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なんとなく、すきなこと

「シンプルハングルダイアログ」

2010-02-18 18:06:01 | Korean
引き続き「しっかり身につく韓国語トレーニングブック」をやっています。
ハムニダ体の過去の敬語表現でかなり混乱しましたが、これは数をこなすしかないだろうと、とりあえず先へ進むことにして、現在第26課。
少しずつ知らない世界が開けてくる感じで楽しいです。

という一方で、会話表現の習得と文法学習がどうもバラバラでしっくりこないので、何か一冊欲しいなぁ・・・っていうのがこのところの欲求だったんですが、たまたま立ち寄った本屋さんで近頃気になっていた「3パターンで決める日常韓国語会話ネイティブ表現」をパラパラみていたら、たまたま傍にあった「シンプルハングルダイアログ」という本にピンとくるものがあったので、即購入しました。



15行ぐらいの会話文が74収録されているんですが、それぞれ一つのテーマで会話が展開されます。
会話表現を学びつつ、文法事項も学べるというお得感!

薬局での会話では、病気のときの会話を学びつつ、

「熱もあるし、咳も出ます」

とか

「喉も痛いし、頭も痛いです」

とか

「食欲も無く元気もありません」

とか

「この薬を飲んで休んでください」

とか

「お食事をして飲んでください」

などの並列や羅列の表現が学べます。
そして別のダイアログでは、

「ホスさん、何になさいますか?」

「コーヒーにします」

「私も鼻血にします」

「はは、コピ(鼻血)じゃなくてコピ(コーヒー)です」

そんな会話もあったり。
なんて楽しく実用的!

漢数詞のダイアログではひたすら電話番号が出てくるし、固有数詞のダイアログでは数えまくったり。

サイズも小ぶりで、左側に韓国語、右側には日本語訳とカタカナ読みが分かれて掲載されているという、シンプルながらも親切な設計。

ナレーションもいいんですよ。
男性の声が明るく温かな美声でとっても表情豊か。

女性の声は合成音っぽいし最初はデパートのアナウンスみたいに感情が無くて失敗・・・かと思いきや、途中からはなかなか良い芝居してくれます。
アガシの声はアガシだし、アジュンマ役ではちゃんとアジュンマな声です。

そしてこの本一冊は日本人の女性が韓国へ入国し、いろんな経験をして、最初のほうで自己紹介し合っていた男性と途中でタメ語になり、もう一人の登場人物(何故か名前がユ・ジテ)に告白されるも、恋を実らせ日本へ帰るというストーリーになっています。

最後は、

「さようなら」

「愛してる」

「私も」

ですよ。(* ̄▽ ̄*)

というわけで気に入りました。
ドラマのセリフをとにかく真似するっていう勉強方がかなり有効だって話は聞いていたし、やってみたいと思ってはいたんだけど、実際にはハングル字幕って滅多にないからなかなか実行は難しいんですよね。
パンマルばっかり出てくるドラマや、どの辺りが実際に使ってもOKな言葉遣いなのか判断しづらい時代劇とかだと素材として不安だし。
そういう意味でも、この教材はいいかも。

惜しむらくは、日本語部分のチェックがちょっと足りない感じ。
まあ、ほんとにちょっと足りないなぁっていうレベルなのでクェンチャナヨですが。


*追記:
文法についての説明はかなり簡略化されているので、詳しい解説が欲しい人には別に参考書等が必要です。

あと、最初は結構絶賛していた私ですが、女性の声がやっぱり好みじゃないのと、暗記して諳んじるには会話の内容がそんなに面白くありません。(汗)
リファレンス本として使うには、でも、結構よさ気なのでオススメはオススメだけど。
コメント (4)
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