ぴろたまごの雑記帳

小さな庭の見える窓辺でつらつら書いてます
草花の写真もアップしていきます

媛の国から姫の国へ

2012-09-10 19:40:08 | 日記
 


我が家の姫が嫁入りして若殿様と新生活を送っているのは、
秀吉や千姫も住んでいた世界遺産で国宝の姫路城のお城下ー

どんな様子の暮らしぶりか、新居訪問に本州へ渡るついでに、
まだご挨拶に伺ったことのない彼の実家の方からお邪魔した。

しまなみ海道を下りて少し走るとすぐの町で、
家からたった2時間ちょっとで着いてしまった。
ただ真ん中に瀬戸内海があるものだから、
普通の陸地と比べると橋の通行料がお高いだけ(片道2200円)
島々を結ぶ橋は全線高速道路になっているので、
あっという間に本州の地を踏むことができる。

大きな工場とコンパクトにまとまった市街地を抜けて大きな橋を渡り、
ナビのおかげで迷うことなく家の近くに行けた。
家の前に公園があって、隣りと裏は駐車場、裏手に小さな山・・

うちなんか住宅地で、四方を家に囲まれて風通しも悪いし、
窓を開けたら隣りのわんこの鳴き声、網戸越しに毎朝流れて来る
甘ったるい卵焼きの匂いで目が覚める・・(ーー;)

親から譲り受けた土地に新婚当時の30年前に家を建てたそうで、
門から石段を上がって続くお庭はよく手入れされて風情があり、
玄関入ると正面に和室の続き間。
奥の和室の床の間には、なんと彼が高校生の時に書いたという
お習字の掛け軸がユーモラス。

うちとは真逆の和風空間
家は古いけど、すっきりと風通しがよくて、飾り気なくて心地いい。

「いいですね〜 広々してて涼しいし、老後はこんな家で暮らしたいな♪」
「昔だからこんな建て方で、私も新しい家に憧れるんですけどね」

小一時間のおしゃべりではちょっと物足りなかったけど、
今度またゆっくり会いましょうということで、姫路へ出発。
でも、行ってよかった。彼の育った家庭のことがよくわかったし、
ご両親との距離がまた近くなったみたいで。

山陽道を走って、これまたほぼ2時間で娘の住むアパートへ到着。
築1年の真新しい今風コーポ。若い家族でいっぱいのようだった。

前から頼まれていた自転車と、靴箱を占領していたブーツ4足、
クローゼットを占領していた冬用のコート5着を車から降ろしたら、
代わりにマットレスとコタツの粗大ごみを押しつけられた。

やれやれ、そりゃ大きい車でちょうどいい足代わりだろうけどね。
家に上がる前に大きなお土産頂戴してしまった。

 

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