現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

大地の芸術祭(その6:中里エリア南側)

2006-08-05 | アート感想@遠征
先週末に引き続き、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006に行ってきた。今回は越後湯沢で車を借りて、中里地区から妻有入り。

以下、今回の新作のうち、特に印象に残った作品の感想(カッコの数字は作品番号)。

芝裕子の《大地のグルグル》(172)は、地元の人と協働して藁で制作した立体作品(冒頭の写真)。藁はトンネル状の通路になっていて、想像以上に長い距離をグルグルと歩いた先、つまりグルグルの中心には……!これはカワイイかも。

半田真規の《ブランコはブランコではなく》(180)は、4本の長い竹を支柱にして制作したブランコ。一般的なブランコよりもロープが長く、「アルプスの少女ハイジ」のブランコみたいな感じ。中里・津南エリアに約20基設置されている。

内海昭子の《たくさんの失われた窓のために》(176)は、大きな枠にカーテンが取り付けられた作品(上の写真)。里山の風景の美しさを改めて実感させられる。

次の記事に続く


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5 コメント

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皆さま、コメントありがとうございます。 (pizz)
2006-08-08 07:48:40
>ぐりむさん

ブランコいいですよね。時間があればずっとこいでいたかったです。

木村さんや中澤さんの作品の感想も、まもなくアップしますね。

ブログの画像は縮小してますけど、広角デジカメが大活躍しています。

(実は、大地の芸術祭を見込んでこのデジカメを買ったんですよ。)



>tadaさん

空と水の青、木々と田んぼの緑、これらが大地の芸術祭の主役かもしれませんね。

ホント、天気に恵まれて良かったです。

(おかげで暑かったんですけど……。)

感想はまだまだ続きます。



>パコさん

こちらこそはじめまして!

はい、東京から行きました。

体力的にも金銭的にも大変ですが、それだけの価値があると思っています。

パコさんのブログも、いろいろな作品のレポートが充実していますね。

私も参考にさせていただきまーす。



>CHINATSUさん

作品を観て回るのがこんなに大変な展覧会って他にないですよね。

でも、私にとってはそれが魅力になっています。

まだ会期は残っていますので、良かったらまたどうぞ。

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Unknown (CHINATSU)
2006-08-07 23:26:37
なんだか同じ妻有トリエンナーレを観に行ったはずなのに、全然見なかった作品ばかりですね・・・



妻有は広すぎますね~

pizzさんのブログで行った気分になりたいと思います(笑)
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はじめまして。 (パコ)
2006-08-07 23:04:20


トリエンナーレで検索してたらヒットしたので

覗いてみました。



まだまだ見てないところがいっぱいあるので

参考にさせていただきま~す♪



どのアートもよくて、ついつい長居(?)してしまい

なかなか先へ進めないんですよねー。

県外からいらっしゃってるんですか?

物理的に大変なのに、さすがです!

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Unknown (tada)
2006-08-07 20:52:29
うわー。空が綺麗ですね。

というか、空がより綺麗に見えますね。



うーん。楽しんでおられるのが

こちらまで伝わります。



ありがとう!
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Unknown (ぐりむ)
2006-08-07 13:52:11
中里エリアは私も見に行きました。

やはり一番いいのは半田さんのブランコですかね。木村崇人さんの「星の木もれ陽プロジェクト」や中澤克巳さんの「フローティング・バンブー」もよかったです。

それにしてもこのブログは画像が大きくていいですね。

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