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楽しもう☆

オヒア・レフア伝説

2007-08-23 09:19:23 | Hula, Hawaii, etc
今年の春にハワイ島に行ったときの写真を見てたら、
レフアの花の写真がでてきた。

そうだった。火山の女神ペレに会いに行き、溶岩を見に行って、
黒い溶岩からレフアの花が咲いていて、感動して撮ったのだった。

針のように細い真っ赤な花弁が印象的なオヒア・レフア。
ハワイ島の黒い溶岩大地に咲く姿は一際艶やかに映ります。

オヒアは溶岩が流れた後、不毛の大地に一番最初に生えてくるたくましい木です。
その木に咲く花がレフア。

で、今日は、
ハワイでも一番よく知られているオヒア・レフアの伝説を紹介します。


むかしむかしあるところに、オヒアという男がいました。
男には、レフアという、それは美しい恋人がいました。
二人は心から愛し合っていました。

ある日、オヒアがハワイ島の南東部にあるプナの森を散策しているところを
火山の女神ペレが見かけます。
大変ハンサムだったオヒアに一目惚れしてしまったペレは、
とても魅力的な若い女性に変身して
オヒアに自分の恋人になるよう迫ります。

ところがオヒアにはレフアという将来を誓った恋人が。
オヒアは丁重にペレの申し出をことわりました。
激しい嫉妬心を燃え上がらせたペレは、
すぐさまオヒアをプナの森に生える木に変えてしまい、
オヒアは恋人のところへ戻れなくなってしまいます。

いつまでたっても戻ってこない恋人を探し求め、
レフアは泣きながらプナの森をさまよいました。
レフアが泣く度には雨が降り続き、
プナの人々はいつまでも太陽の光を見ることができません。

この事態に何事かといぶかしんだ他の神々がレフアに事情を聞いたところ、
恋人が木に変えられてしまった事で悲しんでいるのだとわかります。

可哀想に思った他の神々はふたりが一緒にいられるようにと、
レフアを可憐な花に変えて木の上に置いてあげました。

その時から、この花を摘むとふたりが離ればなれになることを悲しみ、
涙の雨が降ると言い伝えられるようになりました。

今でもハワイアンは、むやみにレフアの花を手折るな、と子供たちに教えます。

「むやみにレフアを摘むと、オヒアと離ればなれになった彼女が泣いて、雨になる」
と信じられているのです。


なんか、こうゆう伝説ってとっても好きです。

オヒア・レフアの話は、悲しい恋の話だけれども、
とっても、ロマンチックで好き。

花を摘むときは、お祈りをして、許しを得てから摘むそうです。

なんか、そうゆう、自然の神々を大切にすることって
とってもステキだなーと思う。

NYにいると、あんまり、自然の神々の存在を忘れてしまいがちだけど、

どこにいても、それは大切なコトだよね。

日本にいたとき、フラのステージでビーチで踊るときとか、野外の時は、

いつも、踊る前に、ゆっくり深呼吸してから

感謝の気持ちを表して、太陽から、そして、海から
ステキなパワーがもらえるように、
心の中でお祈りをしてから踊ってたなーー。


まー。そんな訳で。

とっても、海に行きたくなってきました。

潮の香りを感じるだけで、わたしはとっても幸せな気分になれます。

ではでは。





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