだと思う。
その、ギアリングはかなり低めで、100K位のクルーズではもう1速欲しくなってしまう。当然、エンジン回転は高めなのでアクセルのオープンだけで楽しい加速が得られた。さらに、10,000回転以上からでもさらに伸びるような加速をする。記憶があやふやだが、140マイルくらいまでは伸びが良かったように思う。
クルーズを楽しむこともできるのだが、いつの間にか「やる気」にさせるマシンだ。

この個体のみかも知れないが、カワサキ特有のガサツな感触はなかった。ガサガサと言うよりギュンギュン回るエンジンだった。燃費も割りと良く、10マイル/L走ることもあった。

走安は、モデルなりに見たままだ。加速気味にトラクションをかけてコーナーリングすると、高速でも、低速でもフロントの接地感が薄れ、少しのギャップでもフロントがバタつく。素直なラインをトレースするが、攻めるには腕の要る設計だ。
一般道では(ワタシのウデマエで)できないが、リアに必要以上のトラクションを掛け、「テールスライド遊び」をするのは実に楽しかったし、やりやすかった。こんなことやっていたら、少な目のバンク角もあって、バンクセンサーはすぐ無くなってしまった。その意味では中庸で、コントロールしやすく、扱いやすく、アクシデントにも強い車体設定だと思う。
200K以上の高速でも、振り回すような操作をしなければ、矢のように車体は安定している。ただ、ワタシが交換したタイヤはV-max純正そのものだったせいか、ギャップに乗るとつり銭は大きめだった。
個人的に大好きなデザインの不等ピッチ多孔ディスク+シングルキャリパーは効きも良く、コントローラブルだ。ただ、この個体はホースが劣化していたのか、レバーがフルストロークして、困った。

ユーティリティで秀逸なのはタンデム用のバーが左右にあることだ。タンデムライダーがラクなのは当然、荷物を留めておくのに重宝した。低めのバックレストはスタイルをスポイルすることなく効果があった。

年式だから仕方ないのだが、欠品パーツ多し。タイヤも純正サイズは(ワタシの調べでは)なかった。タンクなども欠品パーツだ。

イメージとしては、革のシングルライダースとシンプソンとミルクティの大好きなショートカットパツキンお姉さま(頭頂ややプリン)、かな?

だから、マシンをオンナに喩えるの止めなって。
いいじゃん。こーゆーの、好きなのよ。
それと、ロケⅢの話題ないのかよ!
今、マフラー製作で入院中なのよ。その後ミズモレ修理で再度入院なの!帰ってきたら、書くよ。。。
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不公平な公平

2006-02-21 21:35:09 | 俺だよ、オレ。
「成果主義」「能力主義」が広く言われるようになって久しい。

日本の世の中がこんな欺瞞を取り込んで動いていると思うと情けない。
経営者諸君、目を覚まして欲しい。こんなバカ話までアメリカから輸入して受け入れるなんて、おかしいのだ。

コレだけ会社に儲けさせたから、取り分をよこせ」と言う主張は当たり前だろうか。
逆だ。
経営者自身が、「あなたにコレだけ利益を与えて頂いたのだから、社会に半分、経営原資の提供者に1/4、あなたに1/8お返しします。会社にはあなたの分と同じだけ今後の投資として使用させてください」と言えなければならない。
そして、この「あなた」は社員全員だ。

青色発光ダイオードの開発は類まれなる能力と、血の滲むような努力の賜物であるかも知れないが、毎日頭を下げ続けているゼロ受注の営業マンとの違いは単なる役割の違いに過ぎない。
そして、社員は自分の役割を完遂する努力を真摯に継続しなければならないし、会社はそこに報いていかねばならない。両者の違いは給与体系も含めた「役割」なのだ。
ココの信頼関係が日本企業の美点であり、競争力であったはずだ。

企業の、消費者に対する敬意の淡水化現象もこの成果主義に比例していると思う。

「取り分よこせ」と「成果主義」の間には信頼関係はない。カネの関係だけだ。

んなことばっか言ってっと、会社、クビになるゼ。
そん時ゃぁ、起業すっか。。。
それって、究極の成果主義を選択してんじゃねぇか?
そりゃ、そーだ。
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GTS1000A

2006-02-21 00:26:41 | その他のバイク
ロケⅢの前のメインウェポン。
実は、この子は2代目だ。
ワルキューレと、VF1000Rの2台を併せドナドナして、交換したものだ。

フロント周りの特異さばかりが話題になることが多いが、最も特徴的だったのはエンジンだ。
ヤマハの言う「ベスト100馬力」を実感した車両だった。
エンジンはストレス感のなさと、中速粋の力感が秀逸で、4発では比類なき扱いやすさで、速い。
実際、高速をトバす走りでも、一般車がいる以上230Kから上はやたらには使えない。その意味で、「速かった」のだ。
最高速は250K位で、お世辞にも速くはないが、120K~200K位までのレスポンシビリティとトルク感、加えて言葉にしにくいが安心感はZZRもGSX-Rもかなわなかった。
唯一、K1100RSが相対するが、エンジンの楽しさと言う点ではやはり、GTS。同じインジェクションでもK1100RSよりもデジタルフィールの強い性格で、回転上昇は軽く、少しでも閉じればクランクからトルクの抜けるのが手元で判った。今でも、フルパワーバージョンが出たら必ず欲しいバイクだ。

フロントのハブセンターステアリングは、悪い意味でテレスコタイプの感覚に合わせられていて、ノーズダイブまで意識的に発生させられていた。こんなセッティングにしなくても、思い切ってハブセンらしい感触を強調した方が売れたと思う。
とは言っても、操舵と緩衝機能の分離は奏功しており、テレスコタイプを遥かに凌ぐ路面追従性と安定感を供与していた。
まるで、路面の上を滑空するかのような異次元感覚の乗り心地だ。

コーナーリング中の接地感は希薄であっても、オンザレールの安定をしているといった、不思議な印象。しかし、120K以上の高加重域では接地感も増し、運動性もスーパースポーツレベルで、安心して積極的に攻めることができたと思う。
このサスペンションは、200K以上の速度域からフルブレーキングで、前後フルロックしても転倒の「焦り感」が少ない。驚いた。
ABSはリリースバルブの開閉間隔が広めで、「自分ABS」の方がましかも知れないと思った。雑誌のインプレでは、べた褒めしてたけど。
リアスイングアームの剛性バランスはフロントと釣り合いが悪く、ふにゃり感が強かったように思う。サスペンションのセッティングでは治まらなかった。
ちなみに、純正のメッツラータイヤも剛性感低し。合わない。

フラットなタンデムシートもあって、ツアラーらしく荷物の積載性も大変いい。ダミータンク上の小物入れも使用感は今までのどのモデルよりも良かった。高速の料金所でもマゴつくことは無かった。
この子には45Lのパニアが付いていたが、大きすぎて使用する機会は割と少ない。K1100RSについていたシティケースのような選択肢も必要と思う。

結局、今までで、初代、2代目合わせると一番長く所有したモデルだ。

イメージとしては、きわめて知的+優秀で、グラマラスでボディコンシャス(死語)なスーツに身を固めたクロブチメガネの秘書さん(腕相撲と酒は強い)といった感じかしら。

それって、単なるオマエのコスプレ趣味じゃねぇのかよ!
まーね。

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ニワトリです。

2006-02-19 20:49:24 | 機体と人命を尊重する
白色レグホン。
鶏の中で最も普及している、採卵、食肉用の種だ。
狭いケージの中で、エサを食い、経済活動のために卵を産み続け、自己の時間を消費していく。

誰でも、働くことを含め何らかの負担をして経済的基盤を維持していると思う。
その意味では、誰もが自分の存在のために、毎日卵を産み続けなければならない。
そして、オレ達は、最も数多い種類のカテゴリーに属している。

知らない人も多いかも知れないが、実は、この種(鶏全体がこういう感じわりと多いけど)、ずいぶん攻撃的だ。相手の力量をはからず攻撃を仕掛けることも少なくない。

って、おめー、このカンバン、どう見てもオンドリだぜ?
ま、イメージだからよ。イメージ。

昼間でも夢を見る。
暴力的な風圧、狭窄する視野、鉄馬の咆哮、そして現実的な自分自身の死。
バイクに関係のない日常にあって、反芻に似たリフレインがオレの胸を締め付ける。
この想いは、思春期にあったあの頃、恋焦がれた女の素肌に頬よせ抱く、あの、妄想に似ている。

ケージの中では決して見せることのない、攻撃性だ。
視線の先が見えない月夜の晩であっても、勝手にケージを抜け出して、自己保存以外の闘いに挑む。真実の自分は、脆弱なニワトリのくせに。
この、深く刹那な愉しみに囚われてしまった。

路上の死神に引っ張られて、そのうち、逝っちまうぜ。
オレだって、機体と人命は尊重しているっ!

この妄想と苦悶の理解者について、これを求めたりしない。また、他人の言葉もキライだ。
だが、同じカテゴリーにしか居られない人々が存在して、袖触れ合う機会にめぐり合うのは、なぜか、ことのほか嬉しい。
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VF1000R

2006-02-19 00:31:52 | その他のバイク
そのうち語ります。。。
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