かずにぃのTシャツからはほのかに汗と煙草の匂いがした。
……ドキドキした。
同時に恐怖と動揺に身が竦んだ。
これから私、どうなるんだろう・・・
どうしたらいいんだろ・・・
「……しよ?どうしてもいやだったら、言えよ。止めるから」
かずにぃは耳元で囁いて、身を竦めている私をひょいと抱えてベッドまで運んだ。
ベッドが小さな軋みを立てて私達を迎え入れた。
いやっ!
そんな言葉も発せないまま、すぐさま、かずにぃの唇が塞いでしまっていた。
ずるいよ。
これじゃ。いやって言えないよ!
かずにぃの手が耳から首筋へと、何度も優しく撫でていく。
更に身体を這うように服の上から胸元と乳首を優しく円を描くように撫でていく。
ゾクンとした感覚が頭のてっぺんから広がり、体を捩った。
気持ちいいと一瞬思えてしまった自分が恥ずかしい。
かずにぃの両手は執拗に胸を撫で、その膨らみを確かめているようだった。
「ここ、舐めてもいい?」
胸の頂を唇で弄るかずにぃの言葉に反応して、子宮がぎゅっと縮まる感触を生まれて初めて知った。
でも、次の瞬間、自分が変わってしまうような、もう二度と戻れないような恐怖に身体が震えた。
恐い……
そう思って身を捩じらせ逃げようとしても、かずにぃは容赦なく私を彼自身の身体の重みで動けなくしていった。
「も……。やっ……」
途切れ途切れに唇から声にならない声が出て来て、それがよりかずにぃの行動を煽ってしまっているようだった。
呼吸が震え、乱れる。
「好きだよ。ハル・・・ナ」
優しく胸を愛撫していた片手を背中に這わせ、今度はキャミワンピのジッパーを降ろそうとしていた。
だめ!
そう叫びたいのに、かずにぃは更に私の唇を割って舌を入れてきた。
「んー!ん……」
頭を動かして逃げようとする私の頭を押さえて、かずにぃはジッパーを一気に降ろしてしまった。
ブラの紐とワンピースの紐を同時に肩から滑らせると、服を瞬く間に脱がせ、胸が露わになってしまった。
かずにぃは、まじまじと私の胸を見つめると、彼の震える手をそぉっと両胸にあてがった。じっとあてがわれていた手は、やがて両胸を愛撫し始めた。
「あ!……っん」
自分自身の声に驚いて、頭に血が上ってくらくらした。
「感じて、ハルナ。そしてオレを受け入れて……」
かずにぃはようやくキスをしていた唇を離して、胸に唇を移動し始めた。
「はっ……」
気持ちいい。
恥ずかしい。
逃げたい。
恐い……。
やがて胸先にかずにぃの唇の温もりを感じ、体が弓なりに揺れた。
「い……やっ!!止めて!!」
私は声を限りに叫んだ。
あ。
声が……。
これで、きっとかずにぃも「もう、やめよう。やっぱり、もういいよ」って止めてくれる。
安堵に身体の力が抜けた。
だけど、その期待は直ぐに裏切られた。
かずにぃは上半身を起こすと、貪るように唇を重ねた。
「ごめん、ハルナ……。もう、止められない。……抱きたい。お前、壊しちゃうかもしれないけど、したい。」
かずにぃの肩から腕から顔から汗が流れ落ち、私の胸元へと流れ落ちてきた。
もう、頭の中、ぐちゃぐちゃだ。
私、ずっと考えてた。
私はかずにぃが好きなのか、そうじゃないのか。
でも、今は、頭が真っ白だ。
頭の後ろがガンガンと鳴って何も考えられない。
私はもしかしたらかずにぃのことが好きなのかもしれない。
だって、嫌じゃない。
嫌だけど、嫌じゃない。
決して嫌いじゃない。
それで、いいのかもしれない。
「はぁ。はぁっ……」
呼吸が荒くなり、震える私の胸に再びかずにぃは唇を這わせた。
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……ドキドキした。
同時に恐怖と動揺に身が竦んだ。
これから私、どうなるんだろう・・・
どうしたらいいんだろ・・・
「……しよ?どうしてもいやだったら、言えよ。止めるから」
かずにぃは耳元で囁いて、身を竦めている私をひょいと抱えてベッドまで運んだ。
ベッドが小さな軋みを立てて私達を迎え入れた。
いやっ!
そんな言葉も発せないまま、すぐさま、かずにぃの唇が塞いでしまっていた。
ずるいよ。
これじゃ。いやって言えないよ!
かずにぃの手が耳から首筋へと、何度も優しく撫でていく。
更に身体を這うように服の上から胸元と乳首を優しく円を描くように撫でていく。
ゾクンとした感覚が頭のてっぺんから広がり、体を捩った。
気持ちいいと一瞬思えてしまった自分が恥ずかしい。
かずにぃの両手は執拗に胸を撫で、その膨らみを確かめているようだった。
「ここ、舐めてもいい?」
胸の頂を唇で弄るかずにぃの言葉に反応して、子宮がぎゅっと縮まる感触を生まれて初めて知った。
でも、次の瞬間、自分が変わってしまうような、もう二度と戻れないような恐怖に身体が震えた。
恐い……
そう思って身を捩じらせ逃げようとしても、かずにぃは容赦なく私を彼自身の身体の重みで動けなくしていった。
「も……。やっ……」
途切れ途切れに唇から声にならない声が出て来て、それがよりかずにぃの行動を煽ってしまっているようだった。
呼吸が震え、乱れる。
「好きだよ。ハル・・・ナ」
優しく胸を愛撫していた片手を背中に這わせ、今度はキャミワンピのジッパーを降ろそうとしていた。
だめ!
そう叫びたいのに、かずにぃは更に私の唇を割って舌を入れてきた。
「んー!ん……」
頭を動かして逃げようとする私の頭を押さえて、かずにぃはジッパーを一気に降ろしてしまった。
ブラの紐とワンピースの紐を同時に肩から滑らせると、服を瞬く間に脱がせ、胸が露わになってしまった。
かずにぃは、まじまじと私の胸を見つめると、彼の震える手をそぉっと両胸にあてがった。じっとあてがわれていた手は、やがて両胸を愛撫し始めた。
「あ!……っん」
自分自身の声に驚いて、頭に血が上ってくらくらした。
「感じて、ハルナ。そしてオレを受け入れて……」
かずにぃはようやくキスをしていた唇を離して、胸に唇を移動し始めた。
「はっ……」
気持ちいい。
恥ずかしい。
逃げたい。
恐い……。
やがて胸先にかずにぃの唇の温もりを感じ、体が弓なりに揺れた。
「い……やっ!!止めて!!」
私は声を限りに叫んだ。
あ。
声が……。
これで、きっとかずにぃも「もう、やめよう。やっぱり、もういいよ」って止めてくれる。
安堵に身体の力が抜けた。
だけど、その期待は直ぐに裏切られた。
かずにぃは上半身を起こすと、貪るように唇を重ねた。
「ごめん、ハルナ……。もう、止められない。……抱きたい。お前、壊しちゃうかもしれないけど、したい。」
かずにぃの肩から腕から顔から汗が流れ落ち、私の胸元へと流れ落ちてきた。
もう、頭の中、ぐちゃぐちゃだ。
私、ずっと考えてた。
私はかずにぃが好きなのか、そうじゃないのか。
でも、今は、頭が真っ白だ。
頭の後ろがガンガンと鳴って何も考えられない。
私はもしかしたらかずにぃのことが好きなのかもしれない。
だって、嫌じゃない。
嫌だけど、嫌じゃない。
決して嫌いじゃない。
それで、いいのかもしれない。
「はぁ。はぁっ……」
呼吸が荒くなり、震える私の胸に再びかずにぃは唇を這わせた。
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