日本酒ピンバッジ倶楽部

2021年3月26日、関西に住む日本酒呑み仲間と「日本酒ピンバッジ倶楽部」を発足しました。

伊藤酒造「越の鷹」日本酒ピンバッジ倶楽部

2024-01-26 21:39:07 | 福井の酒

 伊藤酒造さんは、1894年(明治27年)創業で、福井藩の菩提寺「大安禅寺」、九頭龍川近くに蔵が建っていて、蔵元である伊藤康晴さんが自ら杜氏として酒造りに携わる事により、蔵元の思いを直に醸し出した日本酒の製造を行っています。純米吟醸に大変惹かれ、近年、自分の理想の純米吟醸に近づきつつあり、良い評価を頂けるようになってきたそうです。中でも「純米吟醸」を常に試行を重ね、「辛口 純米吟醸」「生酒 純米吟醸」などどれも個性的なシャープな純米吟醸、濃厚でフルーティーな純米吟醸が生まれています。

 

 伊藤酒造さんでは、出来上がった醪(もろみ)を酒粕と酒に分ける上槽(じょうそう)は、木舟で搾っています。醪を酒袋に詰めてこの槽に並べていくと醪自身の重さで酒だけが 搾られて、この木舟の下から流れ出て、最初に流れ出てくる「荒ばしり」は ほんのり酸味が残って、新酒独特の初々しい香りを漂わ せてくれます。圧搾機 に比べて手間と時間がかかりますが、木舟で搾ると雑味の少ない優しい味わいになります。

 

 また、小仕込み(総米200kg)を取り入れ、地元福井県産の農家でとれたお米でオリジナルの純米酒を造る事にも挑戦しております。福井の自然から生まれる酒米と水で、福井の気候をいかした酒造り、そのなかで醸し出される純米吟醸の香りと米の旨味を存分に引き出した日本酒造りを目指しています。

ピンバッジデザインは、伊藤酒造さんの主銘柄である「越の鷹」のロゴマークです。

「越の鷹」あらばしりのボトルについているラベルのマークです。

 

出典、参考文献・HP

伊藤酒造HP

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


千歳盛酒造「チトセザカリ」日本酒ピンバッジ倶楽部

2024-01-19 18:36:55 | 秋田の酒

 千歳盛の所在する秋田県鹿角市は青森県・岩手県・秋田県三県の県境に位置し、古墳が多く遺され、大湯環状列石は全国でも著名な縄文遺跡の1つです。北部には十和田湖、南部は八幡平や焼山がある山岳地帯となっていて、秋田県内でも蔵元がある土地では一番寒い場所なのです。

千歳盛酒造は1872年(明治5年)に創業しました。

 元々は地元で飲まれる濁酒などを造っておりましたが技術を磨き、昭和初期には上質な清酒を造りだす酒蔵へと至り全国清酒品評会で数多く入賞し、1938年(昭和13年)にはその栄誉を称え名誉賞を拝領しています。酒銘は創業者の初代田村茂助により、不老長寿の願いを込めて「千歳」と命名され、その後、1922年(大正11年)に世の繁栄と人々の更なる長寿を願い、「千歳盛」となりました。合名会社田村酒造店は戦時下の企業統合、戦後の混乱期を経てかづの銘酒株式会社と改名され、2019年に千歳盛酒造株式会社へと改名され現在に至っています。

ピンバッジ「チトセザカリ純米吟醸:絹色」ボトルタイプです。

チトセザカリ純米吟醸: 絹色

 フレッシュでフルーティな香りが長持ちするAKITA雪国酵母と秋田酒こまちを組み合わせ、中空糸膜濾過したうえで1回火入れで壜詰めしております。リンゴやメロンの様な吟醸香、柔らかでまろやかな味わいの日本酒です。


紫波酒造店「紫宙」ボトル 日本酒ピンバッジ倶楽部

2024-01-04 20:26:02 | 岩手の酒

 ボトルタイプピンバッジは、「紫宙 純米吟醸 銀河のしずく無濾過原酒 」です。

 岩手県初のブランド食用米として開発された「銀河のしずく」と岩手県の清酒酵母「ジョバンニの調べ」で醸した純米吟醸無濾過生原酒。

 紫宙(しそら)の持つ爽やかな酸味と旨みあふれるジューシーな味わいと、食米らしいふっくらとした味わい、透明感のある綺麗な酸味、銀河のしずくの持つ、艶やかで軽やかな味わいに仕上げられていおり、圧搾後、速やかに全量瓶詰め、瓶貯蔵しガス感あるフレッシュさが楽しめます♪


紫波酒造店「紫宙(しそら)」ロゴ 日本酒ピンバッジ倶楽部

2024-01-04 20:11:29 | 岩手の酒

「南部杜氏発祥の里」として知られる岩手県紫波町にある酒蔵「紫波酒造店」は、「廣田酒造店」として1903年創業し『廣喜』の銘柄を造り、愛飲されていました。

 南部杜氏初の女性である小野裕美杜氏は、「紫波に来てから感じることは、やはり水がおいしいこと、水が優しいから、ここで搾った新酒は硬くなく、フレッシュなところがあって、角々しいところがなくスッと入っていく口当たりが優しいお酒になる」と語っています。

 近年、は販売面での低迷などがあり、紫波町の酒蔵として地域に愛される蔵であり続けたいとの思いから、2022年(令和 4 年)に企業力のさらなる向上のため、個人事業主から法人となり「株式会社紫波酒造店」に社名を変更することとなりました。

 

ピンバッジは、新たに育ちつつある「紫宙」ブランドのピンバッジです。

 

 新ブランドの限定流通酒「紫宙(シソラ)」とは、私たちと取り巻く宇宙、天空を表す言葉で、紫波町から1文字をとり、新ブランドとして命名しました。

 その酔い心地はまるで天空を穏やかに漂うような、ゆったりとした気持ちにさせてくれます。