１２月１９日（水） 信州紀行（２）

"諏訪湖畔”諏訪市　　昨日に続き、信州紀行（２）です

　諏訪ＩＣを降りたのが午前九時半頃。前の晩に降ったのか畑には三センチ位の雪が積もっている。

　晴れているが盆地の周囲の山は上の方は雲に覆われている。雲の中では雪が降っているようだ。

　湖畔を吹く風は身を切るように冷たい。

諏訪湖畔 諏訪市

　遊覧船のみ営業中。
　沖合いにワカサギ釣りのドーム船が見える。あの中は人が居るだろうが。さすがに釣りボートは出ていない。

塩嶺峠 国道２０号

　塩尻峠は、諏訪盆地から松本の平に抜けるには必ず通らなければならない交通の要所であり雪の日は難所でもある。高速を降りたがためにここを通る。

　峠付近は公園になっていて、諏訪盆地を一望できるビューポイントであるばかりか、野外活動体験施設などあり、野鳥観察では知られた公園である。

　私たちはシャーベット状のビチャビチャ国道からためらいなく、公園内にハンドルを切った。

　とたんに周囲は足元から真っ白。一瞬ヤバイかと思ったが道には一筋だけ車の轍がついている。これが無ければ私も引いていたが行け行けとなった。

御野立公園展望台からの諏訪盆地

　明治天皇が行幸の折、この地に立ち寄ったということからここは御野立公園と呼ばれている。

　展望台に登ってみる。階段には雪が今日はまだ誰も登っていない。当たりまえのことだが。

　湖畔は晴れていたのにここからは諏訪湖がかすかに見えるだけ。

展望台から

　松に雪となると墨絵を連想します。

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