本当の旅行に行ってきた １

締め切りぎりぎりになってネットで見つけ応募したやなせたかし記念館のOURギャラリー展で、信じられないことに大賞に選んでいただき、素敵な記念品や賞金まで送っていただいた。

OURギャラリー展は、かつての『いちごえほん』（責任編集はやなせたかし先生だった）が投稿者全員の名前を掲載してくださったように、応募者全員の作品が展示される。賞金をいただいたのだから、これはこの目で見に行かねばなるまい。ただ夫と２人で行くので、いただいた賞金の倍くらい費用はかかるけど。

　

名古屋から岡山までは新幹線。そこからは在来線で南風号という特急に乗る。瀬戸大橋を渡って高知へ。

瀬戸大橋を渡っているのに爆睡していたので、夫が起こしてくれた。

途中の土佐山田の駅。ホームのベンチにジャムおじさんとアンパンマンが座っておられた。私１人で来ていたら、この土佐山田からバスだった。冒頭の写真のバス。でも１時間に１本くらいしかないので、高知まで行ってレンタカーを借りることにした。結局、バスのすぐ後ろを走ったのだが。

レンタカーを借りてから、夫が土佐山田の駅前まで行ってくれた。こんな感じ。とにかく、高知ではいろんなところでアンパンマンに遭遇した。

で、レンタカーでやなせたかし記念館に向かったのだが、ここ（香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム&詩とメルヘン絵本館）で撮った写真は、自分の記念として楽しむのはOKだけれど、FacebookとかTwitterとかblogとか、とにかくネットにあげることは著作権の関係で禁止。館内だけではなく外観や外にあるモニュメントなども同様。ということで、いろいろ写真は撮ったがアップはしない。

私の絵は壁面のかなり広いスペースに展示されていた。で、これはいいような気もするのだが、もしかするとダメなのかもしれないので、これもあげるのはやめておく。もちろん写真は撮った（OURギャラリー展の応募者なら撮影してもよいということだったので撮らせていただいた）。

平日なので空いていたけれど、小さなお子さん連れのご家族が何組か来ておられて、いっぱいお買い物をされていた。

高知駅からかなり遠いとは聞いていたが、確かに車で１時間近くかかった。で、やなせたかし記念館の中には食事ができる施設はないということだったので、そのすぐ目の前にある韮生（にろう）の里というところで食事。

外から見た感じと少し違って、中はゆったりしていた。夫が珍しくオムライスを食べるというので、私もオムライスを注文。意外とボリュームがあってお腹いっぱいになった。

宿泊は楽天トラベルで予約したロイヤルホテル土佐。フロントの対応とかはビジネスホテルみたいだった。

でも、部屋は広い。すごくゆったり。２台入っているベッドも大きめ。奥のソファーは、たぶんベッドにもなるやつだと思う。

窓もとても大きい。眺望おまかせの部屋だったのだが……。

素晴らしい眺めのお部屋だった。

　

夕飯はふぐ満喫会席。ちょっぴりだがお刺身もついている。楽天トラベルのレビューで「かつおの塩たたきが美味しい」という書き込みが多かったので、１人前だけ別に注文してみた。これは確かに注文して正解だった。とても美味しい。

ふぐのお料理はどれも美味しかったのだが、残念だったのは前菜とデザート。前菜が３品とも流動食（？）系で、当然似たような食器が３つ並ぶことになる。これからご馳走が次々出てくるよ〜というワクワク感がない。どちらかというと不安になる。わざとなのかもしれないけど。１つはすり流しみたいなのでもよいけれど、あとの２つはもっちりしたものとパリパリしたものとか、とにかく形状を変えてほしかった。

デザートも同様。こちらも似たような食感のものが出てきた。大根のブラマンジェはあってもいいけれど、それならもう１品の果物の上にゼリーみたいなのをかぶせたらあかんやん、と思う。食感が似てしまうから。果物だけの方がまだいいかも。ひやしあめはあってもいいけれど、そのままじゃなくもうちょっとなんとかならないかなぁ。全体の量はこの半分くらいでもいいから。

お料理が美味しかっただけに、最初と最後がすごく残念。というか、どっちか片一方だけならここまで残念に思わなかったんだろうけど、なんでこんなに食感を同じに？　本当に残念。