夜の校舎～東北地方太平洋沖地震の夜

いつもは真っ暗に静まり返っているか、電気がついていても１階のごく一部だったのですが、この日は最上階も電気がついていました。

東北地方太平洋沖地震の夜、横浜市内の鉄道は全て止まりました。人も職場や駅、大規模施設に泊まりました。幹線道路はのきなみ渋滞、一部停電も起きて信号が消えてしまったため、さらに渋滞に拍車をかけました。

職場でも帰宅難民が泊まる事態となりました。幸い私は車通勤だったので問題無く自宅に戻ることができましたが、渋滞に巻き込まれないようにと、幹線道路を避けて裏道で自宅に戻りました。まさしく、あみだくじの横棒だけを伝って帰ったようでした・・・。

帰宅の道は、道路を挟んで片方だけ電気がついていたり、該当が全て消えて信号まで消えていたりしました。信号の消えた交差点では、手旗信号状態で光装備もつけない人たちが交通整理にあたっていました。右折しいたところ、突然交通整理の人がヘッドライトに照らされて目の前に浮かび上がったのでヒヤリとしました。暗闇を走っていると、突然道路に水があふれていて、噴水状態に水を蹴散らしてしまったりもしました。無事帰れたのが不思議なくらいの１日でした。

＜撮影：デジタル一眼レフカメラ＞
[2011年3月 東北地方太平洋沖地震の日の不気味な光]