続いて国立国際美術館(大阪・中之島)へ。
三つの個展:伊藤存×今村源×須田悦弘
三人の若手・中堅作家による展覧会。「三つの個展」のタイトルのとおり、展示スペースは作家ごとに分かれていて、それぞれ完結した展覧会になっている。これはこれで良いのかもしれないんだけど、三人の個性がぶつかり合うのも見てみたかった。
今村源の部屋は、中央の壁を境として、入口側に日用品を変形させた作品が、出口側に回転する作品やシダの作品が展示されている。これら二つのスペースの間に展示された《2006-6 モノホシ》に上ると、それぞれの作品を比較できて面白い。このほか、展示室外に銀座で観た《2005-12 受動性・シダ》もあり(椿はないけど)。
須田悦弘の作品は、人目につかないような空間に本物そっくりの木彫りが展示されているものが多いけど、今回は独立した空間にそれぞれ堂々と展示されている。例えば、《泰山木-花》などは、白い壁に挟まれた細長い通路の奥の壁に展示されているといった具合。私としては展示室の中を必死になって探すのが好きなだけに、ちょっと残念。でも《睡蓮》の空間は清々しかった。
伊藤存は、刺繍による絵画を20点ほど出展。それらに加え、ハーフミラーを使って立体的な効果を出した映像作品《ビッグ・ファッテージ》や、大型インスタレーション《Paper episode》も出展されていて、なかなか楽しめた。
9月18日まで、月曜休館(ただし、7/17開、7/18休、9/18開)。
コレクション1
出世作《肖像(ファン・ゴッホ)》など、森村泰昌の作品をまとまって(7点)観られたのが良かった。このほか、荒川修作の図形絵画4点や、やなぎみわの《アクアジェンヌ イン パラダイスII》など写真2点が印象に残った。あと、ナム・ジュン・パイクの《鳥籠の中のケージ》は、英文タイトルを見て思わず苦笑。
7月17日まで、月曜休館。
三つの個展:伊藤存×今村源×須田悦弘
三人の若手・中堅作家による展覧会。「三つの個展」のタイトルのとおり、展示スペースは作家ごとに分かれていて、それぞれ完結した展覧会になっている。これはこれで良いのかもしれないんだけど、三人の個性がぶつかり合うのも見てみたかった。
今村源の部屋は、中央の壁を境として、入口側に日用品を変形させた作品が、出口側に回転する作品やシダの作品が展示されている。これら二つのスペースの間に展示された《2006-6 モノホシ》に上ると、それぞれの作品を比較できて面白い。このほか、展示室外に銀座で観た《2005-12 受動性・シダ》もあり(椿はないけど)。
須田悦弘の作品は、人目につかないような空間に本物そっくりの木彫りが展示されているものが多いけど、今回は独立した空間にそれぞれ堂々と展示されている。例えば、《泰山木-花》などは、白い壁に挟まれた細長い通路の奥の壁に展示されているといった具合。私としては展示室の中を必死になって探すのが好きなだけに、ちょっと残念。でも《睡蓮》の空間は清々しかった。
伊藤存は、刺繍による絵画を20点ほど出展。それらに加え、ハーフミラーを使って立体的な効果を出した映像作品《ビッグ・ファッテージ》や、大型インスタレーション《Paper episode》も出展されていて、なかなか楽しめた。
9月18日まで、月曜休館(ただし、7/17開、7/18休、9/18開)。
コレクション1
出世作《肖像(ファン・ゴッホ)》など、森村泰昌の作品をまとまって(7点)観られたのが良かった。このほか、荒川修作の図形絵画4点や、やなぎみわの《アクアジェンヌ イン パラダイスII》など写真2点が印象に残った。あと、ナム・ジュン・パイクの《鳥籠の中のケージ》は、英文タイトルを見て思わず苦笑。
7月17日まで、月曜休館。
丸亀の猪熊弦一郎美術館で明日から開催の「須田悦弘」展と併せて、堂々展示の須田作品を楽しんで来ようと思います。
*スペイン料理美味しそう!こちらも行ってみます。
丸亀の展覧会も面白そうですよね。
でも、今年は越後妻有があるので、行けるかどうか……。
スペイン料理美味しかったですよ!
あと、美術館に入っているクイーン・アリス アクアもオススメです。
http://blog.goo.ne.jp/pizz/e/1f91793086b0f710e2a114093cf55460