現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

森美術館 「小沢剛:同時に答えろYesとNo!」展

2004-08-25 | アート感想@関東
今日の美術館巡りは、六本木の森美術館
チケット売り場の列を尻目に、会員専用カウンターで速攻チケット受領。
ほんのちょっとだけ優越感に浸りつつ、耳抜き必須の高速エレベータで52階へ。

まず、「COLORS~ファッションと色彩」展をざっと鑑賞。
各時代のファッションを色を切り口に見せる展覧会。
同じ色でも時代により流行の色味が違ってくるのを実感。
でも、床・壁まで同じ色だったんで目がおかしくなりそうだった。

で、お目当ての「小沢剛:同時に答えろYesとNo!」展。
森美術館初の大型個展が小沢剛ってのは正直言って意外だった。
でも私としては嬉しい♪

最初に目に付くのは、壁に掛けられたいくつもの牛乳箱。
世界最小の画廊「なすび画廊」である。
なんとなく人形のおうちを覗くような感覚。
銀座の某画廊を髣髴させる名前であるが、やはり意識したネーミングとのこと。
これが出口まで各所に点在。

「醤油画資料館」
滋賀県立近代美術館「コピーの時代」展以来の再会。
外国人が興味深そうに見ていたが、誤解がないことを祈る。(笑)

「トンチキ・ビューハウス」
東京を見下ろせる絶好のロケーションに畳部屋。
交通標識で作られたちゃぶ台、そしてチープな感じのクッション。
なんだかイイ感じの空間。
私が靴を脱いでくつろいだら、他のお客さんもあとに続いてくれた。
やっぱり皆この辺りで休みたいのねん。

「アートサッカー・ワールドカップ」
2国の美術家がサッカーボールを交換しながら作品にしていくプロジェクト。
テクニカルな細工をする作家もいれば、リセットして好きなように作る作家も。
出来上がりの作品より、ボールが変貌していく過程を見るのが楽しい♪
現在、スウェーデンvs日本戦が開催中。
ところで、ここはどうなったの?

「地蔵建立」
座布団で作られた山の上で写真が鑑賞できる。
でも、お子様たちは座布団の斜面に夢中。
滑り台にするのは序の口で、中には前転で下るお子様も…。(汗)
お子様パワー炸裂!

このほかにもいくつか展示があって十分楽しめた。
この美術館の展覧会は、印象が散漫な展覧会が多かったけど、今回の展覧会は比較的まとまりがあったと思う。
会期末にもう一回行こうかなあ。アートサッカーの結果も興味あるし。

六本木 ボンセン

2004-08-25 | 食べ歩き
今日のランチは、六本木のベトナム料理、ボンセン
この店は、平日しかランチをやっていないようだ。
(以前、土曜日の昼に行ったら閉まっていた。)

道路から階段を降りたところにある入り口は、曇りガラスの扉×2で、いかにも高級そうな雰囲気。
店内はやや明るめで小洒落た内装。
ちょっと「おひとりさま」にはつらいかな?
でも、そんなことは慣れっこだったりするので、案内された席に座る。

とっても豚肉が食べたい気分だったので、豚の角煮ココナッツ風味のホーチミンライスセット(1200円)と生春巻き(350円)を注文。

角煮は品のいい味付け。クチャクチャした感じが全くなく、舌の上で溶けるような食感。
生春巻きも皮の薄さと海老のプリプリ感が楽しめた。
ライスは美味しい長粒米。サラっとしてて料理の味が引立ってた。
セットのスープも美味。

エスニックでは珍しくテーブルでのお会計だったが、つい習慣で席を立ってしまう。(汗)
まあ、隣のグループも席を立ってたから良しとしよう。