ぴろたまごの雑記帳

小さな庭の見える窓辺でつらつら書いてます
草花の写真もアップしていきます

牡丹が咲く頃に

2022-04-17 00:51:18 | 日記


いつもより1週間早く、庭の牡丹(ボタン)の花が咲いた。

7つの蕾が大きくなり、朝1つ2つ開くと、夕方には全部咲いていた!
大輪で、赤いフリルがなんともゴージャスな花たち。

まだ咲いて3日たっただけなのに、2日続きで洗礼の雨 ☂☂☂
せっかくの花が重たそうに頭を垂れていた。
あーあ、明日は大丈夫かな?





苗木を植えて初めて花がついたのが、平成最後の4月下旬だった。
父の危篤の知らせで実家へ帰り、葬儀を済ませて疲れて戻って来ると、
蕾だった牡丹がパッと開いて、私たちを迎えてくれた。


あれから3年。
念願だったお墓が完成し、今日、やっと父の遺骨を納骨できた。

祖父母や叔父たちと一緒のお墓に入っていた母の遺骨も無事に移して、
なんと50年ぶりに、父の隣に並べて置かれた写真を見て感無量。

中1の4月、まだ38歳の若さでクモ膜下出血で亡くなった実の母。
翌年に父は今の母と再婚し、生まれた弟が家業を継いでくれている。

骨壺に名前があったか覚えてないので、ちゃんとわかるか心配したけど
弟が「あったよ お母さん」とLINEで写真を送ってくれた。
父のクセのある字で、戒名と名前と日付が書かれていた。





それにしても、立派なお墓でビックリした!!
お母さんったら、張り込んだな~
母の弟さんが実家のお墓を建て直し、すぐ隣りを紹介してくれたそうだ。
弟さんちのお墓に見劣りしないよう、つい無理して見栄を張ったって😁 

今どきは樹木葬だの、海へ散骨だの、お墓じまいをして納骨堂だのと
お墓離れの風潮だけど、こうして見ると、案外、お墓もいいものだ。

私たち3姉妹は弟と半分しか血が繋がってないけど仲良しだし、
母とは小さい時から、ぶつかりながらも頼りにして49年やってきた。
なによりずっと供養してくれて、高齢なのにお墓作りに奔走してくれた。
本当に感謝以外の何ものでもないよ・・

弟には奥さんと息子が3人いるし、これからも新しい歴史が続いていく。
マスクして黒縁メガネの弟が、若い頃のお父さんとそっくりで・・(*_*)
ホント、お父さんが自分で骨壺並べてるのかと思ったよ!

5月に皆で集まって、お坊さんにお経を読んでもらうつもりです。
コロナなんて言ってられない。今度こそ、絶対行くんだから😊 



コメント (8)
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