お気に入りを撮る

おままごとの鏡台がきれいに小物で飾られていたので、「撮ってみたら？」とカメラを渡してみました。

私のイメージでは、縦位置で鏡台全体を撮るものでしたが、実際は、飾ったところのアップの写真でした。撮影は小学生。

注目したところだけを撮るということは、写真を撮りなれないときにおきる現象です。たとえば知人を観光ポイントで撮ろうとしたとき、周囲の知らない人の後姿が写ったり、じゃまなものが後ろに一緒に写っていたりと・・・。

写真を撮りなれてくると、撮りたいものから不要なものを除去する気配りが身についてくるようです。ちょっと立ち位置を変えただけで写真の出来上がりが変わります。是非、写真を撮るときは、撮りたいもののほかに周りに目をやっていろいろな撮り方を試してみてください。わたしは、この姫鏡台の全体写真があったらとちょっと後悔しました・・・。

＜撮影：デジタル一眼レフカメラ＞
[2010年2月 お気に入りを撮る]