イタリア3都市ひとり旅 -Day6-

4月30日（木）　from Florence to Venice

　今日はいよいよ憧れの地、ヴェネツィアへ！
　8：37発のEuroStar（さすがにヴェネツィアは遠いので、ケチらずESを利用）で出発。
　3時間弱の鉄道の旅です。
　さすが、InterCityよりも快適。車内もキレイだしねー。

サンマルコ駅に到着。駅の目の前もはヴァポレット（水上バスみたいなもん）乗り場が。 　いやーんもう、俄然気分が盛り上がりますわ 　ここから先は車が一切走らないエリアが始まります。

ローマ・フィレンツェと、ホテルを探すのに散々苦労したけれど、ここではわりとあっさり発見。 　石畳にスーツケースのタイヤが引っかかってとても歩きづらかったので、あっさりみつかってホントーによかった。 　さすがホテル事情が良くないといわれるヴェネツィア（とにかく物価が高い）の中でも、1泊EUR85（約11,000円）という格安で見つけた宿だけあって、ローマやフィレンツェに比べると残念ながらグレードは落ちました。 　ミニバーはないし。TVは天井吊り下げタイプのすっごい見づらいやつだし。 　まぁそれもやむなし。

まずは腹ごしらえ。ヴェネツィアといえば海鮮なので、海鮮系のパスタをいただきました。 　うまかったのだけれど、やっぱり高かったなー。 　飲み物も合わせてEUR20（約2,600円）・・・。

　サンマルコ駅前からヴァポレットに乗って、大運河を進み、サンマルコ広場に向かうことにした。
　目の前に広がる運河。
　時折行き来するゴンドラ。
　水に浮かぶ建物。
　見たこともない「非日常」な光景に、「あぁぁ来てよかった」と思わず涙しました。マジで。
　旅行に行って涙が出たのは初めてかも。。

サンマルコ聖堂のまわりをぐるりと一巡り。 　サンマルコ広場にはこんな生演奏つきのカフェがいくつもあります。 　こーいうカフェに座るとめちゃめちゃ高くつくんだそーだ。 　どのみち演奏は屋外で音楽も聴けるんだから、わざわざカフェに座らなくても十分なんですけど。。（と思ってしまう貧乏人　笑）

目的もなくぶらぶらとお散歩へ。 　道端に自分の描いた絵を売っているアーティストが何人もいて、ぶらぶらと見ていたらいい感じの絵を見つけたので、思わず買っちゃった（もちろん小さいサイズのね）。

　造船所（アルセナーレ）の裏側で、めちゃ素敵なムラーノグラスのお店を発見。
　デザインもそこらの土産屋とは一線を画すかわいさで、値段も手ごろ。
　しかも、4人くらいのイケメンがやってるお店っぽい。
　もーうお店ごと買って帰りたい衝動に駆られた！
　ここでまたピアスとネックレスと妹へのお土産なんかを購入。（ピアスは一体何個目だろう・・・？）
　しっかりお店のお兄さんにお店のアドレスとWeb Siteを聞いてきました。
　ちょっとわかりにくい場所だけど、ヴェネツィアに行かれる方はぜひ行ってみて！

それから裏道路地裏を方位磁針だけを頼りにぶらぶら。　　　　　　　　　　　 　時折教会が目の前に出てくると、地図上の教会の名前と照らし合わせて現在地をチェックする、みたいな感じ。 　裏道散歩、めっちゃ楽しかった！ 　迷子になりそうな感覚がたまらなくワクワクするんだよねー。 　細い路地、細い川（日本ならただのドブ川）、それに架かる橋、そーいうのが大スキなので、あほみたいに写真撮りまくりました。

ヴェネツィアといえば、やっぱり仮面！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　でもちょっとコワイ。こんなのが寝室に置いてあったら、怖くて目を開けられない気がする。。

ここでも登場、AMBULANZA！　　　　　　　　　　　　 　水の都の救急車はやっぱり船なんだね～。

さすが本場ヴェネツィア、ムラーノグラスのお店がまた魅力的で・・・ 　お土産屋さんだけでなく、デザイナーズショップもあちこちにあるので、ショーウィンドウに釘付けになっちゃって、なかなか前に進めない。

歩いてたら、フルーツジューススタンドみたいなお店を見つけたんだけど、よく見たらカクテルって書いてある。 　プロセッコ、ってポスターもあったから（ローマで飲んでおいしかったスパークリングワイン）、適当に「プロセッコ」って言ってみた。 　そしたらめちゃめちゃカワイイお姉さんが、「and? ...and strawberry?」と訊いてきたので、よっしゃそれだー！とそのままオーダー。 　プロセッコの中にイチゴが細切れになったのが入っていて、プロセッコ自体もほんのり赤くなってるの。 　これ、うまーい！！

今日は連日の浪費を多少反省して、夕飯はピッツァを一切れと、酒屋で買ったビールでおしまい。