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現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

愛知万博

2005-03-28 | Weblog
愛知万博に行ってきた!

雨の平日を狙って行ったんだけど、これが裏目。前の土日よりも入場者数が多かったらしい。

開場時間直前に瀬戸ゲートに到着。サブ会場のせいか列も短く、手荷物検査の順番もすぐに回ってきて、いよいよ入場。

ゲートと開場をつなぐ橋の上から、黒川紀章プロデュース、日比野克彦デザインの《天水皿n(てんすいさらえぬじょう)》(写真)を観る。確かに大きいけど、インパクトはイマイチ。どうせなら《太陽の塔》みたいにブッ飛んだものを造って欲しかった。

瀬戸ゲートから入った観客のほとんどは、モリゾーゴンドラで長久手会場に移動している。どうやら、長蛇の列が予想される長久手会場のゲートを避け、瀬戸会場を通過して人気パビリオンを目指しているみたい。でも私は瀬戸会場から回る。

整理券配布所で整理券をもらい、瀬戸日本館へ。1階のプロローグ空間で、日本の美を体験した後、2階の円形シアターへ。

群読 叙事詩劇・一粒の種

この劇は33人の演者によるライブで、1日約20回も上演されるらしい。作・演出・音楽・美術は寺山修司主宰の劇団で活躍したJ・A・シーザー、プロデューサーは野田秀樹とともに小劇場ブームを支えた北村明子とスタッフも豪華。日本の自然と伝統を称えつつ、ミュージカルのように息つく暇もなく舞台は進行していくけど、ここでは「群読」が歌の代わり。演者が声を揃えて読み上げた台詞は、ずっしりと重く、不思議な説得力と魅力を感じた。ライブって素晴らしい!

光と風の庭

4階のアートギャラリーでは、作間敏弘と西本剛己によるインスタレーションの展示。屋内の蜜蝋や電球の作品よりも、屋外の大量の風車や動物の行進が良かった。

モリゾーゴンドラに乗り、長久手会場に移動。さすがはメイン会場、人が多い。長蛇の列の企業パビリオンは諦め、中部千年共生村へ。ここの目玉は、杉原有紀の《ミズノバ》。噴水の内側に入ると光が水に映り、幻想的な光景。夏は涼しくていいかも。でも待っている人が多くて、じっくり鑑賞できないのが残念。

あとは、外国館などを適当に観て過ごす。イギリス館では9人の現代美術家による展示があったけど、ここもじっくり鑑賞できる雰囲気じゃなかった。また、《踊るサテュロス》が目玉のイタリア館は、長蛇の列で断念。

後日気づいたんだけど、モリゾー・キッコロメッセには清水寛子の作品があるみたい。ノーチェックだった……。

お目当てのアートプログラム「幸福のかたち」は次の記事にて。

100件目!

2005-02-25 | Weblog
ついに100件目の記事!
ここまで続くなんて、正直言って思ってなかった。

今週末も遠征の予定。
行き先はブエノスアイレス……なんてウソ。

→無事帰宅。記事は追って投稿する予定。(2/27追記)

始動

2005-02-14 | Weblog
昨日、私が参加しているアマチュアオーケストラの演奏会が無事終了。
曲には苦労したけど、終わってみれば楽しい思い出。

演奏会前だったので(これでも)遠征は控えていたけど、今週末からあちこちへ遠征するつもり。
乞御期待!!

新年好!

2005-01-01 | Weblog
明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。




行きたいところリスト2005

新年ということで、遠征して行ってみたいところを羅列してみる。
東武ワールドスクウェア
栃木・鬼怒川。どこかで「古今東西の有名建築を同じスケールで比較できる」とかいう文章を読んだ。
セゾン美術館
長野・中軽井沢。まだ行ったことがない。冬季休館中。
松本市美術館
長野。草間彌生の巡回展のトリ行きたい。
愛・地球博
愛知・長久手&瀬戸。私の実家からは遠くない。でも、日比野克彦のモニュメントと若手作家たちのアートプログラムが観られればいいや。あとリニモに乗ってみたい。
佐久島
愛知。三河湾最後の聖地(要するに、かなりの田舎)。実は幼少の頃、毎年墓参に行っていた。気が付いたらアートの島に?
養老天命反転地
岐阜・養老。ここもまだ行ったことがない。
立山博物館
富山。「まんだら遊苑」について、「造形美術ともとれる表現」と横尾忠則がWebで書いていた。
金沢21世紀美術館
石川・金沢。昨年末に行ったばかりだけど、開館記念展が展示替えするので行きたい。
岡之山美術館
兵庫・西脇。「眼のある電車」で行きたいなあ……と思ったけど、最寄り駅は範囲外?
奈義町現代美術館
岡山・奈義。ここもまだ行ったことがない。
大塚国際美術館
徳島・鳴門。物凄い量の古今東西の有名絵画があるらしい。ただし全て陶板による複製。
直島
香川。ただし、船は岡山・宇野からの方が多い。一回だけ行ったけど、地中美術館オープン後はまだ。
讃岐醤油画資料館
香川・坂出。森美術館の小沢剛展で観たけど、現地にも行ってみたい。
霧島アートの森
鹿児島。ここもまだ行ったことがない。
今年中に半分行ければ御の字か?
なお、海外については研究中。

写真は、1年ほど前に撮った富士山。

2004年の展覧会を振り返って

2004-12-30 | Weblog
今年もあとわずか。
とりわけ印象に残った展覧会・イベントを羅列してみる。
  • 「ワラッテイイトモ、」@アップリンク・ギャラリー(東京) [1/20-2/1]
  • 「具体」回顧展~結成50周年記念@兵庫県立美術館 [1/24-3/14]
  • 六本木クロッシング~日本美術の新しい展望2004@森美術館(東京) [2/7-4/11]
  • Living Together is Easy@水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城) [1/24-3/28]
  • 日常の変貌@群馬県立近代美術館 [2/28-4/11]
  • 孤独な惑星~lonely planet@水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城) [4/10-6/6]
  • マリーナ・アブラモヴィッチ~The Star@丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川) [3/20-5/30]
  • エンプティ・ガーデン2@ワタリウム(東京) [4/23-9/5]
  • コピーの時代~デュシャンからウォーホル、モリムラへ@滋賀県立近代美術館 [6/5-9/5]
  • 私あるいは私~静かなる燃焼系@ボーダレス・アートギャラリーNO-MA(滋賀) [7/3-9/20]
  • カフェ・イン・水戸2004@水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城) [8/8-10/3]
  • 小沢剛~同時に答えろYESとNO!@森美術館(東京) [8/24-12/5]
  • CET04@セントラルイースト地区(東京) [9/18-9/26]
  • ヤノベケンジ:マンモスプロジェクト@アートゾーン(京都) [9/28-9/23]
  • ハイ・エナジーフィールド@タマダプロジェクトアートスペース(東京) [9/30-10/17]
  • あいだのしごと:会田誠@タカハシコレクション(東京) [9/11-10/23]
  • 千葉アートネットワーク・プロジェクト2004(Wi-CAN)@千葉&佐倉市内各所 [10/10-10/24]
  • マルセル・デュシャンと20世紀美術@国立国際美術館(大阪) [11/3-12/19]
  • 草間彌生:永遠の現在@東京国立近代美術館 [10/26-12/19]
  • アジアン・フィールド:アントニー・ゴームリー@旧東京都立城南高校 [11/6-11/28]
  • 取手リ・サイクリングアートプロジェクト2004@取手市内各所(茨城) [11/13-11/28]
  • 21世紀の出会い―共鳴、ここ・から@金沢21世紀美術館(石川) [10/9-3/21]
我ながら偏ってるなあ……。(汗)

学生インターンが関わっている手作りっぽいイベントが好きかも。
あと、東京都民なのに水戸芸術館が一番多いとは……。(汗)

写真は「カフェ・イン・水戸2004」での日埜直彦による《セントラルビル》のリノベーション。

週間閲覧数1000突破!

2004-11-23 | Weblog
先週一週間(11/14~11/20)の閲覧数が、初めて1000を越えました!
読者の皆様、ありがとうございます。これを励みに頑張ります。

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(リンクの場合、事後でも連絡いただけると嬉しいです。)

関西へ!

2004-11-05 | Weblog
今週末は、ちょっと関西方面へ遠征。
文化の日に移転オープンした国立国際美術館にも行く予定。

あと、先日の記事のリュウ・ジエンホアは、「対建華」じゃなくて「劉建華」みたい。
美術館の目録が「対建華」になってて、全く気付かなかった。学生時代、第二外国語で中国語を勉強したのに……。(鬱)
U様、ご指摘どうもありがとう!

スタンプラリー情報

2004-10-21 | Weblog
渋谷・松濤 美術館スタンプラリー
2004年11月6日(土)~11月26日(金)
渋谷の表通りから一歩足をのばせば、そこは閑静な住宅街。
その松濤エリアの美術館巡りを渋谷区立松濤美術館、戸栗美術館、Bunkamuraザ・ミュージアム、ギャラリーTOMの4館にて開催します。赤レンガで整備された散策路をたどり、各館の出入口に設置されたスタンプをラリー用紙に押してください。
4館すべてをまわった方に抽選で各館招待券やオリジナルグッズなどをもれなくプレゼントいたします。
詳細はこちら

ここの読者様で、スタンプラリー好きな方がいらっしゃるようなので……。