できるだけ歩く鳥

サラリーマンエンジニアによる日常メモ。たまにMac偏り気味。

Alchemical City

2008-09-04 03:05:59 | design
空気のごとくどんなエリアも無線LANばんばん入ります。
高層ビルもあれば、自然との共生ができてる住施設もあったり、公園とかもいい感じ。
そこで生活する人はみな、OSにAndroidを採用したNetBook、Android携帯、iPhone、マルチタッチ液晶搭載のMacBookなどを所有しています。MacProのようなDesktop機もぼちぼち人々が集って作業をするような「ワークスペース(個室もあるよ)」には存在。

こんなインフラが整った都市、しかもリチャード・フロリダが思い描きそうなクリエイティブ都市、を考えてみると、今の都市で暮らす人々が利用しているもので、必要なくなるものが出てくるはず。必要なくなるであろうところで必死で商売しようとしても、たぶん徒労に終わる。その都市で必要なくなるものを、必要とするクラス(地域)が他に存在するかどうか、考えてみてもいい。
自分はどういうクラスをターゲットにしているのか、をきちんとわかってなきゃいけない。

都市側をターゲットにし(且つ、そういう未来にしていきたいという考えを持てば)、こんな都市なら新たに必要になる(あった方がより楽しい未来になるような)今はないものが考えられるはず…だといいな。

んでもって、こういうのって、八百万の神信仰的な意味での日本文化を背景にもつような、アニミズムなコンテクストから生まれてくるんじゃないかな。


などと想いを巡らせていた、Chromeがリリースされた日の夜更け。もう日付変わってるけれど。
さて、早く寝なきゃね。

デキナイヤツノ条件:デキルヤツへの借りの作り方

2008-09-02 23:41:49 | diary
前回書いたように、井の中のカエルさんとして空を見上げて夢を見ている夢から覚めつつある気がしています(気のせい?)。井戸を出て、水平線と一緒に空を眺められるところに行きたいんです。

このあたりの記事内容とも関連しますね、きっと。(NikkeiBPなんで要会員登録かな?)

「やればできる俺」という欲望
「世界は自分に優しくない」という解毒剤

僕はルルーシュは見てないんですけれども、なんかわかる気が。いきなりガンダム操ってみるみるニュータイプとして覚醒しちゃうアムロ・レイを見てましたんで。

ま、でも上記の記事読んで夢から覚めたわけでもなく、今年になってから社内の「できる人」に触れる機会がたびたびあり、そんで「やらなきゃできるようにはならんよな」と感じたのです。素養があったとしても何もやらなきゃ、当然「もの」にはならないよな、このできる人達は行動してきたんだな、と。

やらなきゃできない。しかも、自分の力量(現在地)をよく確認しつつ、地道に磨いていかないと、なかなかできるようにはならない。井戸の中から limited な sky を look して feel good になってたら won't grow up です。
井戸は今いる部署を意味します。

ってなわけで、自分の見たい空、水平線が見やすいところまでの片道切符を手に入れたいのですが、自動券売機では買えませんでした。行き先のランプが光らない。
ランプが光らないのは会社側が用意したシステムの仕様です。
水平線が見やすいところとは、井戸とは違う部署を意味します。
見たい空は、"未来の音(の)楽(しみ方)"です。今のところ。

そんなOne Way Ticketが欲しいのです。恋の片道切符。それはニール・セダカ。若い頃は端整な顔立ちだったのに年取ったら変わってしまった、と母が言ってました。ニール・セダカって、Zガンダムの、森口博子の"水の星へ愛をこめて"の作曲者ですよ。

えーと、そうだ。Ticketが欲しいのです。涙もののTicketが。涙の乗車券。Ticket to Ride。RIDE=Real Interactive Digital Entertainmentとかってどうだろう。「っぽい」感じ。あまり中身の無い感じもいかにも「っぽい」。

いやいやそんな妙な略語作りたいのではなく、Ticketが欲しいのです。HELP!です。I need somebodyです。I was younger, so much younger than todayな頃は根拠のない自信満々だったのですが、最近はMy independence seems to vanish in the hazeです。HELP!の邦訳が"4人はアイドル"って、とんだ皮肉だね、みたいな話ありましたよね。

Beatlesネタ盛り込み過ぎですか。
えーとそうだ、水平線が見えるところにいきたいって話でした。

━━━━━━━━━━━━━<HR>━━━━━━━━━━━━━

おー見えた見えた。これが見える化?違うって?
そうかHRタグってHorizonの略でHRか。知ってたよ。
中学生のころの英語の教科書がNEW HORIZONってやつだったな、そういえば。

僕の中学生時代っていえばもう15年以上前です。あの頃の総理大臣が誰だったか、わからない。宇野?小渕?細川?橋本?海部?宮澤?DAIGO?

I read the news today oh boy.
Japanese Prime Minister "Fukuda" quits.
And though the news seems to be serious.
Well I just had to laugh.
I saw the photograph.


そうだフォトグラフ。写真。まだBeatlesでおしてることはスルーしつつ、この写真、ちょっと電線消したい衝動に駆られますね。あってもいいんですけど。あー夏も終わりです。これ九州で撮った写真なんですが、少し前に書いたようにブルートレインに乗って行きました、九州。でも帰りは飛行機なので、行きの片道だけです。夜行の片道切符。

はい、切符ということで、Ticketの話に戻ってきました。水平線が見えやすいところまでのTicket。

とにかく一等地まで、届かなくて遠くて広くて高い空が見えるところまで行きたいんです。梅田望夫さんのなんかの本にもそういうところに身をおくべきみたいなことが書いてあった気がする。そんでもってですね、漫画MAJORに出てきたフレーズで「そこにモチベーションはいらない。野球が大好きだから走り続けるだけだ」ってのがありまして、いやこれに憧れるんですよ。そんな関係を築ける対象領域に、身を投じてみたい。


とまあここまで、最近好きなNikkeiBPの脱線しまくるコラム「デキルヤツノ条件」、あれの雰囲気を少々真似していたつもりなんですが、単なる支離滅裂なテキストになってきてます、僕の場合。

デキルヤツノ条件

あのコラムの一番最近の回のタイトルが「あいつへの借りのかえし方」だったので、じゃあこのエントリは「デキナイヤツノ条件」、副題が「デキルヤツヘノ借りの作り方」という感じで。


デキナイヤツがデキルヤツに借りを作るには、どうしましょう。
・志を掲げていること
・自分にできないこと(足りない要素)を知っていること
・貪欲であること
・努力していること
・その他

途中で考えるのを投げ出している感が出てます。デキナイヤツなんで。


近々、デキルヤツにたくさん会えそうな機会があるんですがね、果たしてうまく借りを作れるか。
お金=借金じゃない「借り」を。


9/20 追記
デキルヤツノ条件も次回で終わってしまうらしいし、なんとなく追記しておかねば、とか思ってみたり。

「デキナイヤツ」と自分を蔑むような、もしくは謙虚なフリしてればいつかデキルヤツになれる、そんなつもりでいるのは、たぶん切符もらいたがりやさんです。正直そういう面も自分にはありますけれども。

切符は自力でどうにか手に入れなきゃダメです。いやまあもらうのでもいいんですけど、自分の足で歩こうとしたときに初めて、運が良ければもらえるかも、くらいかなと思います、切符。

さあ歩こう。

誰か靴貸してー。

空は高くて広くて遠いから好きなんです

2008-09-02 02:58:14 | diary
井の中の蛙、大海を知らず、されど空の高さを知る。

されどされど、空の広さを知らず。

だって井戸の中からは地平線・水平線が見えないじゃあないですか。
あの広がり。そしてそれを感じるための固定座標の大切さ。
あとは目もいい方がいいね。


やればできる子なんです、僕。
学生の頃なんか、マルチメディア(死語)にいろいろできてた(気がした)し。
今はたいしたことできないけど、知識の断絶や技術レベルの違いがあるけれど、新しい技術をきちんと勉強すれば、できる子なはずなんです、僕。


という夢から覚めつつあります、わたくし。今頃になって。
凡人として、アイデンティティ毛を生やそうと思います。
ほくろからぴょろーっと伸びる毛を大切にする感じで。

あと、見えにくいところが実は剛毛とかも目指したいです。ギャランドゥ。

今さら、時をかける少女を見た

2008-08-31 01:31:52 | diary
時をかける少女、を今更みました。
原田知世のじゃなくて、アニメの、一昨年くらいに話題になった方。しかも、1年前に地上波初登場したときのを録画したものを、今になってようやく見るという。

おもしろかったです。タイムリープの論理がどんくらい破綻しているかは、僕自身は深く考えようとも思わないほど許容範囲で、その破綻とともに得られる他の効果が絶大だったんじゃないでしょうか。

いろんな意味で、描写の距離感がとても良かった。

描写の距離感ってのは、作画的な意味でも心理描写などの意味でも。
顔のアップばっかの作品なんかだと、「近いよ」って突っ込みたい。周りの空気感もちゃんと描かないと。逆も然りで、風景ばっかりでもダメで。心理描写ばっかりだと、自分の位置がわからない。そのキャラのその心理をどこから覗き込んでんだと。

宮崎駿や押井守と比較してしまうと、リアリティのバランスが中途半端に思えてくるかもしんないけれど、いいんじゃないかな、と僕は思いました。

作曲用メモ帳を買いました

2008-08-23 02:07:42 | music
ってNintendo DSの大合奏バンドブラザーズDX(リンク先、音が出るよ)のことなんですけれども。

KAOSSILATORTENORI-ONKORG DS-10シンセサイザークロニクルスタイロフォン、などなど面白そうなシンセ音遊び系が最近たくさん出ましたが、僕はそういうのではないMIDIシーケンサで作曲みたいなのを、PCレスで手軽に楽しみたかったので、作曲モード目当てでバンブラを買いました。YAMAHAのQYシリーズとかでもいいのかもしれないけど。

ゲーム本編はほどほどに、早速作曲モードいじってみました。ちょうど10年前に作った、自分内ランキング1位の曲を打ち込んでみてます。さすがにサクサク1コーラス打ち込めました。頭の中に全てのイメージあるんで。

ただ、ゼロから曲を作るときにはちょっとまた事情が違ってくる予感です。コード進行を思い浮かべながらメロディを考えたり(逆も)するのをすべて脳内でやれるよう、練習をしないとダメです、僕程度の感覚の持ち主の場合。

これ、出来上がったとしても、MIDIファイルとして出力とか当然ないわけで。それに8Trackしかないとか、和音使えるTrackは1つだけとか、制約もいろいろありますが、まあ「作曲メモ帳」と割り切って使う分にはいいのかなと思います。

なんにしても、今まではなかなか時間も心構えもなくて取り組めずにいた「趣味」が、お手軽にできるようになったんで、それが嬉しいことです。


これからは、脳内タスクバーに作曲用インスピレーションレシーバが非表示で常駐し始める、ようになるといいな。