「好きだ」
気付くと私はすっぽり、かずにぃの腕の中にいた。
私が小学1年生の時、かずにぃと一緒に近くの神社のお祭に行ったことがあった。
その時、私は不覚にも迷子になってしまって、泣きじゃくりながら、かずにぃを探し回ったっけ。
ようやく、お互いを見つけることが出来た時、やっぱりこうやってかずにぃは泣き止まない私を抱きしめてくれたんだ。
凄く嬉しかった。
凄く安心した。
でも、でも、でも……。
高くなった背。
大きくなった手。
逞しくなった腕。
その全てがあの少年の頃のかずにぃとは違う。
私だって子供だったあの頃とは違う。
……そ、それにどうしよう。
今頃、気付いたよぉ(≧△≦)
わ、私の胸、かずにぃのカラダに、あ、当たってる!当たってるよね!!
ど、どうしよう!
どうしよう!
どうしよう!!
恥ずかしくて死んじゃうよ。
胸の膨らみが薄いワンピースを通して、きっとかずにぃに伝わってるよ。
それに、この胸の奥にある早鐘のように打つ心臓の音も伝わってしまう……。
なんとか手を二人の間に滑り込ませたくて身を捩っていると、再び、かずにぃと目が合った。
かずにぃの左手が不意に私の頬に掛かる髪を優しく掻き分けた。
「……好きだ」
かずにぃは微かに呟くと、唇を重ねてきたんだ。
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気付くと私はすっぽり、かずにぃの腕の中にいた。
私が小学1年生の時、かずにぃと一緒に近くの神社のお祭に行ったことがあった。
その時、私は不覚にも迷子になってしまって、泣きじゃくりながら、かずにぃを探し回ったっけ。
ようやく、お互いを見つけることが出来た時、やっぱりこうやってかずにぃは泣き止まない私を抱きしめてくれたんだ。
凄く嬉しかった。
凄く安心した。
でも、でも、でも……。
高くなった背。
大きくなった手。
逞しくなった腕。
その全てがあの少年の頃のかずにぃとは違う。
私だって子供だったあの頃とは違う。
……そ、それにどうしよう。
今頃、気付いたよぉ(≧△≦)
わ、私の胸、かずにぃのカラダに、あ、当たってる!当たってるよね!!
ど、どうしよう!
どうしよう!
どうしよう!!
恥ずかしくて死んじゃうよ。
胸の膨らみが薄いワンピースを通して、きっとかずにぃに伝わってるよ。
それに、この胸の奥にある早鐘のように打つ心臓の音も伝わってしまう……。
なんとか手を二人の間に滑り込ませたくて身を捩っていると、再び、かずにぃと目が合った。
かずにぃの左手が不意に私の頬に掛かる髪を優しく掻き分けた。
「……好きだ」
かずにぃは微かに呟くと、唇を重ねてきたんだ。
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