京都伏見にある齊藤酒造が誕生したのは、1895年(明治28年)のことです。
齊藤家の先祖は元禄の頃に泉州より当地へ移り、井筒屋伊兵衛として八代にわたって老舗を受け継ぎ呉服商を営みました。酒造業に転じたのは9代目で、当時の商標は柳正宗、大鷹などでしたが、9代目の戒名のひと文字目であった「勲」という字を取って『英勲』というブランドが誕生したのは、大正天皇の御大典を記念して明治天皇の崩御の服喪期間が過ぎた時に名付けられました。
その後昭和、平成とこのブランドを丁寧に育て、齊藤酒造では「淡麗優雅」を理想的なお酒の味だとして、お酒はあくまで料理を飾る「脇役」であるという考えでスッキリした日本酒を作られていることが、金賞14年連続受賞という成果に現れているのかもしれません。
英勲雪輪のピンバッジです。
「英勲 氷冷貯蔵 本醸造 300ml」のラベルデザインをベースにしたものです。
京都府産米「京の輝き」100%使用し、零度以下で貯蔵した、アルコール度数14度のすっきりと飲めて、穏やかな香りとキレの良さを楽しめるお酒です。
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