東京駅大改修・・・・その資金はどこから？

大正時代の姿に復元された東京駅。

関東大震災にも耐えた耐震性すぐれる東京駅も、東京大空襲の戦火には耐えられず、ドームや三階部分を焼失してしまいました。
戦後の復興では、資材が足りず焼けた三階部分は復元をあきらめ、戦後の東京駅は二階建てでした。ドームも角ばった形になってしまいました。

今回の大改修で、丸みを帯びたドームは復元され、焼失した三階部分も復元されました。丸の内北口のドームには、見上げて写真を撮る人の黒だかりがありました。

友人が、初代東京駅の姿が好きで、建築図面のマニアでもあったのでしょうか、古本屋でみつけた東京駅の図面の載った本を大事にしていました。今回の復元がはさぞうれしい出来事だったでしょう。

改修にかかった費用は５００億円といわれています・・・・。それはどこから・・・・？

実は、東京駅の上空の権利をうったとのことです。素人にはよくわかりませんが、ここには建築法で９階建くらいの建物のが建つそうですが、その空間を３階までしか使わなかったとのことで、その権利を周辺のビルに売ったのです。

＜撮影：デジタル一眼レフカメラ＞
[2012年10月 東京駅丸の内北ドーム]