日本酒ピンバッジ倶楽部

2021年3月26日、関西に住む日本酒呑み仲間と「日本酒ピンバッジ倶楽部」を発足しました。

日本酒ピンバッジ倶楽部 二年間の実績

2023-02-28 09:40:01 | 日本酒

早いもので2023年の2月が今日で終わります。

日本酒ピンバッジ倶楽部が発足したのは、2021年の3月なので、来月で2周年となります。

2周年を記念しての総会が1月に開催され、倶楽部の会員の方々が大好きな日本酒を酌み交わす素敵な集まりになりました。また、その場で日本酒ピンバッジの交換会も行われ、皆さんのコレクションも充実したようです。

今回は、2021年~2022年の二年間の間で、日本酒ピンバッジ倶楽部が応援してできあがった酒蔵さんのピンバッジを額装しました。23蔵33種類の日本酒ピンバッジです。

2025年の大阪万博で、世界中の人々に日本酒ピンバッジを通じて日本酒をPRすることが、当倶楽部の目標なので、あと二年間は頑張ろうと思う次第です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤嘉八郎酒造「十水」日本酒ピンバッジ倶楽部

2023-02-22 12:12:51 | 山形の酒

 ピンバッジデザインの「特別純米 十水」は、H22BY(平成22酒造年度)より取り組まれ、濃厚でコクがあり、しかも柔らかくキレのある味わいです。

 

 お酒の銘柄になっている「十水」とは、「米十石:水十石」の比率で、通常より米の割合が2〜3割ほど多い濃厚な醪を仕込む「十水仕込み」からきており、原料米は磨くほど米が多く吸水する為、醪の攪拌が困難になるので、加藤嘉八郎酒造さんでは、(醪発酵タンク「OSタンク」を自社開発したそうです。

 庄内地方は、鳥海山・出羽三山等に囲まれ、その伏流水と最上川など豊かな水に恵まれており、江戸時代から質・量ともに全国有数の米どころとして有名で、なかでも鶴岡市大山地区は、かつて天領(幕府直轄地)として江戸時代初期から本格的な酒造りが始まり、昔は数十軒の酒蔵が軒を連ね「東北の小灘」とも言われて、広島の西条、神戸の灘と共に酒どころとして並び称せられました。

 加藤嘉八郎酒造さんはこの大山の地に明治5年に創業し、この地を代表する酒として「大山」と命名されました。

 東北地方の多くの酒造家が「大山」に学んだと言われ1973年(昭和48年)「OSタンク」(0.2℃単位の精度で温度管理が可能)を自社開発、1978年(昭和53年)「KOS製麹機」(高品質で清潔・安定した吟醸タイプの麹造りが可能)も自社開発し、酒質を向上させる為に早くから機械化を進めてきたそうです。

 

 同蔵では、「酒は大山 愛の酒」という言葉をよく使っているそうです。発酵中の菌たちの「ため息・といき」に耳をすませて、人と酒、人と人の「調和」を醸しだすような酒造りを行っており、「調和」とはすなわち「愛」のことなのであり、「愛の酒」を造っているということだそうです。

 なんだか、親父が飲むには少し照れちゃいますね(笑)。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする