新聞配達のバイクの音で、私ははっと目を覚ました。
私の横では、静かな寝息を立ててかずにぃが眠っていた。
改めて、何も着ていないことに気付いて慌ててベッドの横に落ちている服を掻き集めた。
下腹部に鈍い痛みが走り、一瞬何が起こったのか理解するまでに時間が掛かった。
私は自分の体に起きた変化に動揺していた。
以前とは明らかに違う痛み・・・。
そして、私の体の中にはかずにぃの生々しいまでの感触が刻まれ、彼自身がまだ私の中にいるような錯覚さえ起こしていた。
「おはよう・・・」
不意にかずにぃは私の腕を背後から引っ張ると、その胸に抱き寄せた。
「お、起きてたの・・・!?」
「今起きた」
かずにぃは、私の髪を撫でながらキスした。
「生まれて初めてだよ」
「え?何が??」
「こんなに幸せなのは・・・」
私は、昨日の夜を思い出して、恥ずかしくて顔が真っ赤になって行くのが分かった。
かずにぃは、そんな私の顔を見て、笑いをかみ殺しながら、とても満ち足りた微笑を浮かべると、
「可愛かったよ」と、もう一度、抱き寄せた。
「・・・ダメだ」
「え?!何が??」
「また、抱きたくなってきた」
かずにぃは上体を起こすと、小学生の頃のようなあどけない笑顔で私の瞳を覗き込んだ。
「・・・ダメ?」
「・・・ダメ!」
「・・・したいな」
「・・・絶対、ダメ!」
「・・・良くなかった?」
「・・・そんなこと、聞かないで・・・」
そう答えると同時に唇は塞がれ、再びかずにぃは体を重ねてきた。
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私の横では、静かな寝息を立ててかずにぃが眠っていた。
改めて、何も着ていないことに気付いて慌ててベッドの横に落ちている服を掻き集めた。
下腹部に鈍い痛みが走り、一瞬何が起こったのか理解するまでに時間が掛かった。
私は自分の体に起きた変化に動揺していた。
以前とは明らかに違う痛み・・・。
そして、私の体の中にはかずにぃの生々しいまでの感触が刻まれ、彼自身がまだ私の中にいるような錯覚さえ起こしていた。
「おはよう・・・」
不意にかずにぃは私の腕を背後から引っ張ると、その胸に抱き寄せた。
「お、起きてたの・・・!?」
「今起きた」
かずにぃは、私の髪を撫でながらキスした。
「生まれて初めてだよ」
「え?何が??」
「こんなに幸せなのは・・・」
私は、昨日の夜を思い出して、恥ずかしくて顔が真っ赤になって行くのが分かった。
かずにぃは、そんな私の顔を見て、笑いをかみ殺しながら、とても満ち足りた微笑を浮かべると、
「可愛かったよ」と、もう一度、抱き寄せた。
「・・・ダメだ」
「え?!何が??」
「また、抱きたくなってきた」
かずにぃは上体を起こすと、小学生の頃のようなあどけない笑顔で私の瞳を覗き込んだ。
「・・・ダメ?」
「・・・ダメ!」
「・・・したいな」
「・・・絶対、ダメ!」
「・・・良くなかった?」
「・・・そんなこと、聞かないで・・・」
そう答えると同時に唇は塞がれ、再びかずにぃは体を重ねてきた。
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