いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

三薮邦彦個展

2006-04-18 00:05:59 | 出来事
土日は奈良にいた。実家の両親と一緒に、母方の叔父の個展を見に行ったのだ。叔父は私が小さな頃からずーっと絵描きさんをやっている。




















こんなにいろんな絵が並んでいるというのに、私が一番好きなのは、この色数の少ない地味な白鷺の絵。この絵はずいぶん昔から叔父の家に飾られていて、私はその頃からずっとこの絵が好きだった。いったいどうしてなんだろうね。

叔父は以前は私の実家のすぐ近くに住んでいたのだが、家の中の壁にはいつも描きかけの大きなキャンバスが立てかけられていて、家の中じゅう油絵の具の匂いがしていた。描いては削り、削ってはまた描く。

最近は絵葉書も作っているらしく、個展会場に並べられていた。私も7枚選ぶ。500円払おうとしたら「ひろみちゃんはいいから」と言われる。携帯電話に保存していた私のボールペン画を叔父に見せる。「これは絵葉書にするといいぞ」と言われる。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 碧天舎倒産 | トップ | 寝だめ? »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (仲仲治)
2006-04-18 00:53:45
血は受け継がれる。きっと。

なんかすごい絵ですね、みんな。もっとじっくり見たくなりました。私は今どきのオシャレさではなく、こういう力強い絵の方にとても惹かれます。



「これは絵葉書にするといいぞ」私も見る度にそう思っています。
返信する
ありがとうございます (林本ひろみ)
2006-04-18 16:13:06
叔父の絵はなんかガシガシガシッという感じです。



今回はずいぶん前の作品も並んでいるので、傾向が

バラバラな感じですが。



でもどうしても、この白鷺が好きなんですよね、私

は。今度こういう感じで亀を描いてほしいと頼んで

おきました。

返信する
亀画集 (仲仲治)
2006-04-19 00:24:20
白鷺の絵、斜めなので実際とは違った印象を受けそうですが、なんとも言えない味わいの絵だと思いました。こういう感じの亀を、私はまったく想像出来ません。亀ってモチーフとしてはポピュラーなのでしょうか? 亀画集、もしあったらコアなファンの心を鷲掴みにしそうですね。
返信する
画集ではありませんが (林本ひろみ)
2006-04-19 00:51:47
亀の日めくりカレンダーは持っています。

「亀めくり」といいます。

そして9月10日には、我が愛亀ヒロタ亀緒君の写真

が載っています。

そういうのを作っておられるサイトがあるんです。

ただ難点は、もったいなくてちぎれず、ちっとも日め

くりにならないということです。



返信する

コメントを投稿