こう暑いと なんでも暑さのせいにできる。
たとえば 物忘れ、言い損ね、聞き損ね。
それによって 私と夫がどちらが被害を受けているか・・
比べる必要もないのだが
ここに 書いてしまうということは
みなさん充分予測できるでしょうが
私が被害者・・・かな。
単なる おふろ掃除の話。
家が幸か不幸か同じ敷地内の隣り合わせの2軒を夫婦でそれぞれに
住んでいる訳であります。
当然 トイレも2つ。お風呂も二つ。
その掃除は まあ なんと言いましょうか 夫がするはずもなく。
夫が使う新宅のお風呂をうっかり掃除を忘れていたら
タイルの目地はカビの住処。
カビハイターを噴射。 こすって 汗まみれで掃除。
なんとかきれいに出来たが まだ頑固なカビ染みがあったりする。
タイル目地用強力ジェルタイプのを買ってきた。
ついでに尿石取りのも。
どういうわけかそれを目にした夫。
ふ~んと言うものだから
「新宅のお風呂掃除したけど、まだ カビしみがとれないのよね
続き頼める?」
主人は 思ったよりすんなり承知してくれた。
そして 尿石取りジェルを手に取った。(目撃していてよかった)
ちがうってば カビ取りのを持っていってよ。
そして 私は仕事に突入。
夕飯時、
夫が「あれって カビじゃなくて 錆びの汚れ だったみたい。なかなかとれない」
「え? 錆びの汚れ ってあったかいな
もしかしたら あったかも。 どっちにしても掃除してくれたならいいわ」と
思いつつ、
夕飯後、歯磨きのために 母屋のお風呂場に入った。
あら 塩素臭い。
そうなんです。夫は母屋のお風呂のタイル目地を洗っていたようで。
なんとかこまめに掃除している私が使う母屋のお風呂は
目だったカビはない。
そう ヘアピンをうっかり放置してできた 錆び跡があったのは知っていたが
隅っこなので放置していた。
昼間、夫はそこに カビ取りジェルをつけて 放置していたようだ。
夕飯時にまだ こすり落としていなかった。
ええっ? 孫たちも手洗いで利用する母屋の風呂場に
塩素系を放置?
私が頼んだのは新宅の風呂なのに。
私は出来る限り 平静に
新宅のお風呂を頼んだのに。
それに 新宅のお風呂、相当私はきれいにしたの
気がつかなかった?
で 入ったところの右側がすこし目地が黒かったでしょ?
そこなの。お願いしたのは。
お風呂の掃除と言えば
なぜか なぜか 私が使っている母屋と思い込んだようだ。
それなら 夫が使っている新宅のお風呂は掃除がいらないくらい
普段からきれいなんか?
突っ込みたいが我慢。
錆び跡と聞いた時点で はは~ん 母屋を洗ったのだなと
私は暑さのせいで気付かなかった。
もう よいわ
母屋のお風呂はきれいになったようだ。
端のほうだったので カビ取りジェルを孫も踏んでいないようだ。
そして 夕飯後 またレッスンに戻った。
夫は後で新宅のお風呂も掃除したみたい。
一応 私が気にしなければ めでたしめでたし
で
終わるはずだった。
その夜は 私は 夫が錆び跡を落とした母屋のお風呂で
さらっと 浴槽なかでシャワーだけで済ませた。
翌朝 掃除をしようと
風呂椅子をのけた。
夫は スチールウールで 錆び跡をこすって
そのスチールウールを そのまま放置。
そして 風呂椅子の下には 錆びたスチールウールと錆び跡が・・・。
また それを掃除した私でありました。
余談ですが タイルの話。
2011年に 母が生存中
年寄りにも安心なお風呂にと
なんとそれまで 石油ボイラーと薪で共用で沸かしていたのを
エコキュートに変更。浴槽も広く浅く。
手すりも方々につけて
タイルもヒヤッと感じないタイルに
リフォーム業者の勧めるがままに使った。
そのタイル、ヒヤッとしない代わりに
表面がなんとたとえたらいいのか
目の細かいフエルトみたいに ざらついているタイル。
これがまた 汚れをためやすく
掃除がし難い。
同時にトイレも手すりだらけの洋式にリフォーム。
車椅子で便器の直前まで父を連れて行けることばかりを考えて
リフォームした。
タイルのことまで考えなかった。
お風呂と同じタイルなので
拭き掃除をする雑巾がひっかかる。
今となっては、トイレマットを敷き詰めてそれを洗うなら
そんなタイルにしなければよかったと
後悔しております。