５月２８日（木） 再び信州へ （３）

　”ミソサザイ”（５／２５）二週続きの信州旅最終回です。

　諏訪からの帰路は、八ヶ岳の北側の麦草峠を越え八千穂高原を通る道を選んだ。
車の窓を開けて心地よい風を入れながら、鳥の声がすれば立ち止まる。のんびり旅だ。

　時間が許せば、群馬県上野村から秩父そして自宅へ。
これすべて自宅のそばを通る国道２９９号線だ。ちょっと変な気分。

山桜と唐松の若芽

　麦草峠まであと５Ｋｍ位だ。峠の標高が２１２７ｍだからこの辺りで１９００ｍはありそうだ。

　季節のタイムカプセルを見るようだ。

白駒池への原生林

　麦草峠を越えるとすぐに駐車場があり、白駒池へ続く原生林がある。
上着を一枚羽織った。林に入ったとたん冷気に包まれる。

まだ雪がある

　遊歩道にも踏みつけられて土色になった雪があった。

切り株

　原生林であっても通路周辺は管理されている。
暗い原生林で切り株の放つ光に驚いた。苦労知らずに育った木とわけが違う。
そう言いたげな年輪の詰まりかたである。

八千穂高原自然園へ

　麦草峠から、スキー場を過ぎ標高を大分下げた。
自然園に入ることにした。

もみじの滝

　自然園の散策路。もみじ橋からもみじの滝。

もみじ橋から

　橋の上から上流の滝を撮り、振り返って下流を撮る。
渓谷が陰にならずに順光にさらされているのは貴重な時間だ撮ってやらねば。

クリンソウ

八千穂高原の白樺

　八千穂高原の白樺は撮りだすときりがない。
八ヶ岳の表と裏を通るだけで日が暮れてきてしまった。
　上野村を通って帰るなんてとんでもない。佐久ＩＣから自宅へ。

　二週続きの信州旅。これで終わりです。明日からは普通のオジンに戻ります。