goo blog サービス終了のお知らせ 

す ず な り

なかなか辿りつけない辺鄙なブログへようこそ... メールはIDのplinkに続けて@willcom.comです

入院していました(6)

2014-06-28 13:08:57 | できごと
手術は左膝の方は粉砕骨折というから細かく散ったかけらを集めてつなぐややこしいのになりそう。心の中で助けをもとめながら、しかしなんだかどこか余裕ある私。開き直りでしょうか。主治医の説明で使われた図は針金でがんじがらめになった骨。こんなのをただでさえ出張り傾向の強いとこの皮膚の下に半年間入れておくなんて。私はあの先生の最高の業績になりたい。いや、その後の更に良い業績を期待して、先生の歴史に残る素晴らしい手術の症例に。助けてください。

膝の針金は半年後に取出すけれど、もしや右足首の釘は一生入れっぱなし?チタンの合金だか忘れたけど、アレルギーはまずないと言っても今後いつどう変わるか、どういう影響あるかわからない。そして火葬の時にそんなの出てきたら照れてしまいそう。本人が何も言わなければそうなるところ、私が尋ねて後で取り出したいと言ったので、釘は後で取り出すタイプに変更になりました。予定していたタイプは取出すのは相当難しいらしい。後に人に聞いたところによると、炬燵で暖まる時に骨とは温まる早さが違うからかどうか、痛みを感じるから、取り出す方にしておいて賢明だと。ホメオパシーではチタンもそれなりな影響があるということです。

「手術の翌日から早速リハビリ開始です。左は膝が曲がらないようにした装具つけていれば全体重かけていいから、松葉杖使って棒脚で歩きましょう」
「膝の曲げはとにかく急ぐんです。曲げられる時期は限られている。痛いからって曲げなかったらそのまま。これはあなたの努力次第です。針金を取り出してから?いや、半年経って曲がらなかったら一生曲がりません。正座ですか、それは可能ですが断言できません。本人の努力次第なところもあります」
そんなふうな説明がありました。痛みに耐えて頑張るしかないって、そんならまかしとけ。だけど入院期間は二ヶ月程度ですって。そんなにもすぐ歩けるなんて想像もできず。

手術前日に説明に見えた手術室の担当者さんは、どうやら同じ小学校の同学年。クラスは違うようでしたが、私の名前を憶えてらしたのです。彼女の担任は私の体育の先生でもあり、あの先生が持ち歩いた「神様の棒!」指示棒兼お仕置用の、皮を剥いだセイタカアワダチソウの茎のことを、二人声を合わせて言い、笑いました。手術室に入る時に希望の音楽を流して貰えるそうで、在庫の範囲内で応じられ、持ち込みも可。私は特に指定は無いけどバロックと言いました。すると彼女の顔がなんだか曇りました。あれ?手術ならクラシックのなかでもあの辺がいいですよね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。