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なんとなく、すきなこと

映画「サンダーバード」(2004・米)を見てみた

2011-07-08 23:29:46 | エンターテインメント
ずっと前からサンダーバード好きな私だけど、デアゴスティーニでDVDコレクションが出たのをきっかけに、もう7年も前に公開されたアメリカ映画「サンダーバード」が見てみたくなりました。
で、いつも速攻の私、ヤフオクで探したら送料込みがワンコインで買えたので、早速見てみたよ。
ERのDrマーク・グリーンがブレインズをやるって情報は公開前からゲットしていて、「こりゃ見なきゃ」と思った記憶はあるんだけど、予告編を見たときに「わざわざ見るまでもなさそうだな」って思って以来、記憶のかなたに仕舞いこまれていた映画。

ネットで確認できる限り、相当酷評されています。
まあ、元が元だもん、ハードルは相当高いわな。

というわけで、しっかり覚悟を決めて臨みました。

結果、許容範囲。
それなりに楽しめたよ。

だってハリウッド映画、しかもリメイク作品だもん、(ある意味)期待するほうがどうかしてる。
オリジナルを踏襲したとして、オリジナルを超えるものが出来るわけがないんだし。
もしリスペクトしまくって映画化しようとしたら、完成を見ないような気もするんだよね。

というわけで、私的には「ああ、ここは許せる」とか「うっそー、止めてよぅ!」とかってツッコミ入れながら「やっぱ元祖に限るよな」ってことでオリジナルを見るために存在させたい、そういう意味では「アリ」だと思うわけです。
ていうか、そういう位置づけにしないと受け入れ難いという。
で、開き直ったらそれなりに、こき下ろす面ばかりでもないかなと。

ただ、やっぱ、トレーシー兄弟に関しては、せめて誰が誰だかが判り、それぞれのキャラを説明するに十分なシーンは入れて欲しかったなぁ。
だって、ここでの主役であるアランはともかく、見分けがつくのはジョンぐらい。
注意して見てたからスコットは「たぶんこいつ」程度に判別がついたけど、バージルとゴードンは見終わった時点でも「たぶん・・・こっち、かな」な感じでした。

さすがにそれはないよ、監督。

あと、ジョン好きとしては、もちょっとクールビューティなお兄さんが良かったなぁ。
確かにビリー・アイドル(コメンタリーでの監督談)だわ、あれじゃ。
大人の兄弟達の中では誰より目立っていたからちょっとだけ許せるけどね。

それから、「期待するほうがどうかしてる」と言いつつ、やっぱもちょっとバリバリの美人さんがよかったなぁ、ペネロープ。
目力も弱いし、気品と大人の色気が足りてません。

パーカーがかーなりポイント高かっただけに残念。

あのステキな2号もまるで巨大なカメムシだし。orz

ジェフ・トレーシー役のビル・パクストンはそれなりに頑張っていたとは思うけど、私の中のジェフを思うと、やっぱりステキなロマンスグレー(死語?)であって欲しかったし、そもそもお前は基地にいろ!って思うよね、みんな。
まあ、ただ、アランの活躍をストーリーの中心に持っていくには、ああやって5号に閉じ込めとくしかなかったんだろうけど。

つっても、やっぱムリがあるよなぁ、一家総出でのジョン救出。

とかとか、言い出しちゃうとついつい不満が出てくるのでここらで止めときます。
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