デジタル一眼レフカメラを試す

ひょんなことからデジタル一眼カメラを譲り受け、いままでマニュアルすら見ずにコンパクトデジタルカメラのように使用していました。

ある日、いつものようにカメラの電源を入れると、ヘルプ画面のような説明が表示され、撮影シーンを選ばなければ撮影できなくなりました。ここで初めて撮影シーンごとのカメラ設定がプログラムされていることに気づきました。（お粗末！な自分）現在使用しているアナログ一眼レフカメラと比べると、撮影シーンは倍くらいありました。

それでは、と思い、シャッタースピードを変えて撮影をしてみました。水の流れを表現するときに使う手法です。掲載した写真左側が普通のモードで撮ったもの、右側がシャッタースピードを変えたものです。左が1/50秒の露出時間、右側が1/4秒の露出時間で撮影しました。

デジタルカメラだと、撮った結果をすぐ見て確かめることが出来るのと、撮った画像ファイルにExif情報があるため、撮影時の細かな情報を得ることが出来ます。これまで、アナログカメラでは、撮った写真には撮影時のカメラの設定が記録されないので、手書きでした。

プロなら、プリントを見て設定がわかりますが、私のような素人ではわからず、かといって記録するのも面倒で、撮影会のときはアナログ撮影と同時にコンパクトデジタルカメラで同じ場所を撮って撮影時間を記録した程度でした。
つくづくデジタルって便利・・・と思いました。

しかし、アナログカメラを長年使われたご年配のかたがたは、パソコンと疎遠なので、パソコンでの後処理がなじめず、デジタルに切り替えられない方が多いようです。街の写真屋さんは、その壁をとりはらうべき、メモリーを持っていくだけでよい「お店プリント」を充実させています。

本格的に写真を整理する方のために、プリントと同時にExif情報を添付するようなサービスがあればよいのではないかと思いました（すでにある？）。

※Exif情報については、過去のブログをご覧ください。このページの検索欄に「Exif」を入力し、「このブログ内で」の選択のまま[検索]ボタンを押してください。このブログが表示された下に２日にわたって説明されたものが表示されます。

＜撮影：デジタル一眼レフカメラ＞
[2008年10月 デジタル一眼レフカメラを試して]