玉乃光酒造は、1673年(延宝元年)初代、中屋六左衛門が、和歌山市寄合町にて、紀州藩第二代藩主「徳川光貞」の時代に酒造免許を得て創業されました。
玉乃光の酒銘は、代々の 六左衛門が紀州熊野の速玉(はやたま)神社に帰依しており、主神たる「イザナギノミコト、イザナミノミコトの御魂が映える」との意味を込めて命名されたと 伝えられています。
昭和24年(1949年)玉乃光酒造株式会社は設立され、現社長の丸山 恒生氏は、2009年(平成21年)に社長就任し13代目となります。
戦災以後の昭和27年から40年代半にかけて、京都伏見に移転し、1964年(昭和39年)米100%の純米清酒を、業界に先駆けて独自に開発し、以後純米吟醸酒の品質向上に尽力し、今日に至ります。
目指したのは、飽きのこない酒で、食事を引き立てる定番のお酒です。
ただそれだけのために、米の品種はもちろん、田植えの仕方にまでこだわり、業界に先駆け、「純米酒」を復活させたのだそうです。
また、玉乃光の日本酒は、米と水と麹、そして時代に左右されずに、ただ良い酒をつくるという心意気だけで造られており、天然の酸味と甘味のバランスが取れ、香り高く飲み飽きしない日本酒を、目標としているとのことです。
出典、参考文献・HP
玉乃光酒造HP
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