今回第二回目、テーマは里山の自然。
最近あちらこちらで街中に猿が出没したり、鹿の食害が
あったりと自然との折り合いや動物との住み分けなどの
問題が取りざたされるようになってきた。
そんな背景に里山が大いに絡んでくるようです。
1960年代に燃料の変化(化石燃料に移行)し俗に言う薪を
使わなくなって、自然里山を含む山の管理手入れがされなく
なってきた。いわば放置されてきた山や里、動物と人間の
住む緩衝ゾーンの役目をしてきた里山の機能が、失われて
きたようだ。
今回は、そのような状況の中、地元の里山の姿を認識し
里山の管理の時代に入ったことや、生活者からボランティアへ
移り、植林地の実態をこの地元を例にとって詳しく聞いた。
松群落の位置づけや松群落の成立前はどんな植物が生え
ていたのか、その植生の遷移について興味深く聞くことができた。
なんせ自然は数百年単位でしか変化しないので人間による
破壊は大きな痛手となることを痛感した。今回習った地元の
山を実際に歩いてみようと思う。