５月５日（火） 旧東海道 品川宿 （１）

　写真クラブの仲間から、北品川に旧東海道の面影をたずねる撮影に行かないかと誘いを受けた。

　初めての場所である。私一人だったら行こうと思いつくこともなかったろう。二つ返事で出かけた。

　京浜急行の新馬場駅にて下車。
途中から雨に見舞われたが歩き疲れるには十分なだけ撮りましたので三回に分けてアップします。

　商店街から一歩入ったらこの井戸。現役です。

経木屋の主

　道に面した仕事場が透明なガラス戸越しに見えている。
先輩がすかさず入って行き撮影のお願いをする。

　今は経木の箱に入って木の香ごと味わうことは少なくなった。
こうして作っているところを見ると大量に作ることは大変なことと思う。

　もう５０年からこの仕事をしているという。温和に話しをする人でした。

天台宗・養願寺

　住宅とお寺の敷居が低い。文字どおり敷居もなければ段差もない。
お隣さんがお寺さんだ。

老舗履物屋の 大女将

　名の知れた老舗の履物屋さんだそうです。
撮影のお願いをして撮り始めてから少しして一番左端に居た大女将に気がつきました。

　きちっとした身づくろいに貫禄を感じ、撮る方も姿勢が伸びます。

あなたの顔した人形作ります

　道に立てかけた看板にチョークでそう書いてあった。
店の横に回ったら窓にこの人形。

　ユニークな宣伝。この店ならやってくれそう。ちょっと楽しい気分に。　

商店街の雑貨店

　この商店街が、旧東海道の街道筋。
５月５日の祝日というのに実に静かだ。無論散策の観光客はいるが、混雑は全くない。

　このシリーズ、こんなペースであと２回続きます。